省エネへの取り組み

INITIA&Renovationでは、マンションリノベーションを通じて既存住宅の再生と有効活用を図るとともに、温室効果ガスの増加に起因する環境課題への対策として、住宅の省エネルギー化を推進しています。

BELSラベルは省エネ性能の評価の証です

お客さまがエネルギー効率の高い物件を選びやすくすることを目的に、BELSラベルを表示しています。
BELS制度(建築物省エネルギー性能表示制度)とは、建築物の省エネルギー性能を消費者にわかりやくするために、一般社団法人住宅性能評価・表示協会が国土交通省のガイドラインに基づいて創設した評価・表示制度です。

省エネ性能BELSラベル

INITIA & Renovationでは、「ZEH水準・省エネ基準」を満たしたリノベーション済み物件にのみBELSラベルを取得しているため、「BELSラベル=省エネ性能の評価の証」と位置付けております。

住宅の「ZEH水準・省エネ基準」とは主に2つの性能等級で評価され、それぞれ規定の等級を満たすことで「ZEH水準」「省エネ基準」と認定されます。

① 一次エネルギー消費量等級
冷暖房・給湯・照明などの設備が消費するエネルギー量を評価。

② 断熱等性能等級
壁や窓などの断熱性能を評価。

省エネ住宅の住み心地

住まいの断熱性能の違いによって、室内と体感温度にどれくらい差が生まれるかシミュレーションしました。住宅性能が高いと、年間を通じて快適な室温を保てます。さらに、高効率な設備を組み合わせることで、光熱費を抑えながら省エネを実現できます。

室温と体感温度の違い

省エネリノベの住み心地シミュレーションのイラスト

【算出条件】解析No:00003
●使用ソフト:AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シミュレーションプログラム)/(株)建築環境ソリューションズ
●気象データ:「拡張アメダス気象データ」2000 年版標準年/(一社)日本建築学会 ●計算地点:京都
●住宅モデル:2階建て/ 延床面積 120.08㎡ / 開口部面積 32.2㎡(4~8地域)「平成25 年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン
●住宅の仕様:断熱性の低い家/ 躯体 無断熱 開口部 アルミサッシ(単板ガラス)、断熱性の高い家/ 躯体 HEAT20 G2 基準適合レベル相当 開口部 APW 330(Low-E 複層ガラス (遮熱タイプ)ブルー)/
ガス入/ 樹脂スペーサー

出典元:YKK AP株式会社

ZEH水準・省エネ基準を満たすために
取り入れている要素の一例

高効率給湯器

潜熱回収型給湯器
(エコジョーズ)

保温浴槽

保温浴槽

節水機能付きシャワーヘッド

節水機能付き
シャワーヘッド

エコキュート

ヒートポンプ式給湯器
(エコキュート)

調光式照明

調光式照明

内窓

内窓

※記載の設備等は、当社がリノベーションして供給するすべての物件に導入されているものではございません。あらかじめご了承ください。

省エネリノベーションの優遇措置

INITIA&Renovationでは、BELSラベルを取得している物件のお引き渡し時に「住宅省エネルギー性能証明書」 をお渡ししています。住宅ローン控除等の税制優遇を受ける際にお役立てください。

各種税制優遇

住宅ローン控除

住宅ローンを利用して住宅を取得した場合、各年末の住宅ローン残高の0.7%を所得税額等から控除する制度です。ZEH水準・省エネ基準を満たす物件の場合、借入限度額や控除期間が拡大されます。

住宅ローン減税の概要について(令和7年度税制改正後)

住宅ローン減税の概要のテーブル

※1 宅地建物業者により一定の増改築が行われた一定の居住家屋
※2 省エネ基準を満たさない住宅。令和6年以降に新築の建築確認を受けた場合、住宅ローン減税の対象外。(令和5年末までに新築の建築確認を受けた住宅に令和6・7年に入居する倍は、借入限度額2,000万円控除期間10年間)
※3 ①年齢19歳未満の扶養親族を有する者又は②年齢40歳未満で あって配偶者を有する者、若しくは年齢40歳以上であって年齢40歳未満の配偶者を有する者(①又 は②に該当するか否かについては、入居した年の12月31日時点の現況による。)
【その他の主な要件】①自ら居住するための住宅②合計所得金額が2,000万円以下③住宅ローンの借入期間が10年以上④引渡し又は工事完了から6ヶ月以内に入居⑤昭和57年以降に建築又は現行の耐震基準に適合 等

[出典元:国土交通省HP]

贈与税の非課税

住宅の取得のための資金を贈与により受けた場合に、一定額までの贈与につき贈与税が非課税になる制度です。省エネ基準を満たす物件の場合、非課税限度額が拡大されます。

贈与税非課税限度額

[出典元:国土交通省HP]

※令和6年度税制改正後の内容です。
※適用には物件要件・個人要件があります。

INITIA&Renovationの
「省エネリノベーション」という新たな選択

温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化や気候変動、エネルギー消費の増加など、私たちの暮らしに深刻な影響を及ぼす環境問題が顕在化しています。

特に住宅分野ではCO₂排出量が多く対策が急務とされている中、国は脱炭素社会の実現に向け、断熱性能の向上やエネルギー消費の削減を目指す政策を推進しており、住宅の性能向上が求められています。

こうした背景の中、リノベーションは、単なる住まいの改修にとどまらず、環境への配慮と快適な暮らしの両立を目指す手段としてその価値が高まっています。リノベーションマンションを手掛ける当社としても、環境と暮らしの調和を大切にし、持続可能で快適な住まいの提供を通じて、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

省エネ義務化から脱炭素社会までの計画図

ニュースリリース

コスモスイニシアのリノベーションマンション事業
既存マンションの省エネルギー化を推進
~今年度の目標値はZEH水準・省エネ基準
30%に決定~

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