Our Serviceサービス
物件の仕入れから、空間設計、品質管理、アフターサービスまで、
イニシアのリノベーションマンションのサービスについて紹介します
物件選定
リノベーションマンションの品質は仕入れる物件に左右されるため、“仕入れの目利き”が重要です。コスモスイニシアでは、仕入れ物件選定の際に独自の「物件選定チェックリスト」を用いて、詳細に確認します。例えば周辺施設の利便性、共用部の管理状況、修繕積立金の健全性、修繕履歴、建物の構造や耐震性など細部にわたって確認した上で仕入れを行っています。


例えばこんなチェックリストで
確認しています
建物の安全性・設備の把握
中古物件だからこそ気になる耐震性や室内でのアスベストの使用有無といった安全性はもちろん、漏水履歴の有無など建物の状態まで入念にチェックしています。物件購入時に利用されることの多い住宅ローンの審査では、購入する物件の安全性等も評価されます。そのため、あらかじめ金融機関にもヒアリングし、住宅ローンを借りられる・評価されるマンションを選定しています。
- 築年数(新耐震か旧耐震か)の確認
- 土地権利(所有権か借地権か)の確認
- 住宅ローンの利用ができる建物かの確認
- 漏水履歴の有無の確認

建物の安全性と設備に関するチェックリスト
周辺環境・流通性の調査
通勤・通学ルートを歩いたり、周辺施設や建設中の建物を確認したり、実際に生活することを考えながら対象物件の周辺環境を調査します。また、対象物件の前所有者へのヒアリングや仕入れ担当者の目視確認により、室内の日当たりや音の聞こえ方を調査。室内で感じた課題はリノベーション工事によって可能な限り解消します。現地で直接見聞きしなければ得られない情報をキャッチし、商品づくりに活かしています。
- スーパーや学校、公園等の生活利便性の確認
- 棟内・周辺取引事例の確認
- 外音や居室内の明るさなど住んだ際に気になる点を前所有者へヒアリング

周辺環境に関するチェックリスト
管理状況・修繕状況の確認
マンション共用部の清掃状況や駐輪場の自転車の停め方などから、管理会社の管理が行き届いているか確認します。さらに、資料を取り寄せて修繕計画や修繕積立金の健全性を調査します。積立金の値上げがあるか、十数年おきの大規模修繕工事に充分な積み立てがあるか等を見ています。きちんと管理・修繕されていれば、⻑く住めるだけでなく、もし将来売却されたときに次にお住まいになる方も安⼼して購入できるマンションとなります。
- 共用部の居住者利用状況の確認
- 共用部の清掃状況の確認
- 長期修繕計画の有無や修繕積立金の確認
- 管理形態と管理状況の確認

管理状況に関するチェックリスト
空間設計
どんな方がどのように住むか、日々のさまざまなシーンを具体的にイメージし、より快適に過ごせるよう間取りや設備を検討します。
例えば、人の集まるリビング・ダイニングは広くして、キッチンはもっと開放的に。団らんのために、ダイニング側にもコンセントを追加するなど、細部にまで至るこだわりで、暮らしやすさを追求しています。


例えばこんな設計ノウハウがあります
FLEXIBLE LIVING /フレキシブルリビング
暮らし方の変化に対応するフレキシブルリビングは、リビングと居室の間にスライドウォールを設けることにより、開け閉めによって部屋の使い方を変えることができる設計ノウハウです。
開けば開放感のある空間で一緒にすごせる。閉じればひとりの空間に。多彩な空間設定が可能です。

SCENERY KITCHEN /シーナリーキッチン

集まって語らう、家族が中心になるシーナリーキッチンは、リビングとダイニングの一体感をつくる設計ノウハウです。
対面キッチンは家具のようにデザインし、立ち上がりを設けて手元を隠し、料理する姿も美しく見せます。キッチンを起点としたコミュニケーションが生まれる空間をつくります。

WELCOME HALL /ウェルカムホール

余裕のある広さを確保し、シンプルで整った玄関ホールを設計するノウハウです。
例えば寝室のデッドスペースを玄関側に用いて廊下幅を拡大。帰宅した際に、ゆとりを感じてホッとできる場所に仕上げます。収納横のスペースはコート掛け置き場などに活用することも。

彩り収納

しまうものから考えて収納を設計するノウハウです。
しまうものの指定席を設けてすっきりと。例えば布団がしまえる奥行きを確保。さらに枕棚や天井まで入るスペースや、上下2段にハンガーパイプを設けて空間を無駄なく活用。きちんと隠すためのスペースを確保した収納にしています。

SMOOTH DRESSER /スムースドレッサー

洗面時間を気持ちよく過ごせるよう、使い勝手の良い洗面スペースをデザインするノウハウです。
例えば、洗面ボウルはサイドに寄せて配置。ボウル横のスペースは小物や化粧品などの置場として使えるように。収納物とスペースの使い方の関係を見直し、使いやすく、出し入れしやすい洗面化粧台をデザインします。

品質管理
コスモスイニシアでは3段階の検査体制で、細かい仕様の確認を積み重ね、品質を管理しています。着工前検査では独自の設備交換基準を設けて検査、また、工事完了時の竣工検査では、リノベーション住宅推進協議会の統一基準「R1住宅」基準相当の検査を実施しています。


3段階の検査体制
着工前検査
工事前に開口部や電気・給排水・換気設備の状態を確認。既存利用の箇所に不具合がないかを確認。
中間検査
工事の中間検査として、解体後に躯体・下地・配管等、完成してからは見えなくなる箇所を確認。
※施行内容により実施しない場合があります竣工検査
工事完了後に「R1住宅」基準相当の13項目を含む独自基準で検査。
例えばこんな検査をしています
着工前検査
着工前検査では、壁や天井、場合によってはその裏側まで検査します。改善が必要なところを工事前に明らかにし、工事時に品質を改善します。設備の交換基準項目としては、給水管、給湯管、排水管、ガス管、ダクト、電気配線(強電)通信配線(弱電)、給湯器、分電盤、換気扇、浴室乾燥機などを設定しています。
検査項目例
全62項目※をチェックしています。
- 分譲時の図面と現況の差異がないか確認する。
- 外壁や窓周りの漏水・結露の形跡がないか。
- 玄関ドア・サッシの開閉確認。落下防止手すりが床から110センチの高さの位置にあるか。
- 旧耐震の場合、外壁部分の断熱材があるか。
- インターネット光回線の引込状況の確認。
- 各居室に火災警報器、ガス感知器等の設置がされているか。
- インターホンの作動確認(音声・画像)。
- 給水・給湯・追焚・ガス・エアコン先行冷媒の各種管の管種・径の確認。
中間検査
中間検査は、旧耐震物件の安全性を確保するため、着工した後、解体した段階で行う検査です。駆体や下地、配管など、完成してからは見えなくなる箇所の検査を行います。
検査項目例
全26項目※をチェックしています。
- 窓や出入り口、外壁部、天井に漏水跡がないか。ある場合は止水処理と是正の確認検査を実施する。
- 躯体(柱・梁・壁)等にヒビ割れ(0.3mm以上)、爆裂、鉄筋露出がないか。ある場合は穴埋め等の処置をする。
- 断熱材の有無、欠損の確認。ある場合は断熱材を施工する。
- 給水・排水・給湯・追焚・ガス・エアコン先行冷媒の各種管の確認。当社基準を超える場合は更新する。
竣工検査
竣工検査では、「R1住宅」基準相当の13項目を含めて独自の基準で検査しています。R1住宅とはリノベーション住宅推進協議会が定める品質基準を満たした住宅で、分譲マンションの専有部に関する基準を満たしたものを指します。
検査項目例
全171項目※をチェックしています。
- バルコニーや表札など共用部分の汚れがないか、玄関扉やサッシ、メールボックス、インターホンなどの動作確認を行う。
- 室内の建具や引き出しが正常に動作するか。
- カーテンレールが給気口やコンセントに干渉していないか。
- コンセントやスイッチが使いやすい場所に設置されているか。
- 火災警報器やガス漏れ警報器が規定通り設置されているか確認する。
- 給水や給湯の水圧が適切か、換気設備の吸引力や異音・振動がないか。
- コンロ、食洗器、床暖房、エアコンなどの設備が正常に動作するか。
※チェック項目は物件により異なる場合があります
アフターサービス
リノベーションした新設部分に限らず、既存部分を含むアフターサービスで幅広くバックアップいたします。さらに、トラブルの原因や不具合箇所については記録の保管を徹底し、以降に生じた不具合の際にも迅速に対応できるようにしています。


例えばこんな
アフターサービスがあります
アフターサービスの具体的内容と期間
部位 | 状態 | アフターサービス期間 | |
---|---|---|---|
新設部分 | 既存部分 | ||
排水管 | 漏水 | 2年 | 2年 |
給水・給湯管 | 漏水 | 2年 | 2年 |
ガス配管 | ガス漏れ | 2年 | 3ヶ月 |
電気配線 | 結線不良 | 2年 | 3ヶ月 |
浴室設備 | 仕上げ面のはがれ等 | 2年 | 3ヶ月 |
厨房設備 | 漏水・取付不良 | 2年 | 3ヶ月 |
内装工事 | 漏水・取付不良 | 2年 | 3ヶ月 |