IT関連のスキルを活かして、
地域のイベントを生配信。
「まちにわ ひばりが丘」の理事として活動する加藤さん。ご近所との交流やイベントの運営を通して、仕事とは違った「やりがい」や「楽しさ」を実感されています。
ゆるく気軽につながれる
住民中心のコミュニティづくり。
「一般社団法人まちにわ ひばりが丘(以下まちにわ)」が企画する地域のイベント運営などに携わらせていただいています。イベントによっても毎回役割は変わってきたりするので、常に違った発見ができたり、新しい顔見知りができたり、楽しく活動させてもらっています。
今のマンションに引っ越してくるタイミングで、地域の再生計画としてエリアマネジメントの活動があるという話をお聞きして、当時の「まちにわ」の事務局長から声をかけていただいたのがきっかけです。
元々、人のつながりというか誰かのために何かをすることが好きな性格なので。自分が住んでいる地域に何か貢献できたらいいなと思っていました。以前に住んでいた地域では、ご近所づきあいが全くといっていいほどありませんでした。
ひばりが丘では「まちにわ」の取り組みもあって、住民同士の顔が知れたり仲良くなれたり、コミュニティの距離感が近い感じがします。だからといって、地域の活動に関わることが義務という感じでもありません。イベントが楽しいからイベントだけ手伝いたいという人もいれば、地域の将来のことまで考えている人もいれば、ただイベントに参加して楽しむ人もいます。
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受け身ではなく、
主体的に参加しているという実感。
最初は「街をよくする活動をしてくれるまちにわという団体があるんだな」ぐらいの感じだったんです。イベントにも参加者として楽しんでいるなかで、ちょっと面白そうだから自分も関わってみたいなと思うようになりました。
また、マンション入居時に私自身が理事会のメンバーでもあったので「まちにわ」とマンション住人との橋渡しのような役割がもあり。そこで初めて運営側として携わる立場になった時に「楽しいな」「もっと関わりたいな」となって、「まちにわ」の活動に参加するようになりました。
受け身ではなく、自分が主体的に参加しているという実感があると、やっぱりそこに暮らして楽しいと思えたり、地域への愛着がもっと沸いてくるのではないでしょうか。
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自分の得意分野を活かして、
地域を盛り上げたい。
人それぞれで考え方は違うとはいえ、地域を盛り上げたいという仲間が集まって活動しているわけなので、同じ目的に向かってみんなで協力しながら物事を進めていくところにやりがいや面白さを感じます。
私はIT関係の仕事をしていて、プロジェクトごとに役割分担があるわけです。同じ目的に向かって活動するというのは仕事だと当たり前だと思うんですよね。でも地域の住民として、いわゆるボランティアとして活動するというのは、やっぱり仕事とは違う面白さというか新鮮さがあるんですね。
例えば「ひばリンピック」という「ひばりが丘」と「オリンピック」を掛け合わせたような住民同士のスポーツイベントで、自分はYouTubeの生配信を担当させてもらいました。機材などは私物を持ち出して。IT関係は自分の得意分野でもありましたので、その分野を活かして地域に貢献できるというも魅力の一つだと思います。
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元アスリートの
セカンドキャリアを支援する活動も。
私は野球が好きで、趣味の一つとして埼玉西武ライオンズの私設応援団でトランペットを吹いたりしているのですが、プロ野球選手が引退した後のセカンドキャリアということも真剣に考えていて。
この周辺にもライオンズの選手が住んでいたり、引退した選手も暮らしていたりするのですが、引退された後で苦労されている姿を結構見ているんですね。そのなかで、ボランティア活動で地域の子ども達を集めて野球教室を開催するみたいなことにも関わらせていただいて、そこに元プロ野球選手に参加してもらったりしています。スポーツの魅力を子ども達に伝えるという活動なら、子ども達にも元アスリートのためにもなるのではないかと考えていて。お互いがwin-winになるような企画にも携わらせていただいています。
地域の活動を通して、子どもも大人も豊かになれるような社会が広がっていけばいいなと願っています。
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