ニュースリリース
グッドデザイン賞、10年連続受賞
「イニシア八王子明神町」で2011年度グッドデザイン賞受賞
2011年10月03日
(株)コスモスイニシア(本社:千代田区、社長:高木嘉幸)は、このたび、『2011年度グッドデザイン賞(Gマーク)』(公益財団法人日本デザイン振興会主催)を受賞いたしましたので、お知らせいたします。
受賞したのは、『イニシア八王子明神町』(分譲マンション/東京都八王子市/総戸数120戸/販売済み)で、2002年度以来10年連続の受賞となりました。
当社では、独自の視点にこだわり、高い居住性能を有した、高品質の住まいづくりを追求しておりますが、デザイン面においても「シンプル&リッチ」をコンセプトとし、プロジェクト全体のランドスケープ(環境)や外観、照明計画などにそれぞれのガイドラインを設け、供給する全てのプロジェクトにおいてデザイン性の追求を図っております。また、形態上のデザイン追求のみならず、「人々の快適な生活の場を創造」する新たな生活価値の提案や、暮らしのデザインについても追求し、各プロジェクトにおいて展開しております。
参考)「グッドデザイン賞」
※(財)日本デザイン振興会HP(http://www.g-mark.org/)より抜粋 「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度です。その母体となったのは、1957年に通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」であり、以来50年以上にわたって、私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,000件、50年間で約37,000件に及んでいます。賞はこの「グッドデザイン賞」と、さらに複数の「特別賞」で構成され、受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められます。「Gマーク」は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。 <受賞プロジェクト概要>
■『イニシア八王子明神町』(分譲マンション):すまいのデザイン/住宅部門
【概要】
八王子の古くからある閑静な住宅地の中にこの集合住宅は建設されました。この界隈は趣のある路地が点在し、古くからの地域コミュニティがありました。今回の集合住宅の共用空間において、屋外・屋内、そして可動間仕切りにより領域性に曖昧さを持たせた【路地的空間】を再生させました。平日・休日の様々な時間帯で、多世代の交わりが生まれることを期待しています。住戸の間取りに関しても、リビングダイニング空間を路地的な配置にし、可動間仕切りによって曖昧な領域性を保ちながら各居室が連なるプランニングを検討しました。住戸内部での暮らしや、共用部における生活の中で、かつての日本人の暮らし感覚を再生できればと考えます。
【サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、 応募対象が取り組んだこと】
現代の社会はネット環境の充実など対人接触の少ない生活環境が進行しています。日常の簡単な挨拶や、同じ価値観を持つ住民同士の時間と空間の共有を少しでも促進できる点に、建築空間の効果がより求められると思います。対人接触や、時間と空間の共有を生み出すことで、集合住宅においての持続可能な関係性を継続して育んでいければと考えております。
【審査評価ポイント】※審査委員による評価コメント
【所在地】東京都八王子市明神町4丁目
【構造・規模】鉄筋コンクリート造 地上12階建 【総戸数】120戸 【事業主】(株)コスモスイニシア/フジ都市開発(株)東京支店 【デザイナー】(株)三輪設計事務所/(株)タウンスケープ研究所 【施 工】木内建設(株)東京支店 【竣工時期】2011年2月 |