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広さ330m²・51本の樹木を植樹した「緑道」、
周辺の自然環境を随所に取り入れた住戸プランなど
自然環境共生プロジェクト『舞浜の杜』、建売住宅2棟竣工・販売開始
平成21年9月30日
 (株)コスモスイニシア(本社:東京都千代田区、社長:町田公志)が手掛ける、建売・宅地分譲プロジェクト『舞浜の杜』(所在地:千葉県浦安市/建売・宅地分譲合計区画数:30区画/HP:http://www.maihama30.com/)において、自然環境を住宅内に取り入れるパッシブ設計の採用を特徴とした建売住宅2棟が竣工いたしましたのでお知らせいたします。なお、この建売住宅2区画(22・23号棟)の販売(申込受付)については、平成21年9月26日(土)より開始しております。

 当プロジェクトは、千葉県浦安市弁天の整備された閑静な住宅地に立地する、「街とつながる、風とつながる、緑とつながる」をコンセプトとした建売・宅地分譲プロジェクトで、コンピューターによる通風シミュレーションなどを踏まえた自然豊かな住環境を創出する街並みづくりや外部の自然環境を建物内の随所に取り込んだ住戸プラン(建売住宅2棟)を特徴としています。

 全体計画では、6529.94m²の街区内に、平均50坪(約165m²※)以上の宅地30区画を配した、ゆったりとした区画割りとなっています。街区の中心部には、広さ約330m²の「緑道」を設け、高さ8mのケヤキを始め、広葉樹や落葉樹など四季の彩豊かな高木から低木まで合計51本の樹木を植樹したほか、各住戸の生垣や緩衝緑地など、街区内の各所に植栽を設け、街全体が緑でつながる計画としています。
※現在計画している建売・宅地分譲合計30区画の平均面積。
 さらに、当プロジェクトでは、「調和のとれた緑あふれる良好な景観と環境の形成と維持促進を図ること」を目的に、前面道路(公道)に面して生垣等の植栽を設ける規定や敷地内における植樹計画の規定など、街区独自の「景観協定」を設けています。また、浦安市の「弁天一丁目舞浜の杜地区地区計画」により、敷地面積の最低限度(160m²以上)や建物の高さ制限(10m以下)などが定められており、これらのガイドラインに則って、緑豊かで、資産性の高い街並みを将来的にも継承いただける仕組みを整えています。

 全30区画の内、「緑道」に面する2区画(22・23号棟)は建売住宅として分譲し、この2棟の住戸プランは、「できる限り多く緑や風と接する」をコンセプトに、外部の自然環境を建物内部に取り込む工夫を随所に施しています。具体的には、敷地に対して建物の外形を十字型に配置し、敷地の四隅に空間を設けることで、2方向に扉を設け「緑道」が窺える玄関や植栽との連続感を持たせたウッドデッキ・坪庭など、居室が外部に接する開口部をできる限り増やしています。さらに、上昇する暖気を逃し、明かり取りともなるトップライト(天窓)や街区に流れ込む南南西の風を室内へと導く2階バルコニーの袖壁(ウインドキャッチャー)などを設置し、風、光、緑の景観を建物内の随所に取り入れる設計としています。
 その他にも、植栽への水やりや打ち水に利用するための雨水タンクの設置、2階居室のバルコニーに設置したグリーンカーテンにも使える簾(すだれ)用フックなど、自然環境との共生を図り、快適性を高めるための設計やアイテムの採用に積極的に取り組んでおります。

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 なお、当社グループでは、『人々が夢を実現できる社会をつくる』をビジョンとして掲げ、「環境」「安全安心」「一生涯」を3つの重要分野と定め、事業を通した社会貢献に取り組んでおります。このような中で、各重要分野の目標達成に向けた一歩として、環境共生住宅の開発・供給を実践すべく、これまでにも、グリーンカーテン(プランター置場とツル植物を育てるネットを設置し緑のブラインドをつくるシステム)を採用したマンションを供給し、お住まいになられてからもご入居者と協働しながら壁面緑化を進める取り組みを行ってきました。また、昨年には東京大学難波研究室と協働し、「季節と上手につきあう家」「健康・エコ素材の家」などの視点から戸建住宅における環境共生住宅のプロトタイプの研究などにも取り組んで参りました。このような経験をもとに、今後も、「自然環境との調和・共生する住まい」をテーマとした環境共生住宅の開発・供給に積極的に取り組んで参ります。

■23号棟2階部分フローリングに「国産無垢材」を活用
 現在、日本で使われる住宅建材や内装材、家具を始めとする木材には、安価な輸入材が多く使われ、国産材の消費は激減しています。国産材消費量の減少により、山を育てるために必要な、間伐など森の手入れが不十分となり、土が痩せ、土砂崩れなどの災害を引き起こしています。また、かつては落ち葉が土に交じって腐葉土になり、そこに含まれるミネラルなどの栄養素が川に流れ、海を潤していましたが、その流れがなくなることで、自然循環に悪影響を及ぼしています。さらに、海外では輸出のために違法伐採が行われているという実情もあります。
 このような木材に関する様々な問題に対し、当社グループでは、その解決手段の一つは、我々が国産材を上手に「使うこと」であると考え、「使われる国産材」の研究・開発、及び、実際に住宅建材や家具などに活用する取り組みを展開しています。
 昨年度、当社では、林野庁の助成による「住宅分野への地域材供給支援事業」において、国産無垢材を活用した床材の研究開発に取り組みました。まず、「割れる・反れる」といった不安の少ない木材を開発した後、ご利用者の品質に関する疑問や不安に根拠を持ってお答えするため、国産無垢材には一般的に行われない様々な品質実験を行いました。一連の検証の終了後、ヒノキの国産無垢材を活用した住宅床材を実用化し、当プロジェクト23号棟2階部分のフローリングにおいて、同床材を採用しております。

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■物件概要

物件名 :舞浜の杜(まいはまのもり)
所在地 :千葉県浦安市弁天1-6-930他(地番)
交通 :JR京葉線「舞浜」駅北口より徒歩18分/JR京葉線「新浦安」駅北口より徒歩25分
総区画数 :30区画(うち建売分譲3区画)
用途地域 :第一種低層住居専用地域
建ぺい率/容積率 :50%/100%
建物竣工時期 :平成21年7月竣工済(2棟)
入居時期 :平成21年12月中旬予定(2棟)
構造・工法 :木造軸組壁工法
売主 :株式会社コスモスイニシア
<建売区画1期販売概要>  
申込受付開始 :平成21年9月26日〜/現在、先着順申込受付中
販売棟数 :2棟(22号棟・23号棟)
<お問い合わせ/営業時間/定休日> 「舞浜の杜」現地インフォメーションセンター0120-177-334
  10:00〜18:00/水・木曜日定休、ただし祝日は営業
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