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コスモスイニシアと三菱UFJ リースが共同
不動産業界初 分譲マンションプロジェクトの販売活動で生ずるCO2をオフセット
平成21年3月11日
 株式会社コスモスイニシア(本社:東京都千代田区。社長:町田公志。以下、「コスモスイニシア」)と三菱UFJ リース株式会社(本社:東京都千代田区。社長:小幡尚孝。以下、「三菱UFJリース」)の両社は共同で、東京都中央区における大規模分譲マンションプロジェクトの販売センター及びモデルルームにおいて、販売活動中に生ずる電気使用量をCO2排出量に換算し、カーボンオフセット(※下記参照)する取り組みを開始いたします。

※カーボンオフセット:自ら省エネ等によりCO2削減の努力をした上で、削減が困難な部分の排出量を、他の場所での排出量削減にて作られた排出権を購入すること等によりオフセット(相殺)すること。

 対象となるのは、コスモスイニシア・株式会社新日鉄都市開発が本年4 月に販売開始予定の分譲マンション「ザ・晴海レジデンス」(所在地:東京都中央区晴海5 丁目。総戸数:438 戸)の販売センター(ビル内1 フロアの一部)とモデルルーム(マンション棟内3 住戸)で、三菱UFJ リースが提供する「オフセットパートナーサービス」を利用して、カーボンオフセットいたします。
 なお、分譲マンションの販売過程において今回のようなカーボンオフセットを行うのは、不動産業界で初めての取り組みとなります。


 ■販売センター・モデルルームのカーボンオフセットについて

 地球規模での温暖化対策が求められている中、企業活動においても更なる取り組みが急務となっています。このような中で、コスモスイニシアは、本年4 月に販売開始予定の大規模分譲マンション「ザ・晴海レジデンス」の販売センター及びモデルルームにおいて、販売活動中に生ずる電気使用量に応じたCO2 排出量を算出し、カーボンオフセットいたします。
 取り組みにあたっては、三菱UFJ リースが提供する排出権取引によるカーボンオフセットの受託サービス「オフセットパートナーサービス」を利用し、排出権の取得から管理・償却に至る一連のオフセット手続きを三菱UFJ リースが行います。
 三菱UFJ リースが取り扱う排出権は、国連の認証を受けた温室効果ガス削減プロジェクトから得られた排出権で、オフセットに使われた排出権は日本政府の償却口座へ移転(譲渡)されます。これにより日本が求められている温室効果ガス削減目標の達成にも貢献することとなります。
 なお、コスモスイニシアの所属する業界団体の社団法人不動産協会より、2009 年2 月26 日、業界の環境対策に関する指針となる「新築分譲マンションにおける環境自主行動計画」が発表されております。その中で、マンションの販売に際して、モデルルームの運営やパンフレット等の使用に係る省エネルギー、廃棄物の削減を図ることが推奨されており、不動産業界で初となる今回のカーボンオフセットの取り組みは、この指針の主旨とも合致しており、業界に先駆けた取り組みという意味でも非常に意義深いことと考えております。


【スキーム図】 スキーム図


【物件概要】(完成予想図) 物件概要(完成予想図)

■物件名ザ・晴海レジデンス
■所在地東京都中央区晴海5丁目-1(地番)
■交通都営大江戸線「勝どき」駅A3 出口より徒歩10 分
■総戸数438 戸
■構造・規模鉄骨鉄筋コンクリート造、地上20 階・地下1 階建
■敷地面積7870.09 ㎡
■間取り1LDK~3LDK
■専有面積57.51 ㎡~100.50 ㎡
■竣工時期2009 年2 月
■入居時期2009 年7 月予定
■売主株式会社コスモスイニシア・株式会社新日鉄都市開発
<第一期販売概要>
■販売開始予定2009 年4 月中旬
■販売戸数66 戸
■最多価格帯4,000 万円台(66.10 ㎡~70.51 ㎡)・4,600 万円台(72.40 ㎡~80.80 ㎡)・5,100 万円台(76.14 ㎡~90.57 ㎡)(各4 戸)(予定)
■価格3,498 万円(1 戸)~7,998 万円(1 戸)(予定)
■間取り1LDK~3LDK
■専有面積57.51 ㎡~100.50 ㎡
■問い合わせ先「ザ・晴海レジデンス」ゲストサロン フリーダイヤル:0120-83-0151
営業時間:10:00~18:00 水・木曜日定休(祝日除く)


【会社概要】
社 名 株式会社コスモスイニシア
本社所在地 東京都千代田区内幸町1丁目3番2号
代表取締役社長 町田公志
資本金 119 億円
事業内容 不動産販売事業、不動産賃貸事業、不動産仲介事業 等
 コスモスイニシアは、昨年、CSR の観点から、「環境」「安全安心」「一生涯」を重要3 分野として定め、それぞれの分野毎に、事業を通じて目指すべき姿・ありたい姿を示した『ビジョン』を策定しております。特に、環境面においては、環境共生住宅の供給や産学共同研究の推進、自然資材の研究など、様々な観点から事業を展開しております。また、営業拠点として展開する販売センター・モデルルームにおいては、既に「クールビズ」の実施や電気・紙使用量の削減などを推進しており、更なる推進策の一環として、今回、大型プロジェクトにおけるカーボンオフセットを実施することといたしました。
 今後も、自らの事業活動において、より一層の環境対策を進めるとともに、住宅供給を通じて「人々の快適な生活の場を創造」する企業として、生活者であるお客様に対し、各家庭における環境意識の啓蒙も図って参りたいと考えております。

社名 三菱UFJ リース株式会社
本社 東京都千代田区丸の内1-5-1
社長 小幡尚孝
資本金 331 億円
事業内容 各種金融サービス
 三菱UFJ リースは、従来から環境に配慮した経営を推進しており、業界に先駆けて1S014001の認証を取得すると共に、本業を通じた物件のリユースやリサイクルを徹底する等、循環型社会の構築に貢献しています。また、環境関連事業を重点戦略分野として位置付けており、各種施設の省エネルギー化をパッケージで請負うESCO 事業、独自の手法でプロジェクトをサポートする環境ファイナンス、自然エネルギーで発電されたグリーン電力を活用したグリーンリース等、多様化するお客様の環境ニーズに対応した、幅広い商品・サービスをご提供しております。
 これらに加えて、昨今急速にニーズが高まっている排出権関連サービスについても、オフセット業務に係る受託サービスから排出権付きのリース、排出権の売買に至るまで、充実したサービスを展開しております。今後とも、お客様の地球温暖化防止に向けた取組みを積極的にサポートしてまいります。