ニュースリリース

「グッドデザイン賞」12年連続受賞」
2013年度は、「ザ・ロアハウス代々木初台」、「リノマークス津田沼」、
「官民協働コミュニティガーデン活動」2部門3プロジェクトを受賞
コスモスイニシアグループ・コスモスモアもデザインディレクターとして受賞

2013年10月01日

 株式会社コスモスイニシア(本社:東京都港区、社長:高木 嘉幸、HP:https://www.cigr.co.jp/)グループは、下記4プロジェクトが、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2013年度グッドデザイン賞」を受賞いたしましたので、お知らせいたします。当社では、2002年度以来12年連続の受賞となります。

 

受賞プロジェクト一覧

1.『ザ・ロアハウス代々木初台』(タウンハウス)

産学民協同研究プロジェクト「COCOLABO(ココラボ)2011」の研究結果を実際のプランにとりいれ、タウンハウスで具現化。

2.『リノマークス津田沼』(一棟まるごとリノベーションマンション)

管理会社で共同売主でもある大和ライフネクスト株式会社、専有部分のリフォームデザインおよび施工の株式会社コスモスモアとの3社の取り組みによる一棟まるごとリノベーション事業。

3.『官民協働によるコミュニティガーデン活動』 グッドデザイン・ベスト100に選出

伊藤忠都市開発株式会社との共同分譲プロジェクト「パークフロントテラス亀戸(分譲済)」に隣接する公園において「コミュニティガーデン活動」を推進。

4. 『「復興飲食店街」夜明け市場 起業家支援プロジェクト』福島県いわき市

株式会社コスモスモアが、デザインディレクターとして受賞。

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 当社グループでは、今後も「Next Value For The Customer

―お客様に求められる、次の価値をつくる―」という企業理念のもと、都市生活環境を通して安心で快適な場の創造の実現を目指してまいります。

 

 

 

 

≪受賞プロジェクト≫

1. 『ザ・ロアハウス代々木初台』 (東京都渋谷区、低層集合住宅、 応募カテゴリー:住宅・住宅設備)

 当社では2006年から毎年「産学民協同研究プロジェクト『COCOLABO(ココラボ)』」で、新たな住空間の研究を続けています。2011年は立体的な長屋="重層長屋"をテーマに、東京藝術大学・東京電機大学・共立女子大学との共同研究を実施。都市部で増加している住宅開発がしにくい形状の宅地において、都市に暮らす可能性を探り、さらに豊かな居住空間を創造することをテーマに取り組みました。本プロジェクトは、その研究結果を実際の建築計画において具現化しています。路地と住戸とのプライバシーの関係性、住空間における平面・立体の様々なバリエーションを追求しました。個性的なユニットが重なり合う、都市生活環境の新しいカタチを実現しています。

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初台3画像.jpg【審査評価ポイント】※審査員による評価コメント

 東京に無数にある細分化された不整形な土地の活用方法に対して、産学共同の取り組みとして「重層長屋」を研究し、その成果が実作となるというプロセスは、新しい都市居住のプロトタイプを探る試みとして評価できる。実作も、コモンとなる路地と住戸への階段が多様に組み合わされ、独創的な空間構成が実現している。また、住戸プランも立体的に思考されており、既成のnLDKレイアウトにとらわれない新しい提案がある。

・「ザ・ロアハウス」シリーズ供給実績

   『ザ・ロアハウス西荻窪』(東京都杉並区/総戸数11戸)、『ザ・ロアハウス上野毛』(東京都世田谷区/総戸数12戸)

  ※今後の供給予定  『(仮称)高井戸タウンハウスプロジェクト』

   ・ 所在地/東京都杉並区高井戸西2123-39(地番)、交通/京王井の頭線「高井戸」駅口徒歩9分、総戸数/13戸

 

 

2. 『リノマークス津田沼』 ≪株式会社コスモスイニシア/大和ライフネクスト株式会社/株式会社コスモスモア≫

(千葉県習志野市、リノベーションマンション、 応募カテゴリー:住宅・住宅設備)

 当プロジェクトは、大手総合商社の社宅として利用され建築後19 年を経た建物を、専有部から共用部までトータルに刷新した、一棟まるごとリノベーションマンションです。マンション分譲10 万戸超のコスモスイニシア、管理実績14 万戸超の大和ライフネクストとの共同事業で、専有部分のデザインおよび施工はコスモスイニシアグループの株式会社コスモスモアが担当し、それぞれが培ってきたノウハウを活かした、新築でも中古でもない新たな住宅を提案いたしました。

 また、一部の住戸では、「産学民協同研究プロジェクト『COCOLABO(ココラボ)2012』」で、東京工業大学塚本研究室と実施した"住まいながら手を入れることができる『余白』のある住宅"の研究結果を具現化し、住まい手の志向や、住み始めてから初めてわかる住み心地、試行しながらも世界で一つの自分の住まいづくりへの誘因を促す住宅のデザインを展開しました。 

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【審査評価ポイント】※審査員による評価コメント

 企業の社宅というデッドストックになった中古の不動産をどのようにリ・コンセプトし、よみがえらせるのか、という現在的テーマに答えたプロジェクトである。中でも、分譲住宅への転換は、新たな方向性を示している。ファサードも街に開かれた印象となり、好感がもてる。住戸プランでは、和室の転用性がうまく取り込まれた計画が多様な生活シーンを想像させる。

 

 

3. 『官民協働によるコミュニティガーデン活動』 ≪伊藤忠都市開発株式会社/株式会社コスモスイニシア≫

(応募カテゴリー:個人によるNPO活動、コミュニティ活動、社会貢献活動)

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 当プロジェクトは、江東区の「シティ・イン・ザ・グリーン」理念の下、伊藤忠都市開発株式会社(東京都港区、社長:辻村 茂)と当社が開発した『パークフロントテラス亀戸』(分譲マンション/東京都江東区/総戸数174戸/分譲済)の建設に伴う地域貢献、都市緑化推進及び新旧住民交流・コミュニティ形成を目的に、建設地隣接の江東区立亀戸七丁目南公園において『コミュニティガーデン活動』に取り組んだものです。

 公園を管理する江東区了承の下、公園美化を目的とした近隣住民参加のワークショップを開催し、ワークショップ内容に基づく改修工事を実施いたしました。工事完了後、区民団体による公園維持管理活動(総勢約177名参加)を約一年にわたりサポートし、平成24年12月「コミュニティガーデン」が結成し、東京都で初の官民協働による「コミュニティガーデンづくり」が実現しました。

 また、当プロジェクトは本年度グッドデザイン賞受賞対象の中から、審査ユニットにおける討論を経て審査委員長が決定した、未来を示唆するデザイン100件として「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。

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【審査評価ポイント】※審査員による評価コメント

 緑化を重要視する開発は、現代において頻繁に見られる。緑化の本質的な目的とは、より良い地域生活の創造であり、そのプロセスにも利用価値を見出すことができる。公園の緑化を庭作りとして設定。マンションの新規住民と近隣住民が協力して創り上げることによって、地域のコミュニケーションを促進する。≪『コミュニティガーデン』活動はその着眼点を現実化するために様々なアプローチを行った。長期的な緑化推進理念を持つ江東区との協議を重ねることで、推進体制を確立することに成功。そして主役となる住民に活動のコンセプトが正確に伝わるよう、ワークショップを複数回開催した。≫ 結果『自ら作り上げていく』という当事者意識が喚起され、官民協同による『コミュニティガーデンづくり』は現実のもとなった。行政と住民の間にあった隔たりを解消するノウハウ、地域に貢献するプログラムの先駆けとして高く評価する。

 

 

4.『復興飲食店街 夜明け市場 起業家支援プロジェクト』 
≪株式会社夜明け市場/NPO法人TATAKIAGE Japan/デザインディレクター:株式会社コスモスモア≫

(応募カテゴリー:街づくり、都市づくり)

 夜明け市場は、飲食を中心とした福島の復興の拠点になること、震災後の新たな街づくりの拠点となることを目指しスタートし、2013年現在、被災した飲食店事業主、震災を機にいわきにUIターンして店を始めた方、地元からの新規出店をチャレンジする方など、11店舗の多様な店が集まる場所になりました。

 そして、この場所から飲食に限らず、福島の問題解決を図る新たな起業家を輩出するために、新規にNPO法人TATAKIAGE Japanを立ち上げコワーキングスペースの運営をはじめとした起業家支援事業に着手し始めています。

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【審査評価ポイント】※審査員による評価コメント

 震災をきっかけとして地域活性を目的に立ち上がったプロジェクト。街の活性化はそこに働く人たちの活気をつくる事が何より重要であろう。この活動自体が時を経て成長を続けているだけでなく、単なる店舗の誘致に留まらずコワーキングスペースを核に新たな人財の発掘、活動支援をおこなっている。今後は更に場の領域を超えた拡がりのある活動へと進化していってほしい。

 

 

 

≪参考≫

「ザ・ロアハウス」シリーズについて (ブランドサイト:http://www.row-house.jp/

 2011年から、連棟式の低層集合住宅・タウンハウスの開発・分譲を展開しています。その立地環境は、第一種低層住居専用地域という最も厳しい建築規制が設けられたエリアに特化。「邸宅地を、憧れにしない家。」をコンセプトにこれまで穏やかな暮らしが育まれてきた場所に、これからの時代に求められる価値を創造し、今までになかった新しい形の邸宅をお届けしています。

 

・産学民協同研究「COCOLABO」について

 『COCOLABO(ココラボ)』は、「個々(coco)の住まいを共に(co)考える研究所(laboratory)」として、展開しているプロジェクトです。住空間への関心の高い生活者、住空間を専門に研究を進める大学研究室、そして住空間の開発者であるディベロッパーの3者が、双方向にコミュニケーションを図る住宅分野において殆ど例のない取り組みです。

 21世紀に入り、人々の生活スタイルの多様な変化に伴い住空間への意識や関心が高まり、量から質への転換が進んできています。また、才能のある建築家の多くが大学で教師となり「建築」を指導・研究し学生を育てていく「プロフェッサーアーキテクト」の時代となっています。教師と学生が一体となって展開する研究はオリジナリティに富み、新たな住空間の創造において大きな可能性を秘めています。

 当社ではこの点に注目し、大学の建築系研究室と住空間への関心の高い生活者との双方向によるプランニングコラボレーションの場として、2006年から毎年取り組んでいます。

 

・グッドデザイン賞について  ※公益財団法人日本デザイン振興会HP(http://www.g-mark.org/)から抜粋

 「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度です。その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来50年以上にわたって、私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,000件、55年間で約38,000件に及んでいます。賞はこの「グッドデザイン賞」と、さらに複数の「特別賞」で構成され、受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められます。「Gマーク」は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。 

 

・グッドデザイン賞の今後のスケジュール

 当社グループが受賞した4プロジェクトを含む本年度のグッドデザイン賞受賞デザイン全点を紹介する「グッドデザインエキシビション2013」が、東京のデザインウィーク期間に合わせ、東京ミッドタウン(東京・六本木)にて開催されます。期間中には「グッドデザイン・ベスト100」の特別展示、ベスト100選出デザイナーによる公開プレゼンテーションなどが実施されます。

 会 期:2013年10月30日(水)から 11月4日(月・祝) 11時―20時(初日は15時まで。最終日は17時に終了)

 会 場:東京ミッドタウン内各所

 入場料:1,000円(大人)※一部入場無料エリアあり

 主 催:公益財団法人日本デザイン振興会

 詳細はこちら http://www.g-mark.org/news/2013/n_0801.html