COMMUNITY｜ひばりが丘connect｜ひばりが丘の持続的なコミュニティと暮らしを共創していくプロジェクト

「ご近所づきあい」が楽しくデザインされた、
魅力的なコミュニティが育っています。

であえる

地域に開かれたコミュニティ拠点
『ひばりテラス118』

旧ひばりが丘団地のテラスハウス118号棟を改修して完成した「ひばりテラス118」は、地域の方々が気軽に使うことができるコミュニティセンター。運営スタッフが常駐して住民活動のサポートを行うほか、レンタルスペースやカフェ、共同菜園や芝生広場を備えています。新しく越してきた人も、地域のことを相談できたり、誰かと顔見知りになれたり。「ここに来れば、誰かがいる、何か話せる」場として定着しています。

＃HACO NIWA

地域の作家さんとともに運営する
ハンドメイドの雑貨ショップ。
現在42名の作家さんが思い思いの
品々を販売しています。

＃まちにわガーデン

参加者が共同で畑作業を行う
小規模の体験型菜園。
畑作業を通じて農業を学び、
日々の暮らしに彩りを加える
菜園です。

＃COMMA,COFFEE

旬のフルーツを使った
手作りスイーツや香り高いコーヒーが
楽しめるカフェ。
「カステラパンケーキ」はSNSでも
話題の看板メニューに。

つながる

世代の垣根を超えて楽しくつながる
『住民参加型イベント』

「ひばりが丘」では、住民主体となって企画・運営する地域イベントが定期的に行われています。それは、子どもとお年寄りが自然にふれ合える多世代交流の舞台装置であり、顔が見える関係を築く大切な機会づくり。例えばハロウィンに企画したスタンプラリーでは、スタンプを押してもらう場所を高齢者支援施設や団地の自治会事務所とすることで、世代の垣根を超えた交流が生まれやすい工夫がされています。

＃にわジャム

「ひばりが丘の文化祭」的イベント
として、地域の店や事業者が集まり、
マルシェやワークショップ、
キッチンカーなど楽しい催しが
公園いっぱいに繰り広げられます。

＃まちにわリビング

子育て世代向けのサロンイベント。
元保育士の「まちにわ師」を中心に、
悩み相談や地域情報の共有を
行いながら、
同世代のつながりを促進します。

＃防災活動

「ひばりが丘」では防災活動が
積極的に行われています。
それぞれの防災委員会だけではなく、
マンション、戸建ての横断的な
イベントなど協働で活動を行い、
いざという時に備えています。

ひろがる

得意を活かした活動の輪がひろがる
『共助のコミュニティ』

「ひばりが丘」には、住民が主体的に自分の得意分野を持ち寄り、それぞれのできる範囲で楽しく活動できる仕組みがあります。活動やイベントの拠点となる「場」があり、新しい関係づくりをサポートする「人」がいます。地域の中でたよったり、たよられたり。多彩なプレイヤーが連携して、活動の輪がひろがっていくことで、住民同士が「普段は楽しく、困った時に助け合える」コミュニティづくりが推進されています。

HISTORY

首都圏初の大規模団地として、
人々の羨望を集めた「ひばりが丘団地」。

1959年に首都圏初の大規模団地として建設された「ひばりが丘団地。建設当時は最先端の住宅として、当時の皇太子ご夫妻をはじめとする多数の要人が視察に訪れ、「憧れの団地」として全国的に知名度も高まりました。建設から40年余りが経過した1999年3月には建物の老朽化や生活様式の多様化を背景に団地の建て替えがスタートし、2018年に完了しました。

昭和30年代後半撮影の航空写真

日本初の事業パートナー方式による
官民共同の街づくり。

「ひばりが丘団地再生事業」は、開発からエリアマネジメントまでを官民共同で取り組む「事業パートナー方式によるPPP手法」を取り入れた日本初の試みでした。コスモスイニシアを含む不動産デベロッパー4社とUR都市機構の連携のもと、7街区に分けて開発を行い、2018年8月にすべての街区が完成。再生事業完了後も将来にわたり地域が育っていくように、住民と事業者等が主体的に取り組むエリアマネジメントを推進し、近年では住民によるイベントの企画・運営、情報発信等の取り組みが行われています。

周辺街並み（2024年6月撮影）

3つの異なるタイプの既存住棟を再活用。

ひばりが丘団地再生事業においては、歴史の継承、資源の有効活用等の観点から、古い建物のすべてを解体して建て替えるのではなく、3つの異なるタイプの住棟を1棟ずつ残し、それぞれ活用が図られています。新しく建て替わった建物の中に、既存建物をポイント的に配置することにより、表情豊かな街並みを創り出すとともに、新たな住人達が「ひばりが丘団地」の歴史を感じるきっかけにもなっています。