【住み替えのキホン】こんなときどうする?よくあるお悩みQ&A
人生で最も大きな買い物、マイホーム。初めて買った家は、真剣に悩んで選んだ、理想の家だったはずです。しかしライフスタイルの変化に伴って、「その時の状況や条件にふさわしい家に住み替えたい」と考える人は少なくありません。
とはいえ、実際に住み替えを検討し始めると、不安や疑問に感じることが多くあるのではないでしょうか。
そこで、今回は、住み替えに関するよくあるお悩みについて、Q&A形式で回答いたします。住み替えを検討している人はじっくり目を通してみてくださいね。
目次
こんなときどうする?住み替えに関するよくあるお悩み
それでは、さっそく、実際に住み替えに関する悩みをみていきましょう。
Q1. 元の住宅、売るのと貸すのはどちらが得?
A.今後住む予定があるなら賃貸、それ以外は売却!
住み替えの選択肢のひとつとして、「元の物件を賃貸として貸し出して、自分は新しい家を購入して引っ越す」というものがあります。賃貸は不労所得となるので、うまくいけばよい収入源になるのでは?と考えている人も多いでしょう。
しかし、賃貸運営は意外にリスクが大きいものです。たとえば、月額10万円で貸し出したとしたら、賃料は年間120万円です。しかしそれがそのまま手元に入るわけではありません。
固定資産税や都市計画税、修繕費用に仲介手数料などの費用がかかるうえ、借り手がいない期間は収入がゼロになります。
賃貸経営ノウハウや信頼できる入居者のあてがない場合は、売却の方が低リスクです。
おすすめ記事:マンションを貸す? 売る? どちらがお得か検討しよう!
賃貸で安定した収入を得たいのであれば、サブリースを検討してもいいでしょう。
多くの場合、空室時の家賃支払い保証や、入居者への対応代行などが契約内容に含まれています。
コスモスイニシアでも「一戸サブリース」という空室保証型のサービスを提供しています。売却ではなく賃貸を考えている方は、一度ご相談ください。
Q2. マンションと一戸建て、どっちがいい?
A.設備重視ならマンション、自由度重視なら一戸建て!
マンションと一戸建てどちらがいいか、という話題は、住み替えでなくてもたびたび取り上げられるものです。住宅になにを求めるか?によって回答は変わってきますが、基本的には「設備面の充実を求めるならマンション、増改築などの自由度を求めるなら一戸建て」といえます。
下表は、一般的にいわれている「マンションと一戸建て、それぞれのメリット・デメリット」を簡単にまとめたものです。
どちらも一長一短であることがわかると思います。まずは、今住んでいる住宅に対してどんな不満があるのか、次住む家にはなにを求めるのかを明確にしましょう。不満と改善点を書き出して優先順位を決めることで、必然的にどちらを選ぶべきかが定まってきます。
おすすめ記事:【マンションVS一戸建て】買うならどっち? 11項目から徹底比較!
Q3. 新築と中古、どちらを買うのがおすすめ?
A.低コストなのは圧倒的に中古への住み替え!
住み替えで購入する新築物件は4,200万円~4,900万円程度、中古物件は2,300万円~2,900万円程度と、平均購入価格に1.5~2倍近い開きがあります。
予算的に余裕がないのであれば、中古住宅も視野に入れつつ、購入物件を探してみるといいでしょう。「安く購入した中古物件を全面リノベーションする」という選択肢もあるので、総合的な予算を考えつつ比較検討しましょう。
おすすめ記事:
【新築or中古】物件選択を徹底解説! あなたに合うのはどっち?
【住み替えのキホン】住み替え費用はいくら必要?ローンは?税金は?知っておくべきお金のまとめ
Q4. 売り先行型で、手持ち資金を確定して住み替えたい。仮住まいを避ける方法はある?
A.仮住まいなしでスムーズに住み替えたい人には、新居が決まるまで売却した家に住み続けられるコスモスイニシアの買取サービス「住みながら買取り」がお勧めです。
「住みながら買取り」は、売却後の物件に、賃料を払うことで最大2年間住み続けられるサービスです。住み替え先もじっくり探すことができ、また、住み替えに伴う煩雑な手間も解消することができます。手間暇をかけずに腰を据えて新しい物件を選びたい、妥協しない住み替えを実現したい方にお勧めです。
詳細:住みながら買取り
おすすめ記事:【住み替えのキホン】売却と購入、どちらを優先するべき?住み替えのタイミング
Q5. 住み替えの仲介業者はどうやって選べばいいの?
A.信頼できる会社かどうかチェックした後、連絡が密で説明が丁寧なところを選びましょう!
まず大前提として、住み替えの場合は購入と売却を同一業者にした方が、手続きがスムーズに進みます。こだわりがある場合は別ですが、とくに理由がなければ一社に依頼した方が無難です。
「信頼できる業者」の判断として、最低限、宅建免許は確認しておきましょう。不動産業には必須の免許であり、会社の広告や事務所などで免許番号や所在地を確認できます。免許がない場合はもちろん、表示義務を怠っている会社も取引してはいけません。実在し資格を保有している会社であることが分かったら、あとは査定額と担当者の対応で選んでしまってもよいでしょう。
住み替えには、短くても数カ月、長ければ数年単位の期間が必要です。その間ずっと付き合う業者ですから、連絡が遅く対応も雑な担当者に当たると、延々とストレスを抱え続けることになります。すると「早く終わらせたい」という心理が働き、納得いくまでじっくり行うべき住み替えで、妥協してしまう結果に繋がりかねません。
会社の実在と信頼性を調べ、査定額に納得できたら、担当者の人柄と相性で選ぶことをお勧めします。
おすすめ記事:【不動産会社の選び方ガイド】失敗しない不動産売却のために
ご自身やご家族の「ニーズ」を考えた住み替えを
住み替えに関するよくあるお悩みに回答いたしましたが、「自分の場合ならどうかな?」というイメージはつきましたか?
住み替えは「現状の課題を解決して、理想の生活を実現するための手段」です。今の住宅にどんな不満があるのか、理想のライフスタイルはどんなものなのか、を突き詰めて考えることが、住み替え成功のための第一歩といえます。
まずはご自身やご家族のニーズを明確にして、「住み替えするか、しないか」という大前提からしっかりと検討し、徐々に「場所はどうするか」「マンションか戸建てか」「新築か中古か」といった条件を細かく詰めていきましょう。
コスモスイニシアでは、スムーズで確実な「住み替え」「買い替え」を叶えるための、総合的なサービスをご用意しています。まずはぜひ、お気軽にご相談ください。
2017/12/06時点での情報です。