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| 1.5 階の住空間と、住まい方・家族の新しい関係を提案 『COCOLABO(ココラボ)サミット 2007 』開催 東京大学 難波研究室をはじめ都内国公立4 大学の建築計画・意匠研究室が参加 |
| 平成19年11月8日 |
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(株)コスモスイニシア(本社:千代田区、社長:町田公志)が新しい住空間の可能性を見出すために5 月より取り組んでいる産学協同プロジェクト「COCOLABO(ココラボ)2007」では、今年の研究テーマ「1.5 階分の高さを持つ住空間」の集大成となる『COCOLABO サミット2007』を11 月30 日(金)にイニシアカフェ(当社・本社ビル1F)にて開催いたします。『COCOLABO サミット2007』では、未来の建築業界を担う東京大学 難波研究室をはじめ、都内国公立大学4 大学建築計画・意匠研究室の学生とコスモスイニシアの建築専門家メンバーによる専門的で活発な意見交換を繰り広げてまいります。 「COCOLABO(ココラボ)2007」ではこれまで、東京大学 難波研究室メンバーによる「1.5 階の家×○○」(〇〇のテーマは月変わり)の研究プランを6 月から10 月までの5 カ月間にわたってウェブサイト上で発表。8 月には東京大学 難波研究室にて一般親子10 組と一緒に、実際に1.5 階をダンボールで作るワークショップを行い、1.5 階の家や住まい方について生活者との意見交換を展開する活動を実施してまいりました。 11月30日(金)に開催する『COCOLABO サミット2007』では、「1.5 階×家族×20 年」のテーマで、6月から研究を実施してきた東京大学 難波研究室に加え、新たに都内国公立大学の各建築計画・意匠研究室が参加し、4 大学で研究発表を行います。 具体的には、「1.5 階分の天井高を持つ居住空間と、そこに住まう家族の変化に対応する空間」を、ある家族が20 年間住まうという視点で、1.5 階の住空間のプロトタイプを考案いたします。そこで、家族がどのように関係を保ち、住み続けることができるかについて各大学が3 案を発表し、参加者でそれぞれのテーマについてディスカッションいたします。 各大学からの発表は、「COCOLABO2007」のウェブサイト(HP アドレスhttp://www.cocolabo.jp)上で11月9日(金)より紹介いたします。また、ウェブサイト上では、生活者(一般ユーザー)による投票を実施。最も生活者の共感を得た提案をした研究室をサミットの席上で発表、表彰いたします。 |
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| <参考:『COCOLABO2007』について> ※ニュースリリースはこちら | ||||
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◆COCOLABO(ココラボ)とは 『COCOLABO』は、「個々(coco)の住まいを共に(co)考える研究所(laboratory)」として、展開しているプロジェクトです。21 世紀に入って、人々の生活スタイルの多様な変化と併せて、「住」の分野についての意識や関心が高まり、「住」の量から質への転換が進んできています。 また、才能のある建築家の多くが大学で教師となり「建築」を指導・研究し学生を育てていく「プロフェッサーアーキテクト」の時代となっています。教師と学生が一体となって展開する研究はオリジナリティに富み、新たな住空間の創造において大きな可能性を秘めています。 当社ではこの点に着目し、大学の建築系研究室と「住」への関心の高い生活者との双方向によるプランニングコラボレーションの場として、2006 年から『COCOLABO』を立ち上げ、取り組んでいます。 ◆1.5 階の住戸プランを一部に採用した「コスモレジデンス綱島」が2007 年度グッドデザイン賞を受賞 (株)コスモスイニシアは、新築分譲マンション「コスモレジデンス綱島」とリノベーションマンション「レシオン武蔵小杉」の2 プロジェクトで、6 年連続『2007 年度グッドデザイン賞建築・環境デザイン部門』を受賞いたしました。受賞した物件のうち、「コスモレジデンス綱島」は、分譲マンションでありながら、ユーザーの希望を反映させた住まいづくりをめざす『スタイリング・コンポジション』システムを導入している点が興味深く、また、一部の住戸に1.5 階の階高を持つ住戸を取り入れ、住まいの多様性を追求している点に一歩先を見据えた視点が伺えるという評価をいただだいております。
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