ニュースリリース2011年以降のニュースをみる

サッシを「ダブルロック」とし、バルコニー側の防犯性を向上。
玄関ドアに続いて、窓サッシにも補助ロックを標準化
平成13年6月21日
  (株)リクルートコスモスは、マンションのバルコニー部分などから 窓ガラスを破って住居内へ侵入する犯罪の防止対策として、サッシ中央部のクレセント(鍵)に加え、下部にも「補助ロック」を設けた、サッシのダブルロックを標準採用致します。(平成13年8月モデルルームオープン物件から順次採用。第一号導入予定:大阪市西淀川区「歌島2丁目プロジェクト」。首都圏は未定。)これは マンションに関する犯罪統計調査において、バルコニー面のガラスを破って侵入する犯罪が、最も被害件数の多いものであることを受け、更なる安全性の向上を目指したものであります。なお 玄関ドアにつきましては、昨年9月よりダブル・ロックを標準化しております。
 「補助ロック」は、引き違いのサッシ下部に プッシュ式のストッパーを取り付けたもので、バルコニー部の他にも、妻側窓など 面格子がない全ての窓サッシに設置いたします。これにより、クレセントと「補助ロック」の2ヶ所に施錠ができる為、外部からガラスの一部を破壊し、穴から手を入れて開錠する手口には手間が掛かり、侵入防止の効果が高まります。(「補助ロック」の設置位置はクレセントから離し、かつ破壊作業がしにくい様、サッシの最下部に取り付けます。)
※当社では その他、防犯仕様として以下を標準採用しております。

《 その他のセキュリティ・防犯対策 》
◆玄関ドア
ワンドア・ツーロック(ダブルロック)(防犯性の高いピンシリンダー・ディンプルキー採用)。
・ドアとドア枠の隙間(デットボルト)を隠したこじ開け防止形状。
・外側から取外しのできない丁番(3ヶ所)。
・ドアガード 及び ドアスコープ。
◆エントランスのTVモニター付きオートロックインターホン採用。
◆モニター、録画機能を搭載した防犯カメラシステム採用。
(最低でも風除室、裏出口・通用扉、エレベーター内の3ヶ所に標準装備)
◆共用廊下突き当たり部分に、下からよじ登れない 忍び返し(ネズミ返し)を設置。
◆外構フェンスは1,800!)oを確保。
◆エレベーター扉に防犯窓を設置。

《 参考資料 》(「財団法人都市防犯研究センター」ホームページより抜粋)
◆侵入口で最も多いのは「バルコニーの窓から」で、1階で47%、2階以上で50%を占める。
◆侵入方法は、1階では「ガラス破り」が最も多く、49%。(2階以上では「無締まり」42%に次いで、29%を占める。)
◆空き巣ねらいの被疑者への聞き取り調査によると、90%が「侵入に手間取る家は避ける」と回答。「どれほどの時間を手間取るというのか」との問いに、70%の者が5分を目安と回答。

<「補助ロック」参考写真 >
*形状は物件毎に 多少異なります。