マンションをリノベーションするメリットとは?老後の生活を考えて計画するのがキモ!

年齢を重ねていくと、我が子の独立や定年退職などのイベントを迎え、人はライフスタイルが徐々に変化していきます。子育て中や現役で働いていた時期には住みやすかった部屋が、加齢による体力の衰退などを理由に、住みづらくなっていることはありませんか?例えば、子どもが自立した後、空いた子供部屋の使い道が思い浮かばず、物置代わりとして使っていたりするケースが多いのではないでしょうか。

また、足腰が弱ったことにより、部屋の中での移動、トイレや入浴など室内の生活そのものにストレスを感じるシーンが増えたかもしれません。そこで今回は、今のライフスタイルにあった住まいづくりの選択肢として「リノベーション」を提案したいと思います。より暮らしやすい我が家の新しい表情を楽しめるリノベーション。未来の選択肢の一つとして検討してみてください。

 

目次

住んでいるマンションのリノベーションと住み替えの比較

リノベーションとリフォームの違いって?

「新築への住み替え」「中古への住み替え」「リフォーム」の平均費用比較

リノベーションの予算別・工事内容の目安

工事を失敗させないための予算の伝え方

マンションをリノベーションするメリットとは

マンションのリノベーションで可能なこと

子どもの独立後におすすめのリノベーション方法

最後に

 

 

住んでいるマンションのリノベーションと住み替えの比較

 

 

「住み替えができるほどの予算はないけど、今の生活にあった住みよい部屋で暮らしたい」と思っている人におすすめしたいリノベーション。

 

リノベーションとリフォームの違いって?

 

初めに、リフォームとリノベーションの違いを説明していきたいと思います。両方とも今では聞き慣れた言葉ですがそれぞれどのような意味合いで使われているのでしょうか。まず、リフォームの意味合いとして一般的に語られているのは「経年劣化した部分を新築の状態に戻すこと」として使われているようです。その一方でリノベーションは「変容していく時代や現代のライフスタイルに合わせ既存物件の良さをそのままに改良工事を行うこと」という意味合いで用いられることが多いようです。リフォームの目的は「元に戻すこと」、リノベーションの目的は「物件の新たな価値を創造すること」と考えるといいかもしれません。

 

「新築への住み替え」「中古への住み替え」「リフォーム」の平均費用比較

ここでは、今住んでいる物件からの「住み替え」と、今住んでいる物件を「リフォーム」するのとでは、どれほど費用に差が生まれるのか紹介していきたいと思います。

 

 

このグラフは「平成27年度住宅市場動向調査報告書」における「2.4資金調達に関する事項」から「新築への住み替え」「中古への住み替え」「建て替え」「リフォーム」それぞれの平均費用をまとめたものです。ただし「住み替え」と一言で言っても、新築物件と中古物件では金額に大きく異なります。そこで「住み替え」は「新築への住み替え」「中古への住み替え」のカテゴリーに分け、それぞれ平均費用を比較してみました。

 

【住み替える物件を購入した場合の費用】

・新築物件…平均約4,200万円~4,900万円

・中古物件…平均約2,200万円~2,900万円

 

【現状の物件をリフォームした場合の費用】

・リフォーム…平均約200万円

 

安価の順番に並べてみると

リフォーム(約200万円)>中古物件への住み替え(約2,200〜2,900万円)>新築物件への住み替え(約4,200~4,900万円)

となります。あくまで平均の比較ですが、リフォームに要する費用が、中古物件の住み替え価格の10分の1以下となっています。支払いのできる予算を考える上で一つの指標として参考にしてみてください。

 

リノベーションの予算別・工事内容の目安

 

前項でリフォームは平均価格が約200万円ほどとご紹介しましたが、ご家庭によって、出せる予算や改良したい部分は変わっていきます。そこでリノベーションをする場合、どれくらいの予算で部屋のどの部分を工事できるのか、一部の参考例をご紹介していきたいと思います。

 

・水まわりのリノベーション

予算…298万円〜(税込み)

工事内容…キッチン交換、洗面交換、ユニットバス交換、トイレ交換、床材(CFシート)の貼り替え

工事期間の目安…約1週間

 

・LDKリノベーション(リビング・ダイニング、キッチン、和室、廊下)

予算…448万円〜(税込み)

工事内容…キッチン交換、クロス交換、建具交換、床材・巾木交換、ダウンライト交換、スイッチ交換

工事期間の目安…0.5ヶ月

 

・まるごとリノベーション(専有面積65㎡の場合)

予算…748万円~(税込み)

工事内容…キッチン交換、クロス交換、建具交換、床材・巾木交換、ダウンライト交換、スイッチ交換、ユニットバス交換、給湯器交換、洗面交換、トイレ交換、分電盤交換

工事期間の目安…1.5ヶ月

 

こちらはあくまで参考例にはなりますが、ご覧の通りリノベーションを行う規模や、場所によって費用や工事期間は変動していきます。また、リノベーションを検討する際は、費用だけで比較するのではなく、アフターサービスを加味し検討したいところです。リノベーション会社によって、その後のアフターケアの内容や保証期間も変わってくるので、注意してチェックしてみてくださいね。

 

こちらでご紹介したのは、コスモスイニシアの自宅をリノベーションする事例になります。詳細はこちらからご確認ください。

 

工事を失敗させないための予算の伝え方

 

リノベーションは、予算を加味した上で、自宅のどの部分を改良していくか考える必要があります。予算が決定したら、リノベーション会社はどう打ち合わせを進めていくのが得策でしょうか。伝え方を一つ間違うと完成のクオリティを下げてしまう可能性もあるのです。そこで、リノベーション会社に相談する際、工事の失敗を招かないための予算の伝え方を簡単なポイントにしぼり、ご紹介していきたいと思います。

 

・リノベーションのみの予算を伝える

「本当にリノベーションに使える資金」をあらかじめ設計者に伝えましょう。例えば500万円の予算があるのに、途中で足りなくなるだろうと考え400万円と少なめに伝えてしまったり、家具にかかる金額を含めた予算を伝えたりしてしまうと、最初決めたプランで工事を進めることが難しくなってしまいます。リノベーションのみにかけられる予算を算出し、要望を伝えることが重要です。

 

・理想のリノベーション完成像を伝えきる

リノベーションでどんな改良を行いたいのか、理想を全て伝えきりましょう。「予算が少ないのでこの部分のリノベーションは難しいかも」と思っていても、リノベーションにかかる費用は、素材や材質などさまざまな要素を組み立てて決まるので、相談せずに諦めてしまうのはもったいないのです。まず希望を出しきった上で、優先順位をつけていくのがいいでしょう。さらに、「なぜそのリノベーションを行いたいのか」という背景まで伝えることも大切です。なぜなら、最初に想定していたリノベーション方法が予算上厳しい場合も、手段を変えれば実現できることがあるからです。例えば、間取り自体を変えなくても部屋の一部分を工事することで、本来の希望を叶えることもできます。アプローチ方法を変えれば、予算の中で希望の部屋を手に入れることもできることを覚えておきましょう。

 

マンションをリノベーションするメリットとは

では、マンションをリノベーションしたら享受できるメリットはどのような点があるのでしょうか。

 

【リノベーションのメリット】

・部屋を自在にコーディネートできる

既存のマンションの部屋は万人受けするシンプルな内装がほとんどですが、クロスを一部張り替えるなど、ちょっとしたリノベーションを施すことでお好みの部屋のデザインへ変更することが可能です。例えば、北欧テイストやアジアンリゾートのような雰囲気、また日本古来の和風テイストなど様々。また、お気に入りのインテリアを引き立たせるような部屋を造ることも可能です。

 

・住み替えよりもコストを抑えることができる

前述した通り、リノベーションなら間取りごと修繕した場合でも、住み替えをするより安く済ますことができます。また、新築よりも中古物件を選んでリノベーションをすることによって自分好みの部屋で暮らしを始めることができます。

 

・物件自体の価値を上げることができる

一般的には住んでいる期間が長ければ長いほど、物件の価格は下がっていきます。築年数と物件の価値は反比例するのが常ですが、内装がリノベーションされていることで、物件の商品価値が上がることもあるのです。新築に住むより、安く綺麗な部屋に住める、または真新しい設備を使用できる、という利点が売りになり、転売した際にリノベーションを施していない中古マンションより査定金額が高くなることもあります。

 

マンションのリノベーションで可能なこと

 

では、マンションのリノベーションではどんなことが実現可能なのでしょうか。その中でも、ベーシックなものをいくつか挙げてみました。

 

・間仕切り壁

内装部分にあたる壁紙の変更。また構造上問題なければ、壁の撤去や移動が可能。

 

・天井

壁と同様に、内装部分の壁紙の変更。また天井裏にスペースがあった場合に限り、内装をはがし天井を上げることができる。

 

・給排水設備

キッチンと浴室の移設は可能。また、排水勾配が取れる場合は、排水管の移動もできる。なお、トイレの排水管については短距離での移動なら可能なケースがある。

 

・室内ドア・建具

室内のドアやクローゼットの扉などは交換。

 

・玄関ドア

内側の塗装。

 

以上がマンションのリノベーション範囲例となりますが、物件の管理規約によってはリノベーションの可能範囲も変わってくるので注意してください。あくまで、参考例としてチェックしてみてくださいね。

 

子どもの独立後におすすめのリノベーション方法

 

ここからは、子どもが独立した後の夫婦におすすめしたいリノベーションをご紹介していきたいと思います。

 

・バリアフリー化する

高齢者が寝たきりになってしまうきっかけとして一番多いのが、転倒事故と言われています。[阪出清21] 年をとると、室内で転んでしまうことも増える傾向にあり、家の中にいるからといって油断はできません。安心して暮らせる住まいを手に入れる一つの手段として、転倒の可能性がある部分はバリアフリー化することがおすすめです。

 

【バリアフリーのメリット】

・室内で起こる事故を未然に防ぐことができる

・段差が減ることにより生活ストレスを軽減できる

・生活動線に補助する器具を設置することで移動が楽になる

 

バリアフリーでのメリットの延長線上に、子どもが安心して暮らせることも含まれています。例えばお孫さんが訪ねてきたとき、安全な環境で一緒に過ごすことができるのは嬉しいことですよね。

 

では、具体的にバリアフリーとはどんなリノベーション事例があるのでしょうか。その一部をご紹介していきたいと思います。

 

【バリアフリー事例】

・玄関…段差をなくすため段差部分はゆるやかな傾斜のスロープに変更

・浴室、トイレ…立ち上がるのをサポートする手すり、滑り止めを設置

 

このように、バリアフリーというと基本的には「手すり」や「段差をなくす」など簡易なリノベーションが思い浮かばれますが、もう一方で車いすで生活することになった場合もバリアフリーのリノベーションは活躍します。

 

【車いすで暮らす住居のバリアフリー事例】

・扉を開き戸から引き戸に付け替え

・玄関に便利な床からせり上がるリフトの設置

・浴槽や階段に昇降機を設置

 

このようなリノベーションを行うことで車いすでの生活でも、スムーズな移動や扉の開閉が楽になります。現在の健康状態にあった住まいを、プロの知見を借りながら一新していくことを視野に入れてみてください。

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。子どもの独立や、年齢を重ねたことによる身体の変化などを機に、私たちの生活スタイルや生活リズムは徐々に変化を遂げていきます。住み慣れたはずの住居でも、5年10年経つとそんな生活の変化から、使い勝手の悪くなる箇所が出てくることもあります。「だからと言って、住み替えるほどの予算を捻出することも難しい…長年苦楽を共にした今の我が家には愛着もあるので手放すのも惜しい。」そんな人こそ、リノベーションを施して、快適な終の住処として今の住まいをリニューアルさせるのはいかがでしょうか?

 

間取りについてより細かく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

「老後はどうする? 終の棲家を考えた過ごしやすい間取りとは」

 

コスモスイニシアでは、住みなれた我が家を生まれ変わらせる、リノベーション工事についてのご相談も承っています。いろいろと比較検討したうえで、理想のリノベーションに出会えると良いですね。

 

 

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