2020.08.28
クロストーク 成長環境 新卒入社 社内表彰 若手
新人賞対談~2019年度新人賞獲得の2人に聞くコスモスイニシアの魅力と環境とは?~
当社では、毎年4月に全従業員が一堂に集う全社キックオフ(*)で年間表彰を行います。
その中でも注目度が高いのが“新人賞”。
新卒入社した従業員の中で、最も高い業績を上げた者に与えられる賞。
(*今年はコロナウイルスの影響により、Youtube配信で全社キックオフを実施しています)
今回話を聞くのは、今年度の全社キックオフで新人賞を獲得した杉原・山下。
新人賞獲得までも2人それぞれの思いや背景がありました。
また、当社の若手の働く環境や就活時代の話なども聞いてみました。
- 写真左:杉原 永莉(すぎはら・えり)/レジデンシャル本部流通事業部流通一部一課渋谷青山営業所所属・総合職
2019年に新卒でコスモスイニシアへ入社。区分マンションの仲介や、リノベーションマンションの仕入れ・再販を担当。
写真右:山下 風太(やました・ふうた)/企画開発本部企画開発二部一課所属・総合職
2019年に新卒でコスモスイニシアへ入社。企画開発本部にて用地の仕入れを主に担当。
新人賞はお客様と向き合った結果
―――まずは新人賞、獲得おめでとうございます!率直な感想を聞かせてください。
2人:ありがとうございます!!
山下:うれしかったですが、ほっとしました。1年間「新人賞取ります」と言い続けてたので、それが叶ったことへの安心感が正直大きかったですね。
杉原:私はまさか自分が新人賞をとれるとは思ってなかったのでびっくりしました!周りの人が喜んでくれたことが嬉しかったです。
―――宣言した時の周囲の反応は?
山下:最初は、「おお、新人らしいなあ」程度だったと思うんです。
でも、6月に初契約に至ることができ、9月に自分にとって大きな案件が来た時に周囲から「本当にとるんじゃない?」と期待をされ始めたのを覚えてます。年明けの2月頃から「おう、新人賞!」と挨拶をされることもあり、良いプレッシャーをかけてもらっていました。 (笑)
自分でかけにいっていましたけどね。
全社キックオフ当日も部署の人達とZOOMを繋ぎながら発表中継を見ていて、みんなで喜んでくれたので嬉しかったです!
―――杉原は新人賞を意識することはなかったの?
杉原:教育担当から言われていた気がします。2月末から多くの案件が契約に至るようになり、可能性あるんじゃない?!と言われてました。
山下:確かに、3月に杉原すごい勢いで契約しているっていうのは風の噂で僕も聞いてましたよ。「えり(杉原)がやばい!いつ寝てるの?!」って。(笑)
杉原:全然帰っていたし、きちんと寝ていたんですけどね!
でも、私は「出会ったお客さまに最善のことをしたい」と思って向き合っていただけで、その先に新人賞を取りたいという思いは強くは思ってなかったですね。お客さまに向き合ってきた結果だと思います。
入社の決め手はやっぱり“人の魅力”
―――当社に出会った時の話を聞かせてください!
山下:大学生の時、バイク便のバイトをしていたんです。そのバイトの取引先として知っていました。
就活を始めたのが遅くて、インターンシップも大手の選考も、もう終わっていたんですよね。
なので、僕の就活はバイト先の取引先の社名をひたすら調べることからスタートしました。
結局、4月末から2か月くらいの就活でしたね。短いですが、30社は見に行ったと思います。
杉原:逆に私は就活を始めるのが早かったです。3年生の夏からやってました。
私、北海道出身で東京の会社もよくわからなかったんです。その中で、大学の時にすごく可愛がってくれた尊敬する先輩が当社に入社していたんです。そんな尊敬する先輩が入る会社ってどんな会社なんだろうって思って、インターンシップに参加しました。
―――そこからコスモスイニシアに絞るまでは?
山下:座談会で採用担当に初めて会ったんです。
興味を持ったきっかけが、採用担当でしたね。いや、正確に言うと“僕の採用担当を、会社の採用をするための人として選んでいる会社に面白みを感じたから”です。座談会の自己紹介で、「マサイ族に入族しました!」ってさらっと言ってて。(笑)
こんな面白い人が採用している会社に採用されたいと思っていましたね。
もう一つ、良いなと思ったきっかけがあります。
就活を進めていく中で、“会社を決める決め手がない”ことも悩んでいたんです。
そんな時、他の会社は給与条件面とか労働条件面の提示をして解決しようとしてきたんですけど、当社の採用担当は「うちの魅力は人だから従業員に会って考えてみたら?」という提案をされたんです。就活生に堂々と“会社の魅力は人”って言えるのって素敵だなって思いました。
杉原:私は山下と違って優柔不断なので、興味を持ってから当社に入社を決めるまでに半年くらいかかりました。「他社と比べないと決められない!」といって他社と比べていました。
その半年は本当にいろんな会社を見ました。従業員数10人規模の会社から超大手企業まで!(笑)
でもその中で気づいたんです。「私、いつも見ている会社をコスモスイニシアと比較しているなって」自分の中で、いつも“コスモスイニシアVS●●”だったんです。
いつも比較して常に自分の心に残ってる会社なら、自分が一番好きな会社なんだなって思いました。
相手と真摯に向き合うDNA
―――他に就活のエピソードありますか?
山下:他にもいろんな会社を受けている中で「この人すごいな、かっこいいな。学生とすごくちゃんと向き合ってくれるな」という人が2,3人いらっしゃったんですけど、なんとその人たちがみんな当社の卒業生だったんです。
他にどの会社受けてるか聞かれて、当社の名前上げると、「そこの卒業生なんだよ!」って教えてくれて。
多分、僕は無意識に当社の血を引いた人にかっこよさを感じていました。僕もこのDNAが欲しいのかもしれないと気付かされた出来事でしたね!(笑)
杉原: 私、色々インターンシップに参加したんですけど、インターンシップでここまで人のこと憎く思えるのってすごいなって思ったんです。(笑)
当社のインターンシップって本当に本音でぶつかるんですよ。
「採用活動の新しい方法」を立案するインターンだったんですけど。そもそも、それを就活生にやらせるってすごいですよね。(笑)
他の会社のグループセッションって、他の人の名前を覚えていないまま終わることが当たり前だったんです。ただ、当社のインターンシップは、その人の生い立ちや価値感、キャラクターまでわかって、憎いところもありながらお互いを認め合うところとかもあって・・・インターンシップが終わった後もみんなで飲みに行くような仲間になれたんです。
そんな就活の時から本気でぶつかり合うことを体験できる会社ってそうそうなかったですね。
成長の秘訣は、人材としての教育と若手の裁量権
―――当社では成長環境があるといわれてますが、どんなところでそれを感じますか?
山下:2つあるんですが、
一つ目は、教育に対する熱さですね。周囲の他社に行った同期の話を聞いていても思います。
仕事に関しての教育というよりは、“人として”という教育もしてくれます。教育担当も課長も、ただテクニック論を教えてくれるのではなく、まずは「お前はどうなりたいんだ?今そこに向かって進めているのか?」と聞いてくれてます。自分が仕事に向き合う中で“どうなりたいか”を一緒に考えて走ってくれる人が多いですね。
二つ目は、若手の裁量権ですね。これは就活でよく出るワードですけど、本当にあるなと思いました。売上43億円の大きな案件を担当させてもらったんですけど、それを大学を卒業して、たかが8か月の新社会人に担当者として任せてくれるんです。泳がせるところは泳がせて、指摘するところは指摘してもらいながらやらせてもらえたことはまさに“若手の裁量権”を体現していたなと思います。
杉原:まさに、“若手の裁量権”は私も思いましたね。
まずは自由にやらせてくれるけど、終わった後にきちんと何が足りてなかったかを教えてくださいます。1~10まで教えられちゃうとつまらないんです。まずは、「自分で考えるようにやってみよう」と任せてもらえるのが面白かったですね。本当に取り返しのつかない失敗はしないようにサポートしてくれるところはサポートしてくれたので、伸び伸びと仕事させてもらうことができました。
成長を後押しするのは風通しの良い社風
杉原:あと仕事してて感じるのは、横の繋がりの強さですね。
私の所属する部署では、リノベーションマンションの買取・再販売をするんですけど、なにか相談したい時や提案したい時に建築や買取専門の部署の人たちが、皆さんすごくウェルカムなんです。
皆さん普段人を巻き込んでいる分、巻き込まれ慣れているんだなと思いました。(笑)
そして皆さん気持ちが若いなって思いますね。
山下:確かに風通しはいいですね。課長とかがまずは、「お前はどう思う?」って聞いてくれますね。自由に意見を言わせてくれる!通るかどうかはもちろん場合によりますけど、風を起こせますね!
杉原:“風通しがいい”のは、例えば偉い人と話せることはどこの会社でもそうだと思うんです。当社は話せるのはもちろん、距離が近いと感じます。
事業部長のような普段一緒の事務所で働いていない上司が、1年目の一つ一つの案件を知っててくれれて、契約終わると「お疲れ!」ってわざわざ言ってくれるんです。流通事業部って毎月沢山契約があるのに、その中で物件名とかまで把握してくださってます。すごく嬉しいですよね。
成長は、できなさの痛感から
―――去年1年で一番成長したなと思うエピソードはありますか?
山下:当社って“ビジネスプロデューサーを目指そう”って言われるじゃないですか。
自分、ビジネスプロデューサーをしているなっていうのはすごく感じましたね。
僕の所属する企画開発本部という部署は、社内外のあらゆる人と関わります。関係者が多い分、違う方向を向いてしまっていることもあるんですけど、それを自分が主体となって各方面を調整しながらまとめていかないといけないんです。それをやっているときはビジネスをプロデュースしているなと思いました。僕が当社の代表として巻き込んでいくので、より責任感も感じて主体的に取り組みましたね。“自分が任されている仕事“という思いが強かったです。
杉原:一従業員として与えられる数字の目標を達成したいという気持ちはもともと強かったです。ある時、その買取ができたら目標達成できるという1件を取得することができませんでした。その時は悔しすぎて教育担当の前で泣いてしまったんですけど。(笑)
お客さまとも本気で向き合っていて、その時私ができる全てのことをやったけどうまくいかなかったんです。これは完全に自分の力不足でした。
でも、その悔しい思いが逆にバネになって、お客さまとの話し方や提案の仕方、ヒアリングの仕方などを見直すきっかけになりました。この悔し泣きの1件のお陰で、1年目最終月の3月には1か月で4件の取得をすることができました。
山下:わかる!できなさを痛感してからが成長でしたね。
配属されてすぐいただいた案件を、配属後2か月で契約させていただいたんです。ほぼ史上最速の初契約でした。でも、できないことだらけで、まさにおんぶにだっこ状態で今思えば無様な契約でした。(笑)
でも、その契約のお陰で、“できないことをできるようにする・できることをきちんとやる”ことを意識して仕事できるようになりました。できなさ過ぎてプライドがなくなってからは、成長が早かったです。成長するって何かを自分に取り入れることでもあると思うんですけど、無駄なプライドをそぎ落とすことも成長への近道なのかなって思います。
―――成長する中での周囲の人とのエピソードはありますか?
山下:教育担当に学んだことは大きかったですね。不動産業って大きいお金が動くビジネスというイメージがあると思うんです。でも、小さなこと一つ一つにも手を抜かない。どんなことにも熱量もって向き合う。全ては小さなことの積み重ねだということですね。教育担当から学んだことです。
教育担当は、例えば、伝票1枚届けるにも相手の都合のつく時間に直接持って行ってコミュニケーションを取るようにしていました。背中で見せてくれてましたね。
杉原:3月の契約の時に先方の業者の方と少しトラブルになってしまったんです。その時に教育担当が助けてくれたんですが、私の気持ちを聞きながら進めてくれました。私は、正直会社の業績などではなく、お客さまを守ることを本当に大切にしたいと思っていました。その思いを一緒に持ちながら教育担当が動いてくださったのはとても嬉しかったです。 “お客さまのため”が一番大切だという考え方が当たり前に浸透していることは素敵ですよね。
成長環境を繋いでいく
―――そんなお二人も現在入社2年目ですが、今年はどんな1年にしたいですか?
山下:企画開発本部って求められていることが去年から変化しているんです。去年以上に業績結果に至るまでのプロセスや自分自身の取り組みを重視していこうとなっています。
杉原:新人賞を取った以上、もちろん自分の目標は達成しますが、今年は教育担当をやっているので新卒入社者の目標も達成できるようにサポートしたい。同じようにたくさん経験して成長させてあげたいですね。
山下:それは本当に思う!
杉原:どんな教育担当でいたいか?を課長に聞かれたんです。考えたんですが、自分の教育担当のようになりたいです。仕事面では厳しくすべきところは厳しく、でも仕事が終わったら思いっきりメリハリのある教育担当ですね。
山下:僕も自分の教育担当みたいになりたいです。きっとなるのはそんな簡単じゃないくらい素敵な教育担当ですけど、“目標は高く”ですね。人に対する丁寧さというのは意識したいし、きちんと継いで行きたいですね。
―――今年もぜひお二人らしく素敵な1年を過ごしてください!
今日はありがとうございました!
取材・編集
採用担当
深野 愛
2015年に新卒で入社。流通事業部で売買仲介・リノベーションマンションの仕入れや販売を経験。5年目に同事業部にて所長を経験し、6年目となる2020年6月より人事部に異動をし、新卒採用に携わる。