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『コスモスモア×駅すぱあと(※)』
オフィス移転に伴う交通費積算シミュレーションソフトを開発
オフィス工事の営業場面で活用
平成21年12月22日
 コスモスイニシアグループでオフィス移転・レイアウト変更工事等のオフィス・ファシリティ事業を手掛ける株式会社コスモスモア(所在地:千代田区、社長:緒方克吉)は、交通移動時の経路情報検索サービス「駅すぱあと(※)」を利用して、企業等のオフィス移転に際して増減する、従業員の交通費を積算・シミュレーションするソフトを、開発いたしました。
 ※「駅すぱあと」は株式会社ヴァル研究所の登録商標です。
 今後、コスモスモアではオフィス・ファシリティ事業の営業ツールとして活用し、企業等がオフィス移転や拠点展開、拠点集約等のオフィス戦略を検討する際に、従来のオフィス賃料といった不動産価値としての比較に加え、交通費の面から最適な移転先を選定するサポートを行ってまいります。

 従来、企業がオフィス出店や移転を検討する際、仮に従業員の自宅から移転先オフィスまでの通勤交通費積算を行おうとした場合、コストをかけて独自のシステムを開発するか、経路情報検索サイト等で一件一件、個別に調べるといった煩雑な作業が必要でした。
 オフィス移転前後で企業が負担する通勤交通費、営業交通費の増減および発生する移動時間の増減は、その後の固定費や業務効率に与える影響が大きく、極めて重要な要素であるにもかかわらず、あまり詳細に比較検討を行うケースは少なかったことが想像されます。
 このような状況を踏まえ、1988年に初版を発売し、経路探索ソフトとして国内では先駆的なヴァル研究所の「駅すぱあと」を応用し、コスモスモアがオフィス・ファシリティ事業の経験を通して培った企業のニーズを反映させたオリジナルソフトを開発、活用し、これまで以上にクライアント企業の視点に立ったオフィス戦略のコンサルティングサービス提供を目指します。
 このソフトでは、従業員の自宅住所情報データ(「郵便番号+丁目」レベル)や、営業先の住所情報データを入力するだけで、出発地(自宅や勤務先)から目的地(オフィス移転先や営業先)までの最寄り駅(バス停を含む)間の交通費の自動試算、並びに、全従業員分の累計積算額を即時(約150件の住所データを約2分間強で積算)に算出し、オフィス移転前後の新旧交通費比較が容易に行えます。
 また、交通費以外にも、所要時間や利用交通機関別CO2排出量での比較も可能で、オフィス戦略に関して、クライアントごとのニーズに合わせてカスタマイズした、よりユーザビリティの高い提案が可能となります。
 なお、コスモスモアでは、オフィス工事の際に排出される二酸化炭素をオフセット(相殺)できる、建築業界初となるカーボンオフセット工事の新商品「eco-to(いいこと)オフィス」の販売を今年2月に開始しております。今回のサービスの展開開始と合わせ、オフィス・ファシリティ事業での平成21年度売上は27億円を計画しており、今後もクライアント企業の視点に立った、独自性の高いサービスの提供を目指して参ります。

■ サービス概念図
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■ 交通費積算シミュレーション サンプル画面
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【株式会社コスモスモア 会社概要】
 モデルルーム事業やインテリア販売、オフィスファシリティ・リノベーション事業など、インテリア・デザイン・快適性を追求しコスモスイニシアと一体となったサービスを展開。
■ 本社所在地  :  東京都千代田区内幸町1丁目3番2号 内幸町東急ビル
■ 設立  :  平成2年1月8日
■ 代表取締役社長  :  緒方克吉
■ 資本金  :  9000万円