コスモスイニシア INITIA GREEN 環境への取り組み

国産材活用への取り組みその1その2

暮らすほどに深まる、国産材の心地よさ。
ヒノキ林(東吉野国見山系林地)/提供:山の加工場ネットワーク
国産材、という選択。
これまでコスモスイニシアでは、国産無垢材のある心地よい暮らしをより多くのお客様にお届けするために、国産材を住まいに活用する研究に取り組んできました。試行錯誤を経て開発されてきた商品は、お住まいに採用されはじめています。 今回は、夏にも快適な国産材の効果と、実際にお住まいの方の声をご紹介します。
「ル・ボワ平和台」フローリング写真(平成21年10月撮影)
「ル・ボワ平和台」フローリング写真(平成21年10月撮影)

夏も心地よい国産無垢材。
湿度が高く、気温以上に暑さを感じる日本の夏。そんな高温多湿な夏における国産無垢材の効果について、間伐材の活用方法、木材研究、商品開発を行っている株式会社山の加工場ネットワーク代表の横濱金平さんにお話をうかがいました。

「国産無垢材には湿度を調整する機能がありますので、湿気の多い夏季には空気中の水分を吸ってくれます。また、無垢材は肌触りがサラッとしているので、昨今の猛暑を快適に過ごすために一役買ってくれると言えるでしょう。先日も、リフォームで国産無垢材のフローリングを導入された施主様が、第一声に「ベタベタしなくて気持ちいい」とおっしゃっていました。また、木材表面の細胞にはこまかな凹凸があるので、太陽光を適度に散らし、紫外線を吸収するので、目への光の反射を軽減する、という効果もあるんですよ。」

日本の気候に適した国産材。その良さは住まわれてから実感されているという声も聞かれているようです。木自体が呼吸する無垢材は、湿気の多い夏には空気中の水分を吸って伸び、冬の乾燥の時期には水分を放出し縮みます。この無垢材の湿度調整機能は、快適で過ごしやすい空気環境をつくってくれます。さらに、触覚や視覚といった五感で感じる心地よさが、省エネや子育て環境に適した暮らしにもつながっていくのかもしれませんね。
無垢材の含水率の変化
※桧無垢三層構成材の伸縮「コスモスイニシア調べ」
上の図は無垢フローリングの水分量の変化のグラフ。図のように、冬の乾燥時期に無垢床材を貼ったところ、すぐに水分量が下がり、夏の暑い時期になるにつれ、徐々に増えていることがわかります。

ル・ボワ平和台/国産無垢材の住まいの住み心地に関するアンケート
平成21年12月に竣工したル・ボワ平和台(賃貸マンション、事業主:東京木材相互市場様)では、コスモスイニシアが研究開発した国産無垢材のフローリングを導入しました。ご入居後、冬や夏を過ごされた住み心地いついてアンケートを実施しました。
Q1.無垢材フローリングと、これまでに経験された無垢材以外のフローリングを比べた感じは?
素足で歩いてもトゲやベタつきがなくて気持ちいい。
どんな家具とも相性がよいのでインテリアが選びやすい。
夏は涼しく、冬は暖かく感じる。
足ざわりが気持ちよく、目にも優しく心地よい。
暑い時期でもベタベタせず、普通のフローリングより自然が感じられる。etc.
Q2.猛暑の季節、無垢材フローリングを使用された感じは?(上位3つ)
1位:サラッとしている
2位:心地よい
3位:足ざわりが気持ちいい
Q3.無垢材の性質上、床暖房を設置していませんが、冬季にフローリングで過ごされた感触は?
円グラフ
有効回答数:19件
Q4.お住まいになって国産無垢材に対する意識に変化はありましたか。(あると回答された方のコメント)
あまり床材に関心がなかったが、住んでみて関心が持てるようになった。
国産無垢材を使用した住居に住んだことがなかったので、
こんなにいいものだと知らなかった。
温かみがあるので、新築する友人に薦めた。
木の香りがよく、ソフトな感触が気にいった。etc.
※2011年8月実施(実施件数:34件/回答数19件)

住まいに木のぬくもりを。
現在販売中のザ・ロアハウスシリーズでは、こだわりの仕上げをお客様がお選びいただける「オーナーズチョイス」というセレクトプランをご用意しています。その中のひとつとして、木目の風合いが美しい天然仕上げの床材の選択も可能になっています(有償)。新たな試みとして、セレクトプランに国産無垢材を採用することで、より身近に、より気軽に、お客様へ国産無垢材のある暮らしをお届けしていきたいと考えています。

※オーナーズチョイスは申し込みに期限があります。
 詳しくは販売スタッフにご確認ください。

天然木仕上げ(平成23年7月撮影)
天然木仕上げ(平成23年7月撮影)

(平成23年9月5日公開)
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