通勤時間、通学エリア、保育環境・・・
「住みたいところ」よりも「住みやすいところ」を優先して住まい選びをしてきた世代。
そして、仕事や子育てがひと段落し、自分たちについて考える余裕が出てきた世代。
そんなセカンドライフ世代の二人暮らしを応援する住まいを考えました。
空間設計においては、50代~60代の二人暮らし世帯に住まいに対して重視している点をヒアリング。その中で特に「住まいの安心感」「人生を充実させる設え」に興味関心が高いことを把握し、リノベーション内容に反映しました。
幅4mのキッチンはふたり並んでも余裕があり、本格的な料理にも挑戦できます。
ミニシンクがあるのもポイント
南向きの洋室に設けたインナーバルコニー。ビニルタイル素材の床なので水濡れ・土汚れに強く、室内ガーデニングスペース等に活用できます。雨の日に便利な室内物干しも設置。
洗面室―クロゼット―室内物干しのストレートな動線を
設けることで家事動線をスムーズに。クロゼットも自由度
がアップしました。
日常になじむ防災グッズはいざという時に使いやすく。また、箱のまま保存する防災食品の指定席としてキッチンのバーカウンター下を設計。
消し忘れの多い玄関・廊下・洗面・トイレの照明を人感センサー付きに。環境にもやさしく、快適性も向上します。