ポイントは優先順位を決めること! 予算内で理想の家を実現しよう

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将来のマイホームついて考えると、夢は膨らむばかりですよね。しかし「どのようなことから始め」「何を考えればよいのか」といった具体的なスタートラインが見えず、立ち往生している方はいませんか?

また、住まいの購入は一生に一度の大きな買い物です。そのため、「絶対に失敗したくない」と誰しもが思いますよね。何の準備もなく話を進めてしまうと、「理想とは程遠い住まいになってしまって、後悔している」ということにもなりかねません。

マイホーム購入のスタートを円滑に進め、尚且つ限られた条件下で理想を実現させるためには、優先順位を決めつつ、いくつか考えなければならないことがあるのです。

今回の記事では、住宅の購入を検討されている方に向けて、押さえておきたいポイントを紹介していきます。

何を優先すべきかよく考えて、後悔のない理想の家を手にいれましょう!


目次

 見学会へ足を運ぶ前に考えておくべき6つのこと

 【ポイント①】まずは家族で優先順位を決めておこう

 【ポイント②】住む場所はどんなところがよい?

 【ポイント③】最も重要? 大まかな予算を決めよう

 【ポイント④】家族の将来は? ライフプランを考えてみよう

 【ポイント⑤】新築? 中古? 理想を叶えてくれる家は様々!

 【ポイント⑥】サポートしてくれるパートナーを決めよう!

  間取りづくりのルールを理解して理想を実現させよう

 「自由な間取り」というキャッチフレーズは嘘!?

 どのくらいの広さ・部屋数にするのか

 日当たり・風通し、家事動線についても考えてみよう

 水回りはできるだけまとめて配置する

 意外と重要!? 収納スペースも忘れずに

 購入後にかかる費用があることも覚えておこう
 まとめ|理想をすべて叶えるのは難しい?予算を考えて、住みやすい家を実現しよう

 

見学会へ足を運ぶ前に考えておくべき6つのこと

住宅展示場やモデルルームは、工法や構造、仕上がりなどを実際に確認できるため、将来の住まいをイメージするには最適の場です。しかし、ただぼんやりと見学し夢を膨らませてばかりでは、なかなかスタートを切ることができません。

理想の家を実現させるには、具体的にどんなことから考えればよいのでしょうか?

【ポイント①】まずは家族で優先順位を決めておこう

マイホームに対する理想を全て叶えることは難しいですが、後悔を少しでも減らすには家族の希望条件をまとめ、優先順位を決めておくことが重要です。

「玄関を広くしたい」「リビングは南向きがよい」「書斎がほしい」「利便性を重視したい」「現住所の近くに住みたい」「近所に大きな公園がほしい」など、さまざまな意見が出てくると思います。
住まいに対する要求は、大まかに言うと「間取り・設備」と「立地・環境」の2つに分類できます。

間取りや設備については、後で変更することもできますし、工夫次第で対処できる場合もあるでしょう。しかし、立地や環境については、住んでから変えることはできませんよね。
努力では対処できない事柄も多いので、まずは住まいのロケーションについて家族で検討を重ねてみましょう。

【ポイント②】住む場所はどんなところがよい?

住む場所を決める際は、利便性と安全性を検討することが大切です。
通勤・通学は毎日のことです。家計の負担や移動時間のことを考えると、交通の便がよいほうが何かと都合がよいですよね。しかし、交通量が多いと騒音や排気ガスが気になるので、交通施設から適度な距離感を保つことも忘れずに覚えておきましょう。

さらに、病院や銀行、交番といった公共施設のほか、スーパー・コンビニ・100円ショップ・ドラッグストアなどの商業施設も近くにあると便利ですよね。このような店舗が並ぶ商店街があると、夜遅くても人通りが多いですし街灯も明るいので、治安の面でも安心して生活できるでしょう。

また、大切な家族やマイホームを守るために、地震や津波、台風、豪雨、がけ崩れといった自然災害の記録は、きちんと目を通しておきたいところです。ハザードマップや過去の地図を確認したり、実際に現地を訪れて近隣に災害の痕跡がないか調べたりしておきましょう。

  世帯別で変わる! 自分にピッタリの住む場所の決め方・選び方って? 洗面所は、家族だけでなく来客も使うので、普段からきれいに整え、さらにはおしゃれに見せたい場所ですよね。少しの工夫でできることから、新しく住宅を購入するまたはリフォームをするときに検討すべきことまで、こだわりの空間をつくる方法を解説していきます。 コスモスイニシアの暮らしメディア「kurashiba」


【ポイント③】最も重要? 大まかな予算を決めよう

「駅近の物件がいい」「広い庭がほしい」と希望を言ったところで、予算が伴わなければ叶えることはできませんよね。現実的に話を進めるためにも、まずは大まかな予算を決めてしまいましょう。

住宅購入にかけられる費用は「自己資金+住宅ローン」で決まります。
自己資金は住宅ローンの頭金に充てるほか、仲介手数料や不動産取得税といった諸費用の支払いに使います。頭金については住宅購入価格の20%が必要です。
諸費用は、新築であれば住宅購入価格の5%くらい、中古であれば住宅購入価格の10%くらいを目安に準備しておくとよいでしょう。

住宅ローンについては、借りられる限度額ではなく、返済可能な額から求めます。多くの金融機関は、返済負担率の上限を年収の25%~35%としていますが、子供の教育費や住まいの修繕など、将来的に支出が増えることも予想できます。
そのため、余裕を持って返済できるように計画を立てておく必要があります。

【ポイント④】家族の将来は? ライフプランを考えてみよう

マイホームのことを思い描いていると、ついついデザインや間取りのことばかり考えてしまいますよね。しかし同時に、自分や家族のライフプランについても話し合っておくことが大切です。

生活環境やライフスタイルは、出生・育児・教育・独立・定年といった節目とともに変化していきます。「部屋の用途を変更できるか」「通園・通学の足は確保できるか」「高齢になっても快適に暮らせるか」など、長期的な視点で住まいを計画してみましょう。

また、ライフステージの変化を想定しておくと、将来の経済状況も把握しやすくなります。住宅ローンの返済に関する悩みも、ある程度スッキリとさせることができるかもしれませんね。

【ポイント⑤】新築? 中古? 理想を叶えてくれる家は様々!

住宅購入にかけられる予算を見て、「理想の家を実現することができないのでは?」と諦めてはいけません。住宅の購入というと新築ばかりイメージしがちですが、予算が足りないときは中古物件にも目を向けましょう。

中古物件といってもリノベーションを行うことで、新築同様の輝きを取り戻せますし、設備も最新のものに変更することができます。また、部屋数や広さが気に入らない場合も、自分好みにリノベーションを施せば、理想の間取りを実現させることは十分可能です。

また、中古物件を検討材料に加えると、選択できる物件数を格段に増やすことができます。希望の条件で新築物件が見つからない方も、ぜひ中古物件の戸建やマンションに注目してみてください。

詳しくはこちら:【新築or中古】物件選択を徹底解説! あなたに合うのはどっち?

【ポイント⑥】サポートしてくれるパートナーを決めよう!

マイホームを手に入れるためには、信頼できるパートナーが必要です。住宅メーカーや工務店、建築設計事務所、不動産会社、リフォーム会社などとタッグを組んで、理想の家を実現させましょう。

新築の一戸建ては、一般的に「建売住宅」と「注文住宅」に大別されますが、それぞれ販売形態が異なります。土地と建物をセットで販売する「建売住宅」の場合、売主は住宅メーカーや工務店、不動産会社ですが、販売業務については販売会社や仲介業者が担当することが多いようです。

「注文住宅」に関しては、土地と建物をそれぞれ別の会社に依頼できますが、建築条件付きの物件だと施工会社が指定されていることもあります。建築条件がない場合は、自分の好きな住宅メーカーや工務店、建築設計事務所に依頼できるので、希望に沿った家造りが実現できるでしょう。

新築マンションは、企画・開発を行った不動産会社がそのまま販売会社も兼ねるケースがほとんどですが、グループ企業の販売会社が販売窓口になることもあります。また、中古物件の場合は、仲介業者が売主と買主の間に入り、調整や契約手続きを行ってくれるほか、物件探しも手伝ってくれます。

間取りづくりのルールを理解して理想を実現させよう

間取りを考える作業はとても楽しいものですが、家族の要望を全て叶えるのはなかなか難しいですよね。やはり間取りを検討する際も、最初に優先順位を決めてしまうことが大切です。また、間取りづくりは自由に何でもできるものではなく、ルールやポイントがあることを理解しておきましょう。

「自由な間取り」というキャッチフレーズは嘘!?

近年では、間取りを変更できる建売住宅やマンションも増えていますが、自由度に関しては注文住宅の方が優れています。
しかし、全て自由に決められるわけではありません。なぜなら間取りを計画する際は、周辺環境や法律、構造などについても配慮しなければいけないからです。

例えば一戸建てであれば、敷地と道路の位置関係により、駐車場や玄関の配置はある程度固定されますよね。日当たりのことを考えると居室は南側、非居室は北側に配置するのが一般的でしょう。居室の窓に関しては、隣近所や歩行者からの視線を考慮して、プライバシーを守れるように配置する必要があります。

また、居室の採光や換気、階段の寸法などについては、建築基準法を遵守しなければなりません。さらに、住宅の安全性を確保するためには、最低限の壁量を確保することも必要です。

安心・安全・快適な住まいを実現させるためには、守らなければいけないルールやセオリーがあります。少し窮屈に感じてしまうかもしれませんが、細かなところは専門業者に任せるとして、まずは、自分達の理想を伝えられるように意見をまとめておきましょう。

間取りに関してはこちら:マンションの間取りを徹底解説! ライフスタイル実現の基本ガイド

どのくらいの広さ・部屋数にするのか

住まいの広さや部屋数については、敷地面積や家族構成、ライフスタイルによって決まります。例えば、夫婦と子供1人の3人家族なら2LDK、夫婦と子供2人の4人家族なら3LDKは最低限必要です。マンションの場合だと2LDKなら専有面積は46~55㎡、3LDKでは専有面積が58~65㎡ぐらいになります。

戸建の場合は、敷地面積によって部屋の広さや数は異なりますが、子供部屋、和室、趣味の部屋、書斎などについては最低でも6帖、夫婦の主寝室は8帖ぐらい欲しいところです。LDKに関しては、通常は16~18帖ぐらいを目安に計画しますが、対面キッチンを希望される場合は2帖、アイランドキッチンだと4帖ほどプラスして考えておくとよいでしょう。

日当たり・風通し、家事動線についても考えてみよう

意外と忘れがちな点が、日当たり、風通し、家事動線についてです。住み心地を左右する点でもあるので、忘れずにきちんと考えていきたいところ。

リビングやキッチン、居室などの間取りをどのようのしたいのかはそれぞれ希望があり、決めやすい点ですよね。しかし、同時に日当たり、風通し、家事動線について考えて間取りを選ばなければ、住んでから後悔してしまうかもしれません。

日当たりに関しては、一般的に南向きがよいとされています。そのためマンションの場合は、リビングが南向きであることが多いでしょう。一方北側には、寝室や子ども部屋などが設置されているので、全く日が当たらないということもあるのです。
リビングの方角や日当たりだけを気にするのではなく、寝室や子ども部屋もどちらの方角を向いていて、「日の光は入るのか?」「朝日と夕日はどれくらい差し込むのか?」などもきちんと考えておきたいですね。

日当たりについてはこちら:「日当たりは南向きがいい」って本当? 後悔しない、日当たりのいい住まいの見つけ方

また、風向きは窓や換気扇を沢山付ければよいという訳ではありません。
一戸建ての場合は、窓を沢山取りつけてしまうと、防犯面やプライバシー面での心配が多くなってしまうことが考えられます。人の視線を考慮する、防犯対策として死角となる場所には窓の設置はしないなど、窓の配置にも工夫をしましょう。

空気の通り道ができているか、防犯面に優れているか、プライベート空間は確保されているのかなど、多方面から考えていくことがポイントになります。

風通しについてはこちら:風通しの良い家を作るには?間取りと窓の配置に注目!

家事動線に関しても、間取りと同時に考えていきたいですね。
1日のうち数時間を占める家事の時間。できるだけ効率よく行うためにも、家事をスムーズに行うことができる間取りを考えることはとても重要なのです。
キッチン回りの家事動線を考えつつ、間取りを決めていく方も多いでしょう。

ここで忘れやすいのは、洗濯に関する動線です。洗濯かごから洗濯機に衣類を入れて洗い、洗い終わった洗濯物をバルコニーまで運び、干して、畳んで、タンスにしまって……という一連の流れを見ても、他の家事よりも工程が多く、重労働であることが分かると思います。
この家事動線や工程そのものがよりスムーズに行うことができるようになれば、家事がより一層ラクになるはずです。
自分や家族がどのように家事を行っているのかを見直して、それぞれのライフスタイルに合った家事動線を考えていきましょう。

家事動線についてはこちら:家事動線をよくするための基本ガイド|理想の住まいを考えよう!

水回りはできるだけまとめて配置する

マンションや戸建に限らず、間取りを考える際はキッチン、洗面所、お風呂、トイレといった水回りは、なるべく1箇所に集めて配置するようにします。まとめて配置すると配管を短くできるので工事費を抑えられますし、家事動線の距離も短くなるので作業効率がよくなります。

一戸建ての場合、2階にセカンド洗面台やトイレを設けることがありますが、その際も上下の位置が重なるように計画すると、配水管を1本で済ますことができるので工事が楽になります。

また、一般的に給湯器はお風呂の近くに設けますが、給湯器から離れると温水が出るまでに時間がかかってしまいます。そのため、お湯を頻繁に使うキッチン、洗面所、お風呂については1セットで考えた方がよいでしょう。

意外と重要!? 収納スペースも忘れずに

毎日使うLDKや寝室、水回りについては、皆さん念入りに検討を重ねているでしょう。しかし、生活のなかで意外と重要な役割を担っている収納スペースをお忘れではありませんか?
「何を入れるかは後から考えればいい」という発想では、住み始めてから後悔することになるかもしれません。

無駄のないスッキリとした収納スペースを実現するためには、納める物をある程度想定してから寸法や造作を決めことがポイントです。
さらに、物を出し入れすることを想像して、開口部や動線を計画しておくと、搬入・搬出がスムーズに行えるので、家事も快適にこなすことができます。

収納スペースは、各寝室や玄関、廊下などに設けることが一般的ですが、長く暮らしていると居間に物が集まりやすい傾向にあるので、近年ではリビング収納も欠かせない存在となっています。また、車用品やアウトドア用品など、外部収納に納める物は忘れがちなので注意してください。

詳しくはこちら:住まいの見栄えが変わる! 理想のマンション収納を考えよう!

購入後にかかる費用があることも覚えておこう

まだ、少し先の話になってしまいますが将来のことを考え、マイホーム購入後にかかる費用についても知っておきましょう。

戸建・マンションに限らず、土地や家屋を所有している人は、「固定資産税」と「都市計画税」を支払わなければなりません。税率は自治体により異なりますが、固定資産税の標準税率は1.4%、都市計画税の制限税率は0.3%と決められており、課税対象を所得した翌年から毎年納めます。

固定資産税に関してはこちら:マンション購入後にかかる固定資産税って? 基本から計算方法までを徹底解説

また、戸建については、10~15年ごとに外壁の再塗装を行います。費用は塗装面積や塗装材の種類にもよりますが、100万円前後は予算を確保しておきたいところです。さらに、洗面所・お風呂・トイレといった水回り設備も15年ほどで寿命を迎えるので買い替えが必要です。

マンションに関しては、共用部の清掃費や光熱費、保守維持費に当てられる「管理費」と、外壁や屋根などの改修費に使われる「修繕積立金」を管理組合に支払います。そのほか、住戸内の「設備交換費」や「内装修繕費」、車を所有している場合は「駐車場代」もかかります。

修繕積立金についてはこちら:相場はいくら? マンションの修繕積立金を確認しよう!

まとめ|理想をすべて叶えるのは難しい?予算を考えて、住みやすい家を実現しよう

優先順位や居住地、予算、ライフプランなどについて検討を重ねていくと、漠然としていた理想の家の姿も少しずつ現実味を帯びて見えてきませんか?
しかし、現実を知るということは、理想を叶える難しさを実感することでもあります。そんな時は、思い切って専門家にアドバイスを求めましょう。

コスモスイニシアでは、新築物件だけではなく、中古物件やリノベーション物件も取り揃えています。


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エリアやこだわりから希望する物件を探すことができるので、様々な条件や間取りの中から自分にあった理想の家を見つけてみてくださいね。

また、住まいの購入には豊富な経験と専門知識が必要です。お金に関する悩みなら住宅ローンを扱っている金融機関や住宅金融支援機構、土地やマンションのことなら不動産、間取りについては住宅メーカーや建築設計事務所に相談してみてください。きっと理想の家に近づけるヒントが貰えるはずですよ。

2017/06/29時点での情報です。