ボトムアップの精神で頑張る社員。全員へのありがとう
PROFILE
名前
喜川 健太/Kenta Kigawa
部署
デジタル推進部門 デジタル推進部
コスモスイニシア歴
22年
経歴
神奈川県出身。2003年に新卒で入社し不動産仲介営業⇒新築戸建営業⇒不動産仲介の営業所長を経て、2017年に総務課に異動。異動当時の総務課では総務業務、システム運用・管理業務のマネジメントを担う。2023年にデジタル推進部が新設され、現情報システム課に異動。デジタル活用により従業員のみなさんが働きやすく生産性の向上に寄与できるようにシステムインフラ領域を中心に奮闘中。
PROFILE
名前
角田 喜之/Yoshiyuki Tsunoda
部署
総務人事部門 総務部
コスモスイニシア歴
4年
経歴
栃木県出身。新卒でプラント建設会社に入社し、脱サラ・農家を経て、2021年にキャリア入社。総務課に配属となり、主に全社イベント、権限規程、防災などを担当。総務歴は通算12年目になる。神奈川県西部の里山で細々と畑を続けている。
PROFILE
名前
奥村 英美里/Emiri Okumura
部署
経営企画部門 経営企画部
コスモスイニシア歴
6年
経歴
千葉県出身。2020年に新卒で入社。入社から3年半、賃貸事業部にてシェアオフィス事業に携わり、物件運営・新規物件立ちあげ・集客に従事。現在は経営企画部にて、コーポレートブランディング/PR/社内広報など広報全般を担当。
PROFILE
名前
藤原 大介/Daisuke Fujiwara
部署
総務人事部門 人事部
コスモスイニシア歴
5年
経歴
神奈川県出身。2021年に新卒入社。入社当時は一棟投資用不動産の再生事業に携わる。当時の上司・同僚のおかげでコスモス愛が強くなり、「コスモスイニシアの従業員が日本で一番活き活きと働いている会社にする」を目標に、2023年10月に人事部へ異動。2024年よりキャリア採用チームリーダーの他、研修・オンボーディング領域を担当する。 社内一ゆるいと言われる「海部」の部長も兼任。
これまでの感謝を社員とご家族、全員に伝えたい」という、代表取締役社長の髙智亮大朗氏の思いでプロジェクトは始動。どんな内容にするかは、社員のアイデア出しにかかっています。
当社は、いわゆる『ボトムアップ』の風土があります。『こんなことやってみよう!』と果敢に挑戦してきたから、今がある。だからこそ、日々頑張っている社員と、彼らを支えてきた家族が楽しめるイベントを目指しました。
デジタル推進部情報システム課でマネージャーを務める喜川は、イベント当時は総務課も兼任しており、「コスフェス」プロジェクトを統括するリーダーとして抜擢されました。
コスモスイニシアは、一人ひとりの社員のキャラクターが際立つ会社。「バラバラの個性」が連携したり、ぶつかり合ったりするなかで化学反応が生まれ、大きな力が生まれる。根っこには、社員間の絆の深さがありました。
そんな社風に影を落としはじめたのは、コロナ禍のこと。
自由闊達に意見交換をしながら仕事に臨むという、これまで社内にあったあたりまえの姿勢が滞ってしまいました。だからコロナ禍が明けた今こそ、あらためて周囲を巻き込みつつ、『自分ごと』を再認識する機会としてイベントを活用できたらいいなと。
「コスフェス」とは「コスモスフェスティバル」の略称。「フェス」が付くのは、音楽やアートなどのカルチャーも取り込みたいという、若手メンバー・奥村と藤原発案のアイデアです。
若手が楽しめるようにDJやアートをプログラムに入れたいし、当社でお決まりの『体育会系ノリ』も外せない。お子さんやパートナーの方も楽しめるコンテンツも用意したい。そこをどう折衷して一つのイベントにするかがポイントでした。
総務部総務課の角田は、「内輪ノリ」にならないようバランスを見て、誰もが楽しめる内容へとブラッシュアップします。
いまだ古いカルチャーも残る不動産業界。そんななかでのコスモスイニシアの魅力について、入社4年目の若手である藤原はこう話します。
コスモスイニシアは、常に新しい挑戦をしている会社です。『未来にワクワクできる人』が集まっているからこそ、変革を生み出せる。カルチャーを反映したプログラムはコスモスイニシアの新しさを切り拓く部分にマッチすると感じて当プロジェクトに参加しました。
実は藤原は、プロジェクトの立ち上げ時は運営メンバーではありませんでした。イベント当日のわずか2か月前に急遽、招集されることに。
『ちょっと、大介。お願い!』と、直談判でしたね(笑)
藤原が若手社員を巻き込んで当日の運営につなげてくれたおかげで、当日は滞りなくイベントを開催できました。 彼の人脈のおかげですね。
全世代の社員が現在進行形で楽しいと感じることは、なにか。「社員の笑顔」を常にゴールに掲げながら、全員の「かゆいところに手が届く」奥行きのあるプログラムとは? 試行錯誤の結果、DJによるパフォーマンス、アート体験、フォトセッション、フードトラック! 過去のイベントのなかで群を抜いてカルチャー色が濃いプログラムを組み込んだ、企業のイベントとは思えないほどの前衛的なものになりました。
『記憶に残って、記録にも残る』イベントにしたかったんです。
社長の愛のある“むちゃぶりをウィットに解決?
もちろん、ザ・体育会系ノリの内容も網羅。なかでも一番の目玉だったのが、部署ごとにチームを組んだ「本部対抗TUNA引き大合戦!!」。“綱引き”を“TUNA引き”と表記するのには、こんなおもしろいエピソードがありました。
綱引きの前に、実はサプライズでマグロ解体ショーを行ったんです。プログラムに載せていなかったので、会場は大興奮でした。赤い旗を振っているのが、社長の髙智です。ただ、それが決まったのがほんとにギリギリのタイミングでして……
部署の一体感を醸成するという目的で綱引きを予定していたのですが、開催1か月を切ったころに、髙智から『視覚的に記憶に残るような目玉が欲しい』とマグロ解体ショーの提案がありました(笑)
イベントを目前にして、社長からなかなかの難題が投げられました。
メンバー全員が「無理だ」と感じていました。発注の懸念もそうですが、そもそもマグロ解体ショーがコスフェスの雰囲気に合うのかと、メンバーで議論を重ねました。
そうしてたどり着いたのが「綱引きの“綱”とマグロの“TUNA”を掛け合わせる」という案。なんとか発注も間に合い、実施にいたりました。
トロを『トロフィー』として優勝チームに贈呈。こういう古風なノリってどうなの、と思ったのですが。奥村とも『そのノリ、あえて入れましょう』と話し、採用に(笑)
“綱引き”を“TUNA引き”に——課題をユニークな視点で捉え、アイデアへとつなげていく。クリエイティブの楽しさを実証したエピソードでした。
もう一つ、盛り上がりを見せたイベントが「スタンプアドベンチャー!!〜コスモスイニシアの挑戦状〜」。
3組で1チームを作り、家族一緒にスタンプラリーに挑むゲームです。それぞれのブースでペットボトルを立てて競ったり、クイズをしたり。社員には出題者として協力してもらいました。部署の垣根を超えて交流の輪が広がりました。
簡単なゲームで、大人が熱くなる。子どもと接して、温かい顔になる。ふだんの業務では見られない仲間の個性に気づくことは、仕事をするうえでの大きな潤滑油になります。そんなところにも、コスフェスの意義がありました。
「大変」に勝るのは、やっぱり「楽しい」
当日のための準備が9割。イベントなんて、大変なものなんです」とリーダーである喜川が話すように、通常業務と並行してイベントの準備に明け暮れる日々は、大変なことも多くありました。
ビジュアル面も含め、これまで携わってきた全社キックオフイベントよりはるかにエッジが効いた内容だったので、1000人規模のイベントとして『これでいいのか』と不安に思うこともありました。
でも、結果オーライ! 個人の『やりたい』を突き詰めてカタチにすることの大切さを知りました。個性が強い社員が多い当社だからこそ、できた。これから社内イベントを運営する際も、より柔軟に進められる気がします。
バラバラな個性をバインドしていくからおもしろい。その熱量が、大きな価値を生みます。
私が学んだことは2つ。1つは、司会をやったことで人前に立つ度胸と耐性がついたこと、もう1つは、諦めずに考え抜くことの大切さを学んだことです。妥協しても、イベントの当日は迎えられます。なんとなくカタチにすることもできますけど、今回はそうじゃなかった。メンバーの強い結束力で、社員にどんな気持ちになってほしいか、最後まで考え抜くことができました。
会社で夜まで打ち合わせしたのに、帰ってからまたオンラインで集合したこともありましたね。ちなみに、誕生日はオンラインで角田と迎えました(笑)。そういうのもこのメンバーだったから、楽しく乗り切れたなと思います。
身体的にキツい日もありましたが、楽しかったから頑張れました。常に前向きで4人の目的に対してブレなかったので、ちょっとした意見の食い違いがありつつも協議することすら、楽しみながらやれました。喜川と角田がやりたいようにやらせてくれたのも、すごく大きかったですね。
楽しむこと。なににおいてもそれが一番。
『自分ごととして臨む』。それが当社の文化であることを再認識できました。通常、当社のイベントは事務局8〜10名のメンバーでまわすことが多いのですが、コスフェスは 1000人規模をたったの4名で。一人ひとりの負荷はだいぶ大きかったと思います。諦めずに向き合ってくれたメンバーに、本当に感謝しています。
ボス! 泣いちゃいます……!