ニュースリリース

親子×3大学建築系研究室×コスモスイニシア による住体験イベント 出会いの多い「マチ」を作ろう! 「COCOLABO ココラボ 2011 夏休みワークショップ」実施

2011年08月09日

   (株)コスモスイニシア(本社:港区、社長:高木嘉幸)では、8 月7 日(日)、小学生の子どもを持つ親子8 組を対象に、段ボールを使って「マチ」を作り、でき上がった「マチ」を体感する住体験イベント「ココラボ2011 夏休みワークショップ」を実施いたしました。

   2006 年度にスタートした『ココラボ』とは、住まいを新しい視点で見つめ、これからの住まいの可能性を見出すための産学民共同研究プロジェクトです。今年度の「ココラボ2011」では、「旗竿地[はたざおち]」(*1参照)を効率的に活用し、住空間を上下に重ねたメゾネットタイプの住まいを建築する「都市部の重層長屋」(*2 参照)をテーマとして研究活動を展開中です。

   このプロジェクトのイベントの一つとして実施したのが、「ココラボ2011 夏休みワークショップ」です。研究テーマ「都市部の重層長屋」における重要な要素の一つである、敷地内に設置する「路地」と「住宅」との関係性に焦点を当て、大学研究室のメンバーと8組の親子が、段ボールパネルを使って自分たちの家を組み立て、それぞれの家を路地に面して結合させ、8世帯が暮らす1つの「マチ」を作ります。
   近年プライバシーを重視する住宅が多く供給されている中で、路地を介し外に開かれた住宅が並ぶ「マチ」では、各住宅がどのように家外の路地と接し、また住民同士のコミュニケーションに対して路地がどのように作用するのか。日常の住まいでは味わえない不思議でワクワクするような機会の中で、大学研究室の学生と「住まい」で日常生活を営んでいる親子が一緒になって、「コミュニケーションを育み、出会いの多い路地空間がもたらす暮らしの豊かさ」を体験しながら考えました。

*1:「敷地の形状が"旗竿"のような宅地のこと。「旗」は住宅の敷地で、「竿」は道路に接する間口を表します。
*2:「タウンハウス」や「テラスハウス」とも呼ばれ、一般に2 階建ての棟続きの集合住宅を表します。

『ココラボ2011 夏休みワークショップ実施概要』

■ イベント名称
ココラボ2011 夏休みワークショップ
■ 開催日時
2011 年8 月7 日(日)
午前10 時-午後1 時
■ 会場
東京藝術大学 建築学科
総合工房棟 多目的ラウンジ
■ 参加資格/定員
小学生のお子様とその親御様/8 組
■ テーマ
出会いの多い「マチ」を作ろう!


夏休みワークショップ当日の集合写真


■ 実施内容
①ワークショップ宿題
事前にボール紙の部品を使って、ご家族のオリジナルデザインで路地に面した家の模型を作ってきてもらいます。完成した家の模型に、部屋に出入り口や窓を開けたり、同封のシールをはったり、絵を描いたりして楽しく生活を表現していただきます。


宿題


②ワークショップ当日
宿題で作った作品を発表し、ココラボ特製の段ボールパネルを使って各住戸を作り上げ、「路地を持った8 世帯のマチ」を完成させます。


段ボールの「マチ」づくり


■ ワークショップ風景
段ボールパネルを組み合わせて家を作り、完成した家をみんなで紹介し合います。完成した「マチ」であいさつをしながら路地空間やできた家でどんな生活が送れるかについて、親子で楽しくご体験いただきました。







<「ココラボ2011」について>
   今年度の「ココラボ」では、都市部の狭小な土地において、まとまった戸数のある長屋形式の集合住宅を建築することで、希少な邸宅地を有効に活用し、かつ、個々の住戸としては戸建住宅感覚の独立性の高さを確保した快適な住空間を生み出す「都市部の重層長屋」を研究テーマとしています。
   都市部の旗竿地に建つ重層長屋においては、戸建住宅ともマンションとも異なる、敷地形状や配棟計画、建築条件の特殊性から、①各住戸の玄関前の「路地空間」の活用、②重なり合う住戸の立体的な関係性の2 点が、住宅の質を向上させる上で非常に重要な観点となります。この両観点について、6月にSNS「Facebook(フェイスブック)」上で開設したページで、11 月までの約6 ヵ月間、「住まい」にこだわりを持つ生活者と、東京藝術大学 美術学部建築科 元倉研究室、東京電機大学 未来科学部建築学科 空間デザイン研究室(山本研究室)、共立女子大学 家政学部 建築・デザイン学科 堀研究室の建築系3 研究室、および、当社で研究を進めています。

■ 研究模様がわかる「フェイスブック」

■ 大学生の研究発表