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平成19年度(第14回)「川崎市都市景観形成協力者表彰」
戸建住宅プロジェクトとして初の受賞 『グランフォーラム宮崎台 桜の邱』
〜 川崎市「地域緑化推進地区」に初の指定 〜
平成19年12月 7日

 (株)コスモスイニシア(本社:千代田区、社長:町田公志)の戸建住宅プロジェクト『グランフォーラム宮崎台 桜の邱』(神奈川県川崎市宮前区宮崎4丁目、総区画数238区画、分譲中)は、『平成19年度(第14回)川崎市都市景観形成協力者表彰』を、受賞いたしましたのでお知らせいたします。
 川崎市都市景観形成協力者表彰は、川崎市の都市景観の形成に積極的に協力した者の功労に対し、感謝の意を表すとともに、他の規範として広くその功績をたたえることを目的とし、平成7年度から実施されています。今回受賞した『グランフォーラム宮崎台 桜の邱』は、戸建住宅プロジェクトとしては、初の受賞となります。

受賞プロジェクト『グランフォーラム宮崎台 桜の邱』の街並みの特長は下記の通りです。
㈰ 当プロジェクトが川崎市が推進する「地域緑化推進地区」に初めて指定されたこと
㈪ 街区独自の「建築協定」「緑地協定」を採用しているプロジェクトであること
㈫ ㈰、㈪の取組みなどにより、恒久的に街並みが維持出来る環境を整備したこと
㈬ その他、電線の地中埋没化、既存樹の保存、コーナー部のゆらぎ植栽(※1)、通りごとに変化を持たせた街並みづくり

 当社では、当プロジェクトに取り組むに当たり、緑豊かな土地に美しく愛される街並みづくりを目指して、物件はもとより、ランドスケープ(外構)、照明計画など、各方面の専門家らを交えた検討会を計画初期段階から立ち上げました。また、田園都市構想(※2)を継承発展させるための研究を進めるなど、理念をもって取り組んで参りました。
 具体的には、当社が供給する他のプロジェクト同様に、「シンプル&リッチ」をデザインコンセプトとし、人々が共通して「美しく・心地よく・目的にかなう」と感じられるランドスケープ(外構)設計や、街並みとの調和を図った外観デザインを採用しております。
 今後についても、「一歩先を、つくる。一生涯に、こたえる。」のタグライン(コーポレートスローガン)に基づき、住宅の供給を通じて、「住まう」という住宅本来の性能・品質の向上に加え、より良く、より美しいといったデザイン性の向上を同時に追求し、住む人の「一歩先を行く安心」と「期待以上の喜び」を目指すとともに、地域社会との調和のとれた街づくりへの貢献を目指して参ります。

※1 昔からその地に生きてきたと感じさせる土着的でランダムに点在する大きな樹木
※2 東急田園都市線梶が谷駅〜中央林間駅及びその沿線約20km に相当する立地においての都市構想。1953年に元東急電鉄会長により発表された『城西南地区開発趣意書』に端を発している。


<受賞者コメント>
【(株)コスモスイニシア 戸建事業部 部長 杉田 薫】

「川崎市都市景観形成協力者表彰」の受賞、とても嬉しく思います。本物件は、コンセプト策定から、街並み・外観・ 外構に当社のこれまでに培ったノウハウをつぎ込みました。特に、道路線形と既存樹を残す植栽計画にはこだわり、 一棟一棟心を込めて練ったプランニングにより、調和の取れた「街」を表現できたと自負いたしております。約3年に 及ぶプロジェクトに関わった社員、及び関係各社のご担当には最高の労いとなり、お住まい頂いている購入者、近 隣の皆様にも喜んでいただけるものと思います。今後とも、今回の表彰を励みに、より良い景観に寄与する街づくり を目指したいと考えます。ありがとうございました。



<受賞プロジェクト概要 『グランフォーラム宮崎台 桜の邱』>
「地域緑化推進地区」指定、独自の「建築協定」「緑地協定」
本プロジェクト『グランフォーラム宮崎台 桜の邱』は、川崎市が推進する「地域緑化推進地区」に初めて指定され、緑豊かな環境が住民自らの手によって永続的に維持される仕組みを持ちます。また、街区独自の「建築協定」および「緑地協定」をも併せて取り入れることにより、個人の所有する建物や庭などにも美観が維持される仕組みを持たせました。これらの取組みが高次元で融合した大規模戸建てプロジェクトとなります。 「地域緑化推進地区」指定、独自の「建築協定」「緑地協定」


【電線の地中埋設化】

 
爽やかな青空と、のびのびと広がる街路樹は大切な景観資源。良好な街並み景観を阻害する電柱を開発区域内全域で地中埋設いたしました。 電線の地中埋設化


【効果的な景観計画と土地利用計画】

 
住民を迎え入れるエントランスやコーナーに緑地を配し、視線の抜けるその先にまとまった緑の公園が設置されています。公園は洪水時の貯水槽も兼ねており、良好な景観を形成しながらも、雨水対策にも効果的な施設として計画されております。 効果的な景観計画と土地利用計画


【ゆらぎ植栽】

 
マクロの視点で考えられた緑地と公園の関係を補完するように、各街区内道路に住宅と外構のファサードとそれらを象徴する街路樹によって個性的なストリートスケープが創られています。
整い過ぎた冷たい道路景観とならないよう街の「辻」やコーナーには大きな樹木などで充実した修景(※3)を行い、それらを結ぶ直線部には人間味を感じさせるランダムな『ゆらぎ植栽』を新しく提案いたしました。

※3: 都市計画・道路計画などで、周辺景観と調和させ又は改良し、新しい景観を創りだす為の植栽や施設を整えること。
ゆらぎ植栽


【原風景の再生】

 
元々この地に生息してきた樹木を可能な限り保存して公園や緑地に移植しました。特に街区内の南北幹線道路に、『グランフォーラム宮崎台 桜の邱』の象徴であった桜を、東西幹線道路に、駅からつながる見事な街路樹である欅をそれぞれ植え、この地に愛されてきた土地の記憶を再生しています。 原風景の再生


【周辺地と馴染む徹底した景観計画】

 
造成上やむをえず発生する敷地外周の擁壁は仕上げを施し可能な限りセットバックいたしました。
擁壁の足元部分には柔らかな風合いを持つ自然石砂岩の植栽帯などによって圧迫感の無い修景を施し、計画地周辺を歩かれる地域の方にも配慮しています。



<『グランフォーラム宮崎台 桜の邱』 全体概要>
所在地 神奈川県川崎市宮前区宮崎4丁目
交通 東急田園都市線「宮崎台」駅北口より『グランフォーラム宮崎台 桜の邱』入口まで徒歩11分
または「宮崎台」駅南口バス乗場より「鷺沼駅」行きに乗り4分、「宮崎桜の丘公園前」(フリー降車区間)バス停下車徒歩1分
総区画数 238 区画
用途地域 第1種低層住居専用地域、第1種高度地区
建蔽率 50%(角地は60%)
容積率 80%
開発区域面積 49,064.88m2
売主 株式会社コスモスイニシア
株式会社明豊エンタープライズ