1927年（昭和2年）に小田急線が開通。それと同時期に自然発生的にできた歴史ある商店街です。当時は街のいたるところから富士山が見えたという話を聞いたことがあるので、この辺には高い建物がなく、畑が広がっていたようですね。その後「丁字会」という祖師谷大蔵で最初の商店街ができました。

世田谷区の働きかけがきっかけで、それまで別々に活動していた3つの商店街が連携することになります。祖師谷にはウルトラマンでお馴染みの円谷プロダクションがあったことから、「ウルトラマン誕生の地」として「ウルトラマン商店街」ができました。3商店街が合同で行ったはじめてのイベントも大変好評でしたね。

駅前のウルトラマン像を見にわざわざ祖師谷に来る方が増えました。海外からの観光客も見かけます。最近は新しい店も増えていて、若い人たちが集まるような街になってきたと思います。昔ながらのお店と新しいお店が混じり合い、昔とはまた違った魅力が出てきていますね。

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45年ほどこの街に暮らしておりますが、肩肘を張らない、居心地のよい街だと思います。電車はもちろん、駅周辺には世田谷区のコミュニティバスも走っていて大変便利です。駅周辺に大きな通りがないためか、比較的車の交通量が少ないことも暮らしやすさにつながっていると思います。