Field Notes from Freelancers
みんなのお悩み、ライフハック、
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プロの効率化と、持続可能なキャリアのための
お金の話。
毎日仕事に追われて、お金や将来のことはついつい後回し……なんてこと、ありませんか? これからも長く、気持ちよく働き続けるために、4人のフリーランスが普段しているちょっとした効率化や、お金のやりくりの工夫についておしゃべりしてもらいました。Slackの小技からローンや節税の悩み、これからの生き方まで、等身大の話が色々聞けそうですよ。
Membersメンバー紹介
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Nさん
Webアプリ開発をはじめ、イベント等の現場仕事にも従事している。
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Yさん
ブランディングを中心にデザイナーとして活動。企画・コンセプトづくりから携わることが多い。
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Dさん
広告グラフィックのデザインやアートディレクションからデジタル領域まで幅広く手がける。
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Tさん
Webサイト制作、UIデザインやロゴ、映像制作などデザイン全般を担当している。
Chapters目次
- ひとりで抱え込まずに賢く守る。フリーランスが直面するお金と信用の壁。
- 試して、見極めて、整理する。迷ったときの投資と手放す基準。
- 作業をよりスムーズに。私たちが実践する日々の効率化の技術。
- 変化の激しい時代を生きる。会社員とフリーランス、これからの選択肢。
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ひとりで抱え込まずに賢く守る。
フリーランスが直面するお金と信用の壁。 - ——まずはフリーランスであれば避けては通れない「お金」の話。みなさん、どんな対策をしていますか?
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TD
私は独立した当時、周りの先輩フリーランスから「絶対にやっておけ」と教わったiDeCoをマストでやっています。掛金が全額所得控除になるので、大きな税金対策としてとても役立っています。
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Webデザイナー
意外と知られていないのが、国民年金に上乗せする「付加年金」です。月額たった400円を払うだけで将来の受給額を増やせる公的制度なのですが、一般的なマネー本には載っていないので、もっと早くに知っておけば良かったです。あと、自分の1日あたりの報酬額である人日単価(にんにちたんか)を決めておくと本当にいいですよ。見積もりの概算を出すのがとてもカンタンになりました。
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デザイナー
私は経理を1年目から税理士さんに丸投げしています。難しい勘定科目の名前を必死に覚える暇があったら、その費用をカバーできるデザイン案件を1つでも多く獲得して、自分の得意分野で勝負する方が合理的で精神的にも楽という考え方です。最近はファイナンシャルプランナーに将来のライフプランも具体的に組んでもらいました。
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私も経理は自分でやるのではなく妻に任せて、自分はタッチしないようにしています。フリーランスならではのお金の話で言うと、家を買う時は融資をしてくれる金融機関を探していろいろ銀行を回ったことですかね。ローンを組めないフリーランスの話はよく聞きます。
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デザイナー
節税をすると所得が低くなるのでローンの審査が通らないんですよね。そのあたりのバランスが難しい。
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Webデザイナー
私は賃貸の話ですが、ちょっといいランクの物件の入居審査に落ちたことがあります。事業の売上がしっかりあっても、審査会社は諸々差し引いた後の所得(手取り)しか見てくれないので、フリーランスの社会的信用の厳しさを痛感しました。
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試して、見極めて、整理する。
迷ったときの投資と手放す基準。 - ——会社勤めだと気にならない費用にサブスクリプションがあります。課金に関するマイルールはありますか?
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Webデザイナー
私は先輩デザイナーに「デザイナーは迷ったら全部買え」と言われたこともあり、とりあえず契約して使ってみるようにしています。ただ、やめる時のルールは厳しめにしていて、請求を見て「これ使ってないな」と思ったら即切るようにしています。
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TD
分かります。私はエンジニアなので生成AIエージェントでドキュメントファイルもスライド資料もすべて作っているので、そこに課金をしないのは考えられませんが「エンジニアを1人雇うより、AIに月3万払う方が圧倒的に安い」と考えるようにして、一番上位の約3万円のプランを課金することも多いです。
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デザイナー
最上位プランを超えて、追加でトークン課金をすることもあるんですか?
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TD
実際のところ追加することは少なく、業務量に合わせて月1万~3万円の間で調整している感じですね。
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デザイナー
私は生成AIに自分の財務状況を相談して、自己投資の配分ルールを決めてもらいました。月いくらまでと決めて「デザイン・フォント系」「AI系」「勉強系」といった風に配分することを提案されたので、これから参考にしていこうと思っています。
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私は……実は放置しすぎて同じサービスの有料アカウントが2つあることに気づいたけど、まだそのままにしてますね(苦笑)。
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Webデザイナー
それめちゃくちゃ最悪じゃないですか(笑)。
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作業をよりスムーズに。
私たちが実践する日々の効率化の技術。 - ——効率化の面ではいかがでしょう。これだけは譲れないというスケジュール構築や生活リズムでの工夫、テクニックはありますか?
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Webデザイナー
超細かいんですけど、Slack内を行ったり来たりして迷子になる時間をゼロに近づけるために、未読の全チャンネルを別タブでブラウザにバーッと開いて、返信したら即閉じるようにしています。「Slack内での画面移動を極力しない」ことは徹底してますね。コマンドキー(Mac)またはコントロールキー(Windows/Linux)を押しながらチャンネル名をクリックすると別タブで開けます。
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デザイナー
それめっちゃいい。
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TD
確かに。私の場合、ポジションによっては、自分から人に振らないと開発が進まないときがあり、その際は、ボトルネックにならないよう、ノートアプリに逐一細かくリマインドが来るように設定するなど、ステータスを管理してタスクを常に可視化しています。あとスケジュールで言うと、自宅では昼食後に必ず15~20分の仮眠を取るのがルーティンです。こうすることで午後の集中力が全然違います。
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デザイナー
スケジュール管理で言うと、クライアントから来るざっくりした期限に任せてしまわず、自分から「第1稿のインナー提出は何日、フィードバックは何日まで」といったように自らすべてのスケジュールを提案して合意を取るようにしています。私自身が先回りして、出し戻しの期日をコントロールしておかないと、急に締め切り2日前に一旦見せてくださいとか言われても対応できないので、あらかじめ決めておくようにしています。
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生活リズムという点で言うと、私の場合は、子供を保育園に送って帰ってきたら仕事スタートです。そこからやれるだけやる。朝食・昼食はとりませんね。お腹が満たされると眠くなっちゃうので。
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Webデザイナー
私も保育園の送迎が強制的なオンオフのスイッチになっていますね。送って帰ってきたら仕事スタート、お迎えに行ったら一旦終了。子供のリズムに生活を強制的に合わせています。
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変化の激しい時代を生きる。
会社員とフリーランス、これからの選択肢。 - ——最後に今後について。みなさんはフリーランスを続ける予定ですか? それとも、会社員に戻る選択肢も視野に入れているのでしょうか?
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TD
エンジニアの場合、ちょうど今この時期が大きな分岐点だと思っています。今後、AIの最新機能や大規模な開発インフラは、個人ではなく特定の巨大な組織に優先的に降りてくるようになるはず。技術の最先端に触れ続けるためには、大きな会社組織に戻る選択肢は全然ありますね。病気やケガをした時の無収入リスクや福利厚生を考えても、やはり組織の安心感は大きいです。
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デザイナー
私も会社員に戻ることへの拒否感はないですね。会社を大きくしてデザインスタジオを作りたいという野望はあまりないですし、何より「自分が働いて納品しないと1円も入らない」という不安がないことはすごく大きい。とはいえ、会社員に戻ると言っても、今の働き方をすべて手放すわけではなく、例えば週3日会社員として働くといった仕事のスタイルにしたいので、どのようにでもなれる状態にしておくのが一番かと思います。
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Webデザイナー
私も同じです。いつか自分が昔から大好きな会社に入れるタイミングがあれば、入りたいという意欲は常に持っています。ただ、少し前にファイナンシャルプランナーに「50代後半までにこれだけ稼いで運用に回せば一生安泰」という数字を出してもらったんです。自分の「人生のゴール」が可視化されたことで、精神的な焦りが消えたので、フリーランスとしてこのままいく選択肢も全然あります。
- ——フリーランスという生き方は、自由な光が当たる一方で、常に不安やプレッシャーが伴います。その中でみなさんがそれぞれのやり方で自立した生き方をされていることがわかりました。ありがとうございました!
- ※記事内の取材情報は、2026年8月時点のものです。
