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「ひばりが丘団地」の面影を
いまに伝え続けるカフェ。

COMMA, COFFEE(コンマコーヒー) 店長 野田 ゆかりさん

地域のコミュニティスペースとして整備された「ひばりテラス118」内にあるコンマコーヒー。店長の野田さんにお店の特色や街とのつながりについてお聞きしました。

地域の皆さんに
愛されるお店を目指して。

コンマコーヒーは、お子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで地域の皆さんに愛されるようなお店を目指して2015年にオープンしました。店名の『commma,』のコンマは、おやすみの意味の記号で「ちょっとお休みしてゆったりしましょう」という意味がこもっています。

お店のあるひばりが丘団地は、約20年前に建物の建て替えが行われました。その際に建てられた「ひばりテラス118」というコミュニティ施設の中で地域の人たちの憩いの場所となるようにと出店させていただきました。お店がある建物は昔の外観をそのままで内装をリノベーションしています。

私は幼い頃から杉並区に住んでおり、コンマコーヒーと出会ったことで、ひばりが丘という緑豊かな素敵な街を知りました。栄養士の学校を卒業後はずっと飲食店で働いており、誰かの生活の一部になるような温かい空間のカフェで働くことが私の憧れでした。コンマコーヒーはまさに理想のお店です。

看板メニューは
絵本に出てくるようなパンケーキ。

「カステラパンケーキ」は、絵本に出てくる大きなフライパンで焼いたパンケーキがモデルになっています。商品の提供をはじめてから、テレビやSNSを中心に評判が広まり、今では全国からお客さまが訪れるほどの看板メニューになりました。

注文をいただいてからメレンゲを立てて、約30分かけてじっくり焼き上げるのが特徴です。絵本のイメージそのままに、スキレットで焼き上げたパンケーキをそのまま提供しています。このふわふわ感は、出来立てしか味わえません。

全国からの大きな反響に戸惑いも。

「カステラパンケーキ」がこんなに大きな反響をいただけると思っていなかったので、外でお待たせしてしまうお客さまには申し訳ない気持ちがありました。

元々は地域の方向けのお店としてスタートしたんですけど、他の地域のお客さまも増えてきて、気軽に入れないイメージがついてしまって。何かできないかということで、地域の方限定の貸切営業を企画しました。ひばりが丘の皆さまとゆっくり話せる時間を設けることができて、とても有意義だったと思います。

街や住民の変化に寄り添いながら。

ひばりが丘の魅力は、人の温かさだと思います。お年寄りが小さなお子さんに声をかけたりといった光景もごく自然で、人のつながりが感じられる温かい街だなと思います。緑豊かな景色があるのも、そういった方々が大切に守ってきてくださったおかげだと思うので。

これからも、ずっと地域のイベントには関わっていきたいですね。私たちが音頭をとって何か企画もしてみたい。これからもコンマコーヒーが皆さまの心が安らぐ場所であるように頑張っていきますので、お気軽に遊びに来ていただけたら嬉しいです。

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