住まいの見栄えが変わる! 理想のマンション収納を考えよう!

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住まいの購入後に、「収納」に不満が生まれるケースが非常に多いことはご存知ですか?

「せっかく素敵なマンションを手に入れたのに、物が片付かず散乱している。」「十分なスペースはあるはずなのに、うまく収納できない。」このような問題に直面したことがある方も多いのではないでしょうか。

収納スペースは目立たない存在ですが、とても重要な空間です。
収納のあり方が住まいの見栄えを大きく左右すると言っても過言ではありません。

では、どのように収納スペースを考えていけばよいのでしょうか。

収納スペースは、単純にたくさんあればよいというものではなく、ライフスタイルに合った使い方ができることが重要です。
使いたい物を簡単に出し入れでき、ストレスなく元の位置に戻せるのが理想の収納といえるでしょう。

この記事では、暮らしやすい住まいを実現するために、限られた収納スペースをどのように使えばよいのかを丁寧に解説していきます。

マンション購入を考えている方、リノベーションを考えている方、うまく物が片付かずお悩みの方は必見です!

 

目次

 収納スペースの役割

 収納率とは

 マンション住人の半数は収納に不満!?

 「使う」ための収納を考えよう

 そもそも収納に悩む理由とは?

 多いほうがよい、広いほうがよいはNG

 理想の収納とは?

 マンション収納で気をつけたいポイント!

 リビング

 寝室

 洗面所

 キッチン

 玄関

 便利収納の間取り

 まとめ

 

収納スペースの役割

一般的な住宅には、物をしまうための収納スペースが設けられています。
押入れ、クローゼット、戸棚、下駄箱、パントリーなど、用途によってさまざまな収納スペースがあり、それぞれに使いやすい空間や形に工夫されています。

衣類や寝具、季節家電、アウトドア用品、書籍、食品など、気がつけばたくさんの物を収納スペースに片付けていますよね。使わないものをしまって部屋全体をスッキリ見せるのが、収納スペースの役割なのです。

収納率とは

住宅には、どれぐらいの収納スペースがあれば適切なのでしょうか。収納量を考える目安となるのが「収納率」です。収納率とは、住宅の総面積における収納面積の割合を示した数値です。

一般的に、マンションの収納率は8%(一戸建ての収納率は12〜15%)が理想とされています。収納率の数値の対象となっているのは、床から天井付近まである押入れ、クローゼットなどです。腰高の下駄箱や床下収納など、高さの限られたスペースは含まれません。

実際に売りに出ているマンションは、ほとんどが収納率8%を目安に設計されています。

マンション住人の半数は収納に不満!?

実は、収納スペースについて不満を抱いている方は多いです。

国土交通省が2015年に実施した「住生活に関する意識調査」(有効回答数923名)では、新築マンションを購入した人の50%、中古マンションを購入した人の44%が、収納スペースに対して不満があると回答しました。(下図)

収納スペースに対する満足度


引用:国土交通省「住生活に関する意識調査」(2015年実施)

スペースが少ない、奥行きが狭い、風通しが悪いなど、収納スペースに不満を抱く理由はさまざまです。
収納スペースで失敗しないためには、マンションの間取りを選択する時点で、どのような収納が必要なのかしっかりと考えなければなりません。

「使う」ための収納を考えよう

マンションの限られた広さの中で、どのように収納スペースを考えていけばよいのでしょうか。
ポイントは、「使う」ための収納です。すぐ使いたい物も普段使わない物も、取りだしやすい収納スペースをつくることが大切なのです。

この章では、理想の収納スペースの考え方について解説していきます。

そもそも収納に悩む理由とは?

「収納スペースが足りない、狭い」と、なぜ悩むことになるのでしょうか?
それには3つの理由が考えられます。

・物の量が多すぎる

一番よくあるのが、そもそも所有している物の量が多すぎる場合です。
「大切な物だから」「必ずまた使うから」と言いながら、1年以上全く手をつけずにしまっている物はありませんか?

使わずに存在している物は風景化してしまい、普段はほとんど目に止まらないので、実は収納スペースを圧迫していることになかなか気が付きません。
まずは、持ち物の中で本当に必要なものを見極めることが重要です。
もし判断がつかなければ、「2年間、一度も手をつけなかったら処分する」などルールをつくっておくとよいですね。

収納スペースにも家賃やローンがかかっています。どうせなら心地よく過ごせる空間を多くとりたいですよね。

・収納場所に偏りがある

いくら大きな収納スペースがあったとしても、場所が適切でなければ意味がありません。

例えば、食器棚がキッチンから少し離れたダイニングテーブルの横などに置いてある場合は、わざわざ調理を中断して遠くまで食器を取りにいかなければなりません。
居住者のライフスタイルが、住んでいる間取りと合っていないと、このように不便なことがたびたび起こります。

「収納スペースの偏り」や「居住者が考える適切な位置との誤差」が、収納スペースに対する不満を生むのです。

・置き方やしまい方が悪い

収納スペースの位置は適切な場所にあるものの、物をしまいきれなかったり、出しにくかったりするときがあります。
単純に物の量が多すぎる場合もありますが、置き方やしまい方に問題がある場合も考えられます。

例えば、お皿を食器棚にしまうとき、並べて置くか重ねて置くかで収納できる量が変わります。書籍は、重ねて置くか立てて置くかで取り出しやすさが変わります。衣類は、ハンガーに掛けるか畳んで衣装ケースにしまうかで、かかる手間が変わります。

適切な場所で、適切なしまい方を工夫することにより、今よりも収納性を上げることができるのです。

多いほうがよい、広いほうがよいはNG

収納スペースがたくさんある間取りや、広い収納スペースがある間取りは、使い勝手がよいと思われがちです。
便利な場所に収納できる気がしたり、たくさん収納できる気がしたりと、一見よいと思ってしまいますよね。しかし、その収納が本当に自分の生活に合っているかどうかは別問題です。
生活動線やライフスタイルを考慮した収納になっていないと、どれだけ収納スペースが多くても「片付かない家」になってしまいます。

収納スペースを見極めるポイントは、毎日の生活の中で家族の導線を細かく把握することです。
家族の生活を追っていくと、どの場所にどれぐらいの広さのどんな収納スペースがあればよいかがわかってきます。
動線をスムーズにし、心地よく生活するためにも、どのような収納スペースを選ぶかはとても重要なのです。

理想の収納とは?

理想の収納とは、すぐ使いたい物も普段使わない物も、取りだしやすくしまいやすいことです。
理想の収納を叶えるには、量と質を考えた適材適所の収納選びをすることが大切です。

例えば書籍ひとつでも、一度読み終わったもの、これから読むもの、寝る前に読みたいもの、カバーが気に入っているので飾っておきたいものなど、読みたい場所や目的が異なってきます。さまざまな状況にある物を、どのように収納していくかが腕の見せ所です。

読み終わった書籍は本棚の奥や手の届きにくい上段に。これから読む書籍はソファの横の目につくところに。寝る前に読みたい書籍は枕元のローテーブルに。飾っておきたい書籍はおもて面を見せ、棚に立て掛けるように。

このように、ひとつずつ適切な収納場所を考えていくとスッキリ収まります。
衣類や食器、洗面グッズ、トイレの備品なども、同じように考えていきましょう。

そしてもうひとつ重要なのが、「隠す収納」と「見せる収納」の使い分けです。
隠す収納は、普段使わない物や見せたくない物を、表に出さないための収納です。押入れやクローゼットといえばイメージが湧くでしょうか。
例えば、夏はストーブや冬用の布団、こたつ、衣類などは使いませんよね。使わないものがリビングに出ていたら邪魔ですし、季節感がありません。なので、これらは「隠す収納」に入れるようにします。
「隠す収納」は、「量」に重点を置く収納術です。

一方、「見せる収納」とはその名の通り、見える場所に物を置くことです。
例えば、集めたティーカップをリビングの棚に並べ、遊びに来たお客様に楽しんでもらう。
ウィスキーやワインを棚に並べる。帽子を壁にかける。コートやカバンをリビングのハンガーラックに掛ける。
「見せる収納」は、物をすぐに取り出しやすく、同時にディスプレイの役割も果たし、空間の雰囲気づくりにも役立ちます。
「見せる収納」は「質」に重点を置く収納術なのです。

リノベーションマンションにお住まいのオーナーさま 暮らしごこちインタビュー。一目ぼれした“わが家”です。

 

リノベーションマンションにお住まいのオーナーさま 暮らしごこちインタビュー。一目ぼれした“わが家”です。


引用:リノベーションマンションにお住まいのオーナーさま 暮らしごこちインタビュー。一目ぼれした“わが家”です。

収納の量と質に気をつけることで、必要なときにすぐ取り出しやすく片付けやすい収納スペースが完成します。

マンション収納で気をつけたいポイント!

ここからは、マンションの収納スペースを見る際に気をつけたい点、収納する際に心がけたいこと、収納スペースをうまく活用する方法などを解説していきます。

ぜひ、ご自宅で取り入れたり、新しいマンションの購入やリノベーションをする際に参考にしたりしてくださいね。

リビング

リビングは、家族でくつろいだり、友人を呼んで集まったりと、さまざまな人が過ごす空間です。
私物を収納しておくというよりは、みんなで使える物を共有するという意味合いで収納スペースを利用する人が多いのではないでしょうか。
リビングは、その家の雰囲気を最大限に表現する空間なので、「質」を大切にした「見せる収納」を心がけましょう。

例えば、壁の一面に棚を設け、書籍や観葉植物、小物などを飾るように収納すると、殺風景だったリビング全体の雰囲気が温かくなります。
収納棚の中にテレビやスピーカーなどを入れておくのも、部屋がスッキリ片付いて見えるのでよいですね。

 

リビング


引用:空間品質

寝室

寝室は、リビング・ダイニングやキッチンと違い、よりプライベートな空間です。
寝室には必ずと言ってよいほど、押し入れやクローゼット、近年ではウォークインクローゼットなどが設置されています。

寝室の収納は、住宅の中で一番容量が多く、核となる収納スペースです。
衣類・寝具・季節家電・アウトドア用品など、とにかくたくさんの物を収納したいと考える人もいるでしょう。
寝室の収納では、無駄なスペースをなくし、どれだけ効率よく物をしまえるかがカギとなります。

 

寝室の収納


引用:イニシア西新井

収納スペースの奥行きは、90センチメートルあれば、三つ折りにした布団や奥行きのある衣装ケースをしまうことができます。

また、収納の扉を天井高さまで確保することで、収納スペース上部の物の出し入れまで簡単にできます。

下図のように収納スペースの奥行きが90センチメートル以上ある場合には、ハンガーパイプを上下二段に設置することで、より多くの衣類を収納できます。すぐ使う物は手前に、使わない物は奥にと、整理しながら収納できます。

 

収納スペース概念図


引用:空間品質

近年は、ウォークインクローゼットが人気ですよね。確かに大きいスペースが取られており、たくさん物が入って便利です。しかし、同時に注意も必要です。
歩いて入れるということは、歩く分のスペースが追加されているということです。収納スペースが広くなった分、居室空間が狭くなってしまっています。
また、中途半端な広さだと、窮屈でかえって使い勝手が悪くなってしまいます。
使いやすい空間かどうか、きちんと見極める必要がありますね。

洗面所

洗面所は来客の際にも使用するので、綺麗に片付けておきましょう。
洗面台の種類によっては、全く収納スペースが確保されていない場合もあるので、物件選びの際は注意したい箇所です。

洗面所

 

引用:空間品質

特に、洗面台の正面に設置された鏡の裏、洗面台の下、洗濯機置き場の上部などにどれだけの収納スペースがあるか確認しましょう。

洗面所には、タオル、歯ブラシ、ドライヤー、石けん、入浴剤、予備のシャンプーやコンディショナー、洗剤、掃除用具など、思いの外たくさんの物を収納しなければいけません。

洗面所がスッキリ見えると、より一層部屋が片付いているように感じられます。

 

洗面所


引用:空間品質

キッチン

キッチンには、食器棚やパントリーなど、さまざまな収納スペースがあります。キッチンの収納がうまくいかず物が出たままだと、空間的につながっているリビング・ダイニングも片付いていない印象を受けてしまうので、注意したいですね。

 

キッチン

 

特に、シンク下やコンロ下、上部の収納をどれだけ有効に使うかがカギです。食器や鍋のしまい方一つで、収納量・出し入れのしやすさは変化します。

まずは、家の中にどれだけのキッチン用具があるのかを把握してから、キッチンの広さや収納の大きさを選ぶようにしましょう。

玄関

玄関では、靴や傘を収納するほか、花やアートを飾ってお客様を出迎えるスペースも取り入れたいですね。
家に帰ってきたときにホッとするような温かい空間をつくるには、「隠す収納」と、「見せる収納」のバランスが大切です。
普段使わない靴やブーツ、靴磨き、掃除用具などは、「隠す収納」の中にしまうことで、空間を整えて見せることができます。

一方、玄関を彩る置物などは、棚の上に並べたり壁に掛けたりして、素敵な空間を演出しましょう。

玄関

 

引用:空間品質

コート掛けを置いたり、ベビーカーやアウトドア用品をしまっておいたりするスペースもあると便利です。
傘立てやスリッパ置き、靴べらなども、すぐ取り出せる場所を考えたいですよね。

 

玄関


引用:空間品質

便利収納の間取り

マンションに住まう人のライフスタイルまで考えられた収納スペースとは、どのようなものなのでしょうか。

最後に、使いやすい収納スペースのある間取りをご紹介します。

 

便利収納の間取り

引用:イニシア西新井

ポイントは、玄関、廊下、トイレ、リビング・ダイニング・キッチン横、洗面室です。

・玄関
玄関にはカウンターと収納スペースがあり、「隠す収納」と「見せる収納」両方の使い分けができます。

・廊下
廊下には、ストレージが設置されています。扇風機や加湿器といった季節家電を収納しいぇもよいですが、掃除機やホコリ取りのような掃除用具を入れておくと、このスペースを中心にさまざまな家事を行うことができます。

・トイレ
トイレには、上部に収納スペースが設置され、トイレットペーパーやタオル、掃除用具など、備品を置いておくことができます。

・リビング・ダイニング・キッチン横
リビング・ダイニング・キッチンの横には、ファミリークローゼットが設置されています。このファミリークローゼットは、家族がそれぞれ「使いそうなもの」を置いておき、出かける前や帰宅時にすぐ取り出したりしまえたりできる場所です。
肌寒い日と暖かい日が交互に訪れ、羽織ものの選択が難しい季節の変わり目に、玄関近くでコートやマフラーを選べるように衣類をしまっておく。子どもの外遊びのおもちゃをしまっておく。スキーやスノーボード、テントなど、アウトドア用品をしまっておく。
このように、家族によってさまざまな用途で活用することができます。

・洗面室
洗面室にも、リネン庫や上部の収納など、十分な収納スペースが設置されています。

それぞれの収納スペースについて、「どんなときに、どのように使うか」を考えると、自ずと欲しい空間がわかってくるはずです。

まとめ

収納スペースを少し気にするだけで、住まいの見栄えや使い勝手がかなり変化します。
せっかく家を買うなら、リノベーションをするなら、自分のライフスタイルに合った便利な収納スペースを選択したいものです。
ぜひ色々な間取りを見比べ、「自分だったらどのようなスペースが欲しいか?」と想像してみてください。

コスモスイニシアでは、エリアやこだわりから希望する物件を探すことができます。
さまざまな条件や間取りの中から自分にピッタリの住まいを見つけてみてくださいね。
特徴のある収納スペースのある物件や、リノベーション済み物件もおすすめです。

 

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