クロストーク

私は元々フランスでマーケティングの仕事をしていたんだよね。
昔から武道や映画、アニメなど、日本の文化に興味があって、いつか日本に住みたいなという気持ちが膨らんで、農業ボランティアとして来日したんだけど、みんなはどうして日本に来たの？

私もスリランカで銀行員をしていたんだけど、旅行で訪れた日本のホスピタリティに感動して、その技術を学びたいと思って来日したんだよね。
その頃はコロナ禍で世界中が大変な時で、自分の日本語力が困っている外国人の役に立てるのでは？と思ったんだ。
リリは？

私は日本生まれで、２歳から母の母国であるフィリピンに戻り、就職を機に日本に戻ってきたんです。
最初は工場で働きながら、日本語を独学で勉強して、日本語能力試験の３級が受かったことで百貨店の販売員に転職しました。
その経験を通してサービス業に興味を持ち、コスモスホテルマネジメント（以降CHM）へ転職しました。

独学で日本語を勉強したってすごいね。
エミリアンさんはどうしてCHMに入社したの？

実際、入社してみてどうだった？

まだ入社して１ヶ月ですが、まわりの先輩たちがすごく親切で、とても働きやすいです。
私が働く「MIMARU東京 新宿WEST」には、日本人や中国人など様々な国籍のスタッフがいますが、お互いに「わかりやすく伝えよう」という気持ちが伝わってきて、感謝することばかりです。

職場環境もチームも、入社前のイメージ以上に魅力的で働きやすいよね。

私はコロナ禍での入社だけど、一番大変な時期に社員の皆さんが支えてくれた。
最初に所属した新宿では「働きやすい現場を作る」というコンセプトがあったんだけど、 チームで働きやすい環境を作ろうというのがすごく伝わってきたんだ。

全員参加型で、特に現場の意見を大切にしている。自分のアイデアを通して、よりよいホテルになっていくことが実感できるよね。
この１ヶ月、海外からのゲストも戻ってきて、コロナ禍から大きく変化したけど、リリさんはどう感じてる？

インターンシップの時は御徒町で働いていて、稼働率もゆるやかだったんですが、客室の多い新宿に配属になったタイミングで、外国人ゲストも増えたことで少し戸惑いがありました。それでも、先輩たちの解決力が高く判断も早いので、安心して働けています。

稼働率もあがる中で、スタッフのマネジメントや、清掃業者との連携など新しい課題も見えてきたけど、課題があれば常に話し合い改善していくMIMARUの強みが生かされてきたね。

私はゲストが期待する以上のサービスと快適さを提供することで「MIMARUに泊まって良かった！ありがとう！」と言っていただけるのが何よりのやりがいなんだけど、みんなはどうかな？

先日、新婚のゲストのために、ご友人からサプライズの依頼があり準備しました。
スタッフ同士で「どう飾りつければゲストが感動してくれるか」を考え、実際に喜んでいただけたことは、MIMARUで働く上での財産になっています。

私の勤める錦糸町はMIMARUの中では成田空港から一番近いため、入国後数日を過ごすホテルとしてご利用いただくのですが、そこで出会い仲良くなったゲストの皆さんが、MIMARUが一番快適だったと、帰国前のホテルとしても再度予約いただくことがあります。
そういうゲストに出会うと、本当に嬉しいですね。

ゲストの感謝はもちろん、今はホテルマネージャーという立場で、スタッフのみんなが働きやすい環境をつくることもやりがいになっている。
みんなで話し合い、意見が言いやすい場をつくることで、みんなが納得できる答えをだせたときなどはすごく嬉しいですね。

私たちも先輩たちに意見の言いやすい環境を作ってもらえたからこそ今があるので、今度は私達がスタッフの働きやすい環境を作る番ですね。
それぞれの国、文化が違う中で、どう楽しい職場にするかを常に考えていかないといけないですね。

働きやすい職場といえば、休みが取りやすいのが助かるよね。

日本の企業だと二連休や三連休はとれても、なかなか長期の休みはとりにくいけど、その点CHMは、外国籍スタッフのことも考えて福利厚生がつくられていて、長期休暇などをも取りやすいから、家族に会いに帰国できるのは大きいよね。

どんどん会社が成長する中で、改善すべきことをみんなで改善できる強みをさらに活かしていきたいよね。
幅広い国籍のスタッフがいるからこそ、MIMARUは世界中の方々に喜ばれるホテルになれると思うんだ。

MIMARUは今、東京と大阪、京都にしかないですが、将来的にはMIMARUのみで日本を観光できるようにしたいですね。
今でも東京のMIMARUから関西のMIMARUへ訪れる方へのサポートも充実していますが、全国に広がれば、さらにゲストへサポートできることが増えると思うんです。リリさんはどうかな？

MIMARUにはたくさんの観光情報が蓄積されているので、ソーシャルメディアを活用して、日本の情報をMIMARUとして発信していきたいですね。
それとMIMARUの魅力を世界中に知ってもらいたいですね。

いいね、宿泊先としてのMIMARUだけではなく、観光情報を含めてMIMARUから世界に日本の情報、魅力を届けられたらいいね。