コスモスイニシア INITIA GREEN 環境への取り組み

第4回:東京デコルテ・ココラボモデルその1その2第3回第4回第5回

環境共生住宅は、ココラボ研究の積み重ねから生まれました。
「ココラボ2008」実験模型
「人に、環境にやさしい家」をテーマに、5つの視点を4つのラウンドで研究しました。

「東京デコルテ・ココラボモデル」の当社担当者である舟久保建樹に話を聞きました。
ーーココラボ2008での、具体的な研究内容と、それが今回どのような住まいになったのか、教えてください。

ココラボ2008では、「人に、環境に、やさしい家」というテーマを、省エネ、素材、外環境、住空間、街並みの5つの視点で考えました。
東京大学難波研究室の学生のみなさんが、それを4つのラウンドに分け、毎回楽しく刺激的な提案を重ねてくれました。

ひとつひとつの研究が環境共生住宅を具体化していきました。
1st.ROUND
「いろんな家を考えてみよう」。その敷地にどんな人が住み、どんなライフスタイルをおくるのか。各研究員がそれぞれ無邪気に考え、自分の考えた環境共生住宅を提案しました。
1.5階のスキップフロアのある住宅の内観模型
1.5階のスキップフロアのある住宅の
内観模型
2nd.ROUND
「家の周りを見てみよう」。街の中に環境共生住宅が集まったときどのような効果が現れてくるか研究しました。1st ROUNDのアイデアを掘り下げ、生活導線や風の流れ、街並みのルールなど具体案を追求し、さらにCFDというコンピューターを使用して通風のシミュレーションを行い、その結果を受けてより効果的な窓の配置などを提案しました。
通風シミュレーションの様子
通風シミュレーションの様子
3rd.ROUND
「人に、環境に、やさしい家にしよう」。家族人数の変化にも対応し、無駄なく自然のエネルギーを活用した地球と家計に優しい暮らし、そして構造や素材の安全性など、環境共生にふさわしい住まいを設計するための細かい検証を行っていきました。
省エネ設計図
省エネ設計図
FINAL ROUND
「環境共生住宅に住もう」。各敷地の最終提案をまとめ風洞実験を行いました。1/100スケールの模型を使用した風洞実験を行い、設計段階の風の流れが実際に壁や屋根に作用する風圧を測定し、室内に効果的に風を取り込み、また室内の空気を外に吐き出すというデータを得ました。
風洞実験の様子
風洞実験の様子

6/30(水)13:45~ 「ココラボ環境共生住宅プロジェクト シンポジウム」 in 東京大学
【主催:ココラボモデル環境共生住宅建設委員会】
・東京大学大学院
難波研究室(ココラボ2008、設計)
稲山研究室(木材、構造)
前研究室(環境)
・難波和彦+界工作舎(設計、監理)
・エム・ティ・ビジョンズ(総合プロデュース)
・細田工務店(事業主)
・コスモスイニシア(事業主)

外観完成予想CG
※掲載の完成予想CGは図面を基に描き起こしたもので、施工上の理由により、形状、色等は実際のものとは異なります。

ご好評のうちに終了いたしました。
CocoLABO
(平成22年6月25日公開)
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