INTERVIEW

入居者インタビュー

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2019.04.26

人材育成から“場づくり”へ

適度な距離感で心地よさを生むコミュニティマネージャー

Member Introduction

MID POINT
コミュニティマネージャー
西山貴子さん
(39歳)

  • 大学で情報科学を専攻し、ユーザー系SIerに新卒入社。SEを経験した後、希望していた人事へ異動。
  • 採用・研修・人事制度関連の企画・運営に携わった後、キャリアカウンセラーへ転身。
  • 主に学生のキャリア支援や海外インターンシップのコーディネートに従事。
  • 現在もキャリアカウンセラーとして学生や社会人へのキャリア支援を行いつつ、
  • MID POINTでコミュニティマネージャーも務める。
  • MID POINTにいる時間 月~金 10:00-17:00(午前・午後のシフト制)

My Work Story

-今までの経歴を教えてください

大学では情報科学科を専攻するも、塾講師の経験から人材育成に興味を持った西山さん。しかし、選んだ就職先は教育業界ではありませんでした。「既存の教育システムの枠内で行う教育が、今後の世の中で本当に役に立つのかという疑問があったんです。だから社会に出て学んでから、その経験を生かして人材育成の道を探してみようと思って」と、専攻に合ったIT企業に就職、SEの道に進みます。

しかし、就職したそもそもの目的は、今後の世の中に役立つ人材育成のありようを実際に社会に出て探ること。入社してすぐから「いつか人事へ行きたい」と折に触れて周囲に公言していきます。その甲斐あって、人事のポストが空いた際、西山さんの希望を覚えていた人事部から声がかかり、念願の人事部に異動することができました。「現場出身ということもあり、現場の人が働きやすい環境をどう作っていけば良いのだろうと強く思うようになり、この経験が、今の『場づくり』の仕事にも繋がっていると思います」と当時の職場への感謝があふれます。

自分の目標がはっきりしているからこその異動希望でしたが、「今振り返ると新入社員のくせに何言ってんだ、まずはSEの仕事をしっかりやれよって思うんですが」と、笑いながら昔の自分にツッコむ西山さん。

人事部では採用や教育を担当。ところが、会社の経営方針を元に教育計画を立て、それに沿った採用を行っていくなかで、違和感を覚えるようになります。「会社に属している限りは、その会社に合った人材育成しかできない」。どこか特定の会社軸ではなく、個人を軸にした、社会に通用する人材育成を目指していた西山さんは、8年勤めた会社を退職し、大学のキャリア支援センターのキャリアカウンセラーに転身しました。そこで働きながら関連の資格を取得し、今でも別の大学でキャリアカウンセラーとして働いています。

Community Manager For Me

-コミュニティーマネージャーになろうと思った経緯を教えてください

大学のキャリア支援センターで働くうちに、西山さんは「どうすれば学生が来やすくなるのか」「学生同士、自主的に活動できるようにするにはどうしたらいいのか」と“場づくり”について考えることが多くなりました。

そんなとき、キャリアカウンセラーの勉強を通して、“場づくり”のネットワークがあることを知ります。その縁で、シブヤ大学やNPO法人グリーンズが運営する場づくりイベント「green drinks Tokyo」、株式会社フューチャーセッションズが運営サポートする「フューチャーセッション」など、“場づくり”に正面から取り組むイベントに関わるようになっていきました。その活動の中で、「コミュニティマネージャー」という仕事があることを知り、興味を持ちます。

そんな折、見つけたのがMID POINTコミュニティマネージャーの募集。「平日の午前・午後を交代でシフト勤務する働き方も、今の自分のライフスタイルに合いそうだなと思い応募しました」と応募動機を語ります。

MID POINT For Me

-コミュニティーマネージャーのやりがいを教えてください

MID POINTのオープン初日から運営に関わる西山さん。「既存のコミュニティスペースではなく0からのスタートなので、作り上げていく過程をみなさんと一緒に経験できるところに、特にやりがいを感じます」と話します。

「意気込み過ぎても、居心地があまりよくなくなっちゃうから、完璧に作り込みすぎないようにしたい」と“余白”を大切にしています。

西山さんは、「私、結構おせっかいというか、ずうずうしいので、ちょこちょこって行って話しかけるんですけど、挨拶だけしたいような反応の方には見守るだけにしています。逆にすごく話してくださる方には、むしろ『聴かせてください!』みたいなスタンスでお話しを伺っています。話を聞くの好きなので(笑)」と、ラウンジにいるときの自分の様子を語ります。「入居者さん同士をお引き合わせして、私が入らなくても話が盛り上がり始めると、お見合いの仲人みたいに『あとはお2人で』とスススって消える。そんなとき幸せを感じます(笑)」。

現在、入居者が起案したランチ会の企画があり、楽しみながらサポートに取り組んでいます。ほかにも、「朝食会」や、人材関連に関わる入居者同士がつながる「人材会」など、入居者側からの提案の実現を検討中です。西山さんからも「入居者さんもほかのコミュニティマネージャーも、隠れた特技を持っているので、スキルのシェアとして、ミニカルチャースクールみたいなのも面白いかもしれません」と、コミュニティ活性化のアイデアが湧き出します。個人個人の距離感を大切にしながら入居者側と運営側をつなぐ“仲人”の存在が、MID POINTの居心地の良さを作り出しています。