健康経営の取り組み

コスモスイニシアは、従業員が⻑く安⼼していきいきと働ける環境づくりを加速させるため、「コスモスイニシア健康宣言」を制定し、従業員の心身の健康維持・向上をはかる健康経営を進めています。
2024年3月11日、当社は優良な健康経営を行う企業として、「健康経営優良法人2024」に認定されました。
当社は、2021年から4年連続で認定されました。

「コスモスイニシア 健康宣言」

コスモスイニシアにおいて、人財は最大の財産であり、従業員の心身の健康は、Missionとして掲げる『「Next GOOD」 お客さまへ。社会へ。一歩先の発想で、一歩先の価値を。』を実現するための重要な基盤であると考えます。
従業員一人ひとりが健康的でいきいきと仕事に取り組めるよう、当社の風土や従業員の特性に沿った健康施策を展開すると共に、従業員が能力を最大限に発揮できる働き方や、安心して働くことができる環境を提供してまいります。
コスモスイニシアは、健康経営において、従業員の働きがいと持続的な企業成長の実現を目指し、さらには当社で働く期間のみならず、従業員の一生涯の健康づくりに向けた支援を積極的に推進してまいります。

代表取締役社長 髙智 亮大朗

推進体制

代表取締役社長を健康経営推進の責任者とし、総務人事部門が中心となり、衛生委員会と連携した過重労働・労働災害防止に向けた取り組みや、産業医と保健師による健康管理・個別指導を実施しています。また、コスモスイニシアグループ健康保険組合と協働して、ヘルスリテラシーの向上を図る健康施策を展開し、従業員の健康の維持・増進活動に取り組むほか、経営会議(※)において、健康経営の推進についての方針、従業員の健康課題の分析結果、施策の実施内容や結果等を報告しています。

(※)執行役員等により構成され、経営ならびに業務執行に係る重要な事項の伝達や、関連情報の共有等を行う会議

当社の健康経営推進の方針

当社は健康経営に取り組むことで、当社がMissionとして掲げる『「Next GOOD」 お客さまへ。社会へ。一歩先の発想で、一歩先の価値を。』と、「個のWell-being」を実現することを健康経営推進のミッションとしています。具体的には、従業員の体調不良による生産性低下の防止や疾病の予防、健康意識向上を目的とした施策を実施し、組織全体の生産性の向上と健康風土の醸成を目指します。

注⼒課題と具体的な取り組み

当社は、働き方の多様化に対応し、創造性と生産性の向上を目的とした当社独自の働き方改革施策や、健康管理を継続実施できる健康増進施策を展開し、従業員一人ひとりがパフォーマンス高く、成長や充実を感じながら働くことができる職場環境づくりに努めています。
現在の従業員の健康状況の傾向は、全健康保険組合平均と比較して良好な状態であるのに対し、生活習慣の状況は平均に位置していることが認められました。健康経営では、疾病の早期発見・早期治療への対策強化の他、生活習慣やパフォーマンスを高める施策の実施に重点を置き、従業員の働きがいの実現と一生涯の健康づくりを支援してまいります。

  1. 世代・性別ごとの健康リスクへの対応
    • 定期健康診断の実施
    • 定期健康診断後の再検査受診促進の強化
    • 特定保健指導・若年層向け保健指導の実施
    • 婦人科健診の実施
    • 各種がん健診の実施
    • ⼥性特有の健康課題に対する対策
    • シニアの健康対策
    • 世代ごとの健康課題に関する情報の提供
    • 禁煙支援
    <取り組みの事例紹介>
    ◆Life Style Support休暇

    生理休暇の利用範囲を拡大し、名称も変更。女性特有の症状により就業が困難または通院が必要な場合のほか、不妊治療による通院時にも時間単位で取得できる休暇。働きながら治療を行うことができる環境を作ることで、性差によらずパフォーマンスを発揮できる状態を目指しています。

    ◆再検査の受診勧奨の強化

    健康診断の結果、再検査となった場合の再検査受診に係る時間を業務時間扱いとしています。また産業医・保健師が健診結果の再評価を行い、より疾病リスクの高い従業員については、再検査結果の報告を義務化し、疾病の早期発見に繋げています。

  2. 生産性向上とプレゼンティーイズムの改善
    • 当社らしい次世代の働き方に関する施策の実施
    • パフォーマンス向上を目的とした健康セミナーの実施
    • ヘルスキーパーによる症状改善施術の実施
    • 感染症対策の実施
    <取り組みの事例紹介>
    ◆健康セミナー・ライフプランセミナーの定期開催

    生理休暇の利用範囲を拡大し、名称も変更。女性特有の症状により就業が困難または通院が必要な場合のほか、不妊治療による通院時にも時間単位で取得できる休暇。働きながら治療を行うことができる環境を作ることで、性差によらずパフォーマンスを発揮できる状態を目指しています。

    ◆職場でのインフルエンザ予防接種の実施及び費用補助
    ◆風疹・麻疹予防接種の費用補助
    ◆コロナ関連対策

    ワクチン接種による副反応時、また子どもの保育園・学校が休園・休校になった際には特別休暇を付与するなど、感染状況に合わせた柔軟な対応を実施しています。

    ◆ヘルスキーパーによる鍼・マッサージ(リフレッシュルーム)

    当社には、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の国家資格を有すヘルスキーパーが在籍し、従業員の筋骨格系の疲労軽減・治療・プレゼンティーイズムの改善に取り組んでいます。

  3. ヘルスリテラシーの向上
    • 運動促進支援
    • オフィスでの食支援
    • 身体測定会や⻭科検診等の実施
    • 健康キャンペーンの実施
    • 健康管理アプリの提供
    <取り組みの事例紹介>
    ◆ウォーキングイベント「歩数をつないでみんなで世界一周チャレンジ」

    従業員への運動促進施策として、健康アプリで集計した参加者全員の累計歩数で世界一周旅行にチャレンジするウォーキングイベントを定期的に開催しています。また、就業後に本社オフィスを出発し、都内の夜景の名所を歩く企画には、社長や役員が率先して参加し、従業員と共に楽しみながら適度な運動で汗を流しました。

    ◆カラダ測定会

    体組成測定、体⼒測定、⾎管年齢、肺年齢、骨密度、内臓脂肪測定など、バラエティー豊かな測定を用意し、測定結果を元にスポーツクラブのトレーナーによる運動アドバイスを⾏っています。楽しみながら現在のカラダの状態を知り、運動をスタートするきっかけを提供しています。

    ◆職場での野菜等の提供

    当社は、障がいのある方が安心して働き続けることができるよう、障がい者の労働環境が整った農園で働く方を雇用しています。農園に勤務する従業員が育てた安全で新鮮な野菜は定期的にオフィスに届き、従業員の野菜不足の解消に役立てられています。また、就業中の食事や間食の栄養バランスのサポートとして、おかずやサラダ、フルーツ等を職場内にて安価で販売しています。

    ◆職場で水を安価で販売

    「自らの健康に、水から健康に。」をテーマに、健康のために水を飲む習慣を従業員へ促進するため、本社オフィス内の自動販売機の水を通常の半額で販売しています。保健師、健康保険組合、総務課が協働し、健康的な職場づくりに積極的に取り組んでいます。

  4. メンタルヘルス不調の早期発⾒と予防
    • ストレスチェックの実施
    • 管理職向け研修の実施
    • メンタル面のヘルスリテラシー教育の実施
  5. ポジティブに健康維持に取り組むことができる風土づくり
    • 健康インセンティブ(コスモスGOODポイントプログラム)の支給
    • 健康目標の設定と自己採点
    <取り組みの事例紹介>
    ◆コスモスGOODポイントプログラム

    健康的な行動習慣の定着と健康診断結果の良化を目的とした施策。健康の維持・増進に取り組む従業員を評価し、健康管理の継続実施を促進するインセンティブプログラムです。

    ◆自身の健康を振り返り、今後の目標を設定する機会の提供

    毎年の定期健康診断時の問診において、自身の健康度の自己採点や、今後1年間の健康目標について回答する質問を設け、従業員が自身の健康に向き合う機会を提供しています。

<各施策の実施状況(2022年度)>

表:各施策の実施状況(2022年度)

※主な施策の参加状況・・・健康セミナー参加率(平均):6%、女性の健康セミナー参加率:4%、ウォーキングイベント参加率:7%、インセンティブポイント保有率:44%、健診ボーナス(健診結果優良者)付与率:16%、ウェルネスサーベイ回答率:88%、全社アンケート回答率:39%
※主な施策の実施費用(年間)・・・健康セミナー:719千円、ストレスチェック:1,340千円、ウェルネスサーベイ:407千円、水キャンペーン:276千円、ウォーキングイベント:50千円、禁煙キャンペーン:77千円、カラダ測定会:594千円、サラダ等の販売:992千円、コスモスGOODポイントプログラム:163千円

<他社への健康経営活動の紹介>

健康経営の取り組みについて、取引先等他社とお互いの組織で健康経営を進める上での課題や、効果的な取り組みについて意見交換を行っています。今後は健康経営施策の共同開催等にも取り組み、さらなる健康経営の充実と継続を図ってまいります。

主な効果検証指標と経年での取り組み成果

表:主な効果検証指標と経年での取り組み成果

※1目標達成年度は2025年を設定
※2健康診断後の精密検査受診率:通知を受けた従業員のうち、精密検査を受診した人の割合
※3子宮頸がん検診受診率・乳がん検診受診率:母数に妊娠中や治療中等で受診しない人数を含む
※4特定保健指導実施率:健診結果に基づき実施した特定保健指導の終了者の割合
※5適正体重維持者率:BMI 18.5 以上 25 未満の人の割合
※6 Next GOOD休暇:自己啓発と心身のリフレッシュをはかることを目的とした一定以上の連休取得ができる休暇
※7メモリアル休暇:お誕生月に1日有給休暇を取得し、自分自身のリフレッシュや家族との時間を過ごすことができる休暇
※8Life Style Support休暇:女性特有の症状により就業が困難または通院が必要な女性従業員および、妊娠活動・不妊治療による通院を必要とする従業員が取得することを目的とした休暇
※9多様な働き方を受入れ、モチベーション高く働いてもらうことを目指しているため、あえて数値目標は掲げていない
※10働きがいがあると感じている⼈の割合・遅刻⽋勤による損失割合・就業中の⽣産性低下による損失割合:全従業員を対象にフィジカル、メンタル、エンゲージメントに関するウェルネスサーベイを実施し、測定している(2022年度測定人数:600名 回答率:88%)
※11インフルエンザ予防接種率:インフルエンザ予防接種を受けた人の割合。健康診断時の問診にて調査を実施し、測定している(2023年度測定人数:594名 回答率:99% <2023年9月時点>)
※12体調不良による休暇日数が10日以上の人の割合・体調不良で生産性が50%程度落ちていると感じた日数が10日以上の人の割合:健康診断時の問診にて調査を実施し、測定している(2022年度測定人数:625名 回答率:99%)
※13運動習慣者比率:1日に30分以上の汗をかく運動を週2日以上している人の割合
※14朝食摂取率:朝食を毎日食べている人の割合
※15適量飲酒該当率:飲酒日の1回あたりの飲酒量が1合(適正量)未満の人の割合

健康経営に関する外部からの評価

当社は経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2022」に認定されました。
当認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。

(2022年度健康スコアリングレポート※より)
※各保険者(健康保険組合)の加入者の健康状態や予防・健康づくりに関する取組等を「見える化」することを目的に、日本健康会議、厚生労働省、経済産業省が協働して作成したもの。

労働衛生の状況

当社は、働く人の健康・安全保持および増進に積極的に取り組んでいます。
毎月開催する衛生委員会を中心に、従業員の労働災害の状況や労働環境等について協議の場を設け、
安全で快適な職場環境づくりに努めています。

表:労働衛生の状況

健康経営に関する外部からの評価

■「健康経営優良法人 2024」認定

当社は経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2024」に認定されました。
当認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。

ロゴ

健康経営の取り組み

コスモスイニシアは、従業員が⻑く安⼼していきいきと働ける環境づくりを加速させるため、「コスモスイニシア健康宣言」を制定し、従業員の心身の健康維持・向上をはかる健康経営を進めています。
2024年3月11日、当社は優良な健康経営を行う企業として、「健康経営優良法人2024」に認定されました。
当社は、2021年から4年連続で認定されました。

「コスモスイニシア 健康宣言」

コスモスイニシアにおいて、人財は最大の財産であり、従業員の心身の健康は、Missionとして掲げる『「Next GOOD」 お客さまへ。社会へ。一歩先の発想で、一歩先の価値を。』を実現するための重要な基盤であると考えます。
従業員一人ひとりが健康的でいきいきと仕事に取り組めるよう、当社の風土や従業員の特性に沿った健康施策を展開すると共に、従業員が能力を最大限に発揮できる働き方や、安心して働くことができる環境を提供してまいります。
コスモスイニシアは、健康経営において、従業員の働きがいと持続的な企業成長の実現を目指し、さらには当社で働く期間のみならず、従業員の一生涯の健康づくりに向けた支援を積極的に推進してまいります。

代表取締役社長 髙智 亮大朗

推進体制

代表取締役社長を健康経営推進の責任者とし、総務人事部門が中心となり、衛生委員会と連携した過重労働・労働災害防止に向けた取り組みや、産業医・保健師が連携した健康管理・個別指導を実施しています。また、コスモスイニシアグループ健康保険組合と協働して、ヘルスリテラシーの向上を図る健康施策を展開し、従業員の健康の維持・増進活動に取り組むほか、経営会議(※)において、健康経営の推進についての方針、従業員の健康課題の分析結果、施策の実施内容や結果等を報告しています。

(※)執行役員等により構成され、経営ならびに業務執行に係る重要な事項の伝達や、関連情報の共有等を行う会議

当社の健康経営推進の方針

当社は健康経営に取り組むことで、当社がMissionとして掲げる『「Next GOOD」 お客さまへ。社会へ。一歩先の発想で、一歩先の価値を。』と、「個のWell-being」を実現することを健康経営推進のミッションとしています。具体的には、従業員の体調不良による生産性低下の防止や疾病の予防、健康意識向上を目的とした施策を実施し、組織全体の生産性の向上と健康風土の醸成を目指します。

注⼒課題と具体的な取り組み

当社は、働き方の多様化に対応し、創造性と生産性の向上を目的とした当社独自の働き方改革施策や、健康管理を継続実施できる健康増進施策を展開し、 従業員一人ひとりがパフォーマンス高く、成長や充実を感じながら働くことができる職場環境づくりに努めています。 また、当社が健康経営を推進するうえで掲げた注力課題の一つに、「ポジティブに健康維持に取り組むことができる風土づくり」があります。 楽しみながら健康増進に取り組める工夫や、自身の健康を振り返る機会を提供することで、健康への気付きと行動変容の促進を図っています。 個々人がどのような状況下においても「心身ともに健康である」ための行動がとれるよう、ヘルスリテラシー習得のための支援を続けてまいります。

  1. 世代・性別ごとの健康リスクへの対応
    • 定期健康診断の実施
    • 定期健康診断後の再検査受診促進の強化
    • 特定保健指導・若年層向け保健指導の実施
    • 婦人科健診の実施
    • 各種がん健診の実施
    • ⼥性特有の健康課題に対する対策
    • シニアの健康対策
    • 世代ごとの健康課題に関する情報の提供
    • 禁煙支援
    <取り組みの事例紹介>
    ◆Life Style Support休暇

    生理休暇の利用範囲を拡大し、名称も変更。女性特有の症状により就業が困難または通院が必要な場合のほか、不妊治療による通院時にも時間単位で取得できる休暇。働きながら治療を行うことができる環境を作ることで、性差によらずパフォーマンスを発揮できる状態を目指しています。

    ◆再検査の受診勧奨の強化

    健康診断の結果、再検査となった場合の再検査受診に係る時間を業務時間扱いとしています。また産業医・保健師が健診結果の再評価を行い、より疾病リスクの高い従業員については、再検査結果の報告を義務化し、疾病の早期発見に繋げています。

  2. 生産性向上とプレゼンティーイズムの改善
    • 当社らしい次世代の働き方に関する施策の実施
    • パフォーマンス向上を目的とした健康セミナーの実施
    • ヘルスキーパーによる症状改善施術の実施
    • 感染症対策の実施
    <取り組みの事例紹介>
    ◆健康セミナー・ライフプランセミナーの定期開催

    従業員一人ひとりが自分の健康に興味・関心を持ち、いきいきと働き続けてもらうことを目指し、「健康に」「豊かに」生きるために役立つ各種セミナーを定期的に開催しています。セミナーは家族の視聴も可能とし家族で健康を考える機会を提供しています。

    ◆職場でのインフルエンザ予防接種の実施及び費用補助
    ◆風疹・麻疹予防接種の費用補助
    ◆コロナ関連対策

    ワクチン接種による副反応時、また子どもの保育園・学校が休園・休校になった際には特別休暇を付与するなど、感染状況に合わせた柔軟な対応を実施しています。

    ◆ヘルスキーパーによる鍼・マッサージ(リフレッシュルーム)

    当社には、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の国家資格を有すヘルスキーパーが在籍し、従業員の筋骨格系の疲労軽減・治療・プレゼンティーイズムの改善に取り組んでいます。

  3. ヘルスリテラシーの向上
    • 運動促進支援
    • オフィスでの食支援
    • 身体測定会や⻭科検診等の実施
    • 健康キャンペーンの実施
    • 健康管理アプリの提供
    <取り組みの事例紹介>
    ◆ウォーキングイベント「歩数をつないでみんなで世界一周チャレンジ」

    従業員への運動促進施策として、健康アプリで集計した参加者全員の累計歩数で世界一周旅行にチャレンジするウォーキングイベントを定期的に開催しています。また、就業後に本社オフィスを出発し、都内の夜景の名所を歩く企画には、社長や役員が率先して参加し、従業員と共に楽しみながら適度な運動で汗を流しました。

    ◆カラダ測定会

    体組成測定、体⼒測定、⾎管年齢、肺年齢、骨密度、内臓脂肪測定など、バラエティー豊かな測定を用意し、測定結果を元にスポーツクラブのトレーナーによる運動アドバイスを⾏っています。楽しみながら現在のカラダの状態を知り、運動をスタートするきっかけを提供しています。

    ◆職場での野菜等の提供

    当社は、障がいのある方が安心して働き続けることができるよう、障がい者の労働環境が整った農園で働く方を雇用しています。農園に勤務する従業員が育てた安全で新鮮な野菜は定期的にオフィスに届き、従業員の野菜不足の解消に役立てられています。また、就業中の食事や間食の栄養バランスのサポートとして、おかずやサラダ、フルーツ等を職場内にて安価で販売しています。

    ◆職場で水を安価で販売

    「自らの健康に、水から健康に。」をテーマに、健康のために水を飲む習慣を従業員へ促進するため、本社オフィス内の自動販売機の水を通常の半額で販売しています。保健師、健康保険組合、総務課が協働し、健康的な職場づくりに積極的に取り組んでいます。

  4. メンタルヘルス不調の早期発⾒と予防
    • ストレスチェックの実施
    • 管理職向け研修の実施
    • メンタル面のヘルスリテラシー教育の実施
  5. ポジティブに健康維持に取り組むことができる風土づくり
    • 健康インセンティブ(コスモスGOODポイントプログラム)の支給
    • 健康目標の設定と自己採点
    <取り組みの事例紹介>
    ◆コスモスGOODポイントプログラム

    健康的な行動習慣の定着と健康診断結果の良化を目的とした施策。健康の維持・増進に取り組む従業員を評価し、健康管理の継続実施を促進するインセンティブプログラムです。

    ◆自身の健康を振り返り、今後の目標を設定する機会の提供

    毎年の定期健康診断時の問診において、自身の健康度の自己採点や、今後1年間の健康目標について回答する質問を設け、従業員が自身の健康に向き合う機会を提供しています。

<各施策の実施状況(2022年度)>
表:各施策の実施状況(2022年度)

※主な施策の参加状況・・・健康セミナー参加率(平均):6%、女性の健康セミナー参加率:4%、ウォーキングイベント参加率:7%、インセンティブポイント保有率:44%、健診ボーナス(健診結果優良者)付与率:16%、ウェルネスサーベイ回答率:88%、全社アンケート回答率:39%
※主な施策の実施費用(年間)・・・健康セミナー:719千円、ストレスチェック:1,340千円、ウェルネスサーベイ:407千円、水キャンペーン:276千円、ウォーキングイベント:50千円、禁煙キャンペーン:77千円、カラダ測定会:594千円、サラダ等の販売:992千円、コスモスGOODポイントプログラム:163千円

<他社への健康経営活動の紹介>

健康経営の取り組みについて、取引先等他社とお互いの組織で健康経営を進める上での課題や、効果的な取り組みについて意見交換を行っています。今後は健康経営施策の共同開催等にも取り組み、さらなる健康経営の充実と継続を図ってまいります。

主な効果検証指標と経年での取り組み成果

当社では、従業員の健康増進に向けた重点取り組み課題と指標を設定しています。実績値を経年で把握することにより、各取り組みのPDCAを回し、継続的かつ効果的な取り組みを行ってまいります。

表:主な効果検証指標と経年での取り組み成果

※1目標達成年度は2025年を設定
※2健康診断後の精密検査受診率:通知を受けた従業員のうち、精密検査を受診した人の割合
※3子宮頸がん検診受診率・乳がん検診受診率:母数に妊娠中や治療中等で受診しない人数を含む
※4特定保健指導実施率:健診結果に基づき実施した特定保健指導の終了者の割合
※5適正体重維持者率:BMI 18.5 以上 25 未満の人の割合
※6 Next GOOD休暇:自己啓発と心身のリフレッシュをはかることを目的とした一定以上の連休取得ができる休暇
※7メモリアル休暇:お誕生月に1日有給休暇を取得し、自分自身のリフレッシュや家族との時間を過ごすことができる休暇
※8Life Style Support休暇:女性特有の症状により就業が困難または通院が必要な女性従業員および、妊娠活動・不妊治療による通院を必要とする従業員が取得することを目的とした休暇
※9多様な働き方を受入れ、モチベーション高く働いてもらうことを目指しているため、あえて数値目標は掲げていない
※10働きがいがあると感じている⼈の割合・遅刻⽋勤による損失割合・就業中の⽣産性低下による損失割合:全従業員を対象にフィジカル、メンタル、エンゲージメントに関するウェルネスサーベイを実施し、測定している(2022年度測定人数:600名 回答率:88%)
※11インフルエンザ予防接種率:インフルエンザ予防接種を受けた人の割合。健康診断時の問診にて調査を実施し、測定している(2023年度測定人数:594名 回答率:99% <2023年9月時点>)
※12体調不良による休暇日数が10日以上の人の割合・体調不良で生産性が50%程度落ちていると感じた日数が10日以上の人の割合:健康診断時の問診にて調査を実施し、測定している(2022年度測定人数:625名 回答率:99%)
※13運動習慣者比率:1日に30分以上の汗をかく運動を週2日以上している人の割合
※14朝食摂取率:朝食を毎日食べている人の割合
※15適量飲酒該当率:飲酒日の1回あたりの飲酒量が1合(適正量)未満の人の割合

取り組みによる従業員の健康状況

現在の従業員の健康状況の傾向は、全健康保険組合平均と比較して良好な状態であるのに対し、生活習慣の状況は平均に 位置していることが認められました。
健康経営では、疾病の早期発見・早期治療への対策強化の他、生活習慣やパフォーマンスを高める施策の実施に重点を置き、 これからも従業員の働きがいの実現と一生涯の健康づくりを支援してまいります。

(2022年度健康スコアリングレポート※より)
※各保険者(健康保険組合)の加入者の健康状態や予防・健康づくりに関する取組等を「見える化」することを目的に、日本健康会議、厚生労働省、経済産業省が協働して作成したもの。

労働衛生の状況

当社は、働く人の健康・安全保持および増進に積極的に取り組んでいます。
毎月開催する衛生委員会を中心に、従業員の労働災害の状況や労働環境等について協議の場を設け、
安全で快適な職場環境づくりに努めています。

表:労働衛生の状況

健康経営に関する外部からの評価

■「健康経営優良法人 2024」認定

当社は経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人 2024」に認定されました。
当認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。