入居者インタビュー！「自分が本当に作りたいもの」を形に

【名前】
井上 薫

【プロフィール文】
カナダのグラフィックデザイン専門学校を卒業後、日本の複数のデザイン事務所で経験を積み、2006年に独立。Tシャツブランドを立ち上げ、2024年には雑貨ブランド「katacci」を立ち上げた。現在はグラフィックデザインとプロダクトデザインを中心に活動中。

【公式HP】
https://katacci.com/

【ご利用拠点】
MID POINT横濱関内

【ご利用プラン】
コワーキング

グラフィックからプロダクトまで幅広く手がける「katacci」代表の井上薫さん。 今回は「独立のきっかけ」「MID POINT横濱関内を選んだ理由」などを伺いました。

お仕事について

事業内容を教えてください。

独立してから19年になります。企業や個人事業主向けのグラフィックデザイン（チラシ、パンフレット、ロゴ、Webなど）に加え、雑貨ブランド「katacci」としてプロダクトデザインにも取り組んでいます。 「日常にちょっとした遊び心」をテーマにTシャツや財布を展開し、クラウドファンディングを通じた新商品の企画にも挑戦しています。

井上さんが制作したTシャツと財布▼

独立、起業に至るまでの経緯を教えてください。

もともとはカナダの大学でスペイン文学を学んでいましたが、就職を考える段階で「自分のやりたいことは何か」と自問した時、「ものづくりをしたい」という気持ちが強く湧きました。その後デザイン専門学校に進学し、帰国後は複数のデザイン会社で経験を積みましたが、「依頼されたデザイン」ではなく「自分が本当に作りたいもの」を形にしたいという想いから独立を決意しました。

オフィス選びについて

なぜシェアオフィスを選んだのですか？

フリーランスはどうしても一人で怠けてしまいがちなので、人の目がある環境が必要でした。また、シェアオフィスには多様な人が集まり、刺激を受けられる点も魅力でした。無料で利用できる打ち合わせスペースや24時間使える設備があることも大きな決め手です。

MID POINT横濱関内を選んだ決め手は何ですか？

まず、空間の雰囲気が自分に合っていると感じたことです。シェアオフィスというと無機質な印象が強いですが、MID POINT 横濱関内はデザイン性が高く居心地の良さがありました。料金体系にも納得感があり、自宅から通いやすい距離だったのも魅力です。また、イベントを通じて入居者同士が交流できることもポイントでした。実は、通訳翻訳舎様（ROOM プラン利用中）の名義で利用しているのですが、入居前にその打ち合わせでオフィスを利用する機会があり、「ここは良い」と実感できたことも後押しになりました。

井上さんが制作した通訳翻訳舎様のHP▼
https://2yak.jp/
通訳翻訳舎様：多言語対応の通訳・翻訳を手がける、豊富な実績を誇るプロフェッショナル集団。

MID POINT横濱関内でお気に入りの場所はありますか？

ラウンジのキッチンカウンターです。コーヒーを飲みながらコミュニティマネージャーや入居者と自然に会話が生まれる雰囲気が気に入っています。単なる作業場ではなく、交流やリフレッシュもできる空間。落ち着いた照明やインテリアも含め、集中とリラックスのバランスが取れる場所です。

ラウンジカウンターにてコミュニティマネージャーと談笑中▼

今後の展望

今後の展望を教えてください。

katacciを「知る人ぞ知るエッジの効いた雑貨ブランド」として育て、長く愛されるプロダクトを生み出したいと考えています。 また、将来的には世界を旅しながら場所に縛られない働き方を実現し、「デザイナー」ではなく「プロダクトアーティスト」として活動を広げていきたいです。

2025年10月31日までCAMPFIREにてクラウドファンディングも実施中です。ぜひ覗いてみてください！
ページはこちら▶︎ https://camp-fire.jp/projects/872501/

この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
井上さんの「自分が本当に作りたいもの」を追求する姿勢からは、情熱と創造力が強く伝わってきました。
katacciブランドがさらに多くの方に愛され、日常に遊び心を届ける存在となることを心から楽しみにしています。引き続き、MID POINT横濱関内が井上さんの挑戦の拠点となれば幸いです。

取材/撮影/執筆：Kondo