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都心エリアで賃貸オフィスビルを開発
投資商品としてファンド・機関投資家向けに一棟で販売
平成19年5月18日
(株)コスモスイニシア(本社:千代田区社長:町田公志)は、賃貸管理・建物管理付きの投資用収益物件として賃貸マンションを開発し、これを不動産ファンド・機関投資家向けに一棟販売する投資用賃貸マンション事業を2002年より展開しており、これまで累計15プロジェクト(内、引渡済8棟)を手掛けて参りました。 このたび、同事業計画地として保有する2プロジェクト「浜松町1丁目」・「神田須田町」について、その立地特性を踏まえ、オフィスビルの開発を行い、ファンド向けなどに売却していくことといたしました。なお、当社としてオフィスビル開発を手掛けるのは、バブル期以降初めてのことであります。  

J-REITなど不動産投資市場が拡大する中、安定した投資利回りの見込める収益物件の供給がまだまだ不足している現状を踏まえ、収益物件の開発・販売事業における新たなバリエーションとして、従来の賃貸マンションに加え、賃貸オフィスビルの供給にも取り組むこととしたものです。 販売価格は、売却時の投資利回り(※参照)を4.0-4.5%程度で設定し、賃貸募集、売却後の賃貸運営管理は当社にて、建物管理は当社グループの管理会社(株)コスモスライフ(本社:港区 社長:渡邉好則)にて受託することとしています。商品については、都心を中心とした商業利便性の高い立地に、快適性、可変性を備えたオフィスビルを建設していく予定です。 ※投資利回り:賃貸収入から賃貸費用を差し引いた純収入を投資金額で割った利回り

当事業は、事業用不動産仲介・賃貸・コンバージョンなど、新築マンション・戸建住宅分譲以外の不動産関連事業を幅広く手掛ける「アセットマネジメント事業部」(常務取締役 兼常務執行役員同事業部長:谷本憲一)内CRF(コスモス・レジデンシャル・ファンド)事業推進部が担当し、今後もオフィスビルと店舗を組み合わせて、より投資効果が高く、立地に最適な商品の開発、供給を行って参ります。 また、当面の事業規模としましては、賃貸マンション・オフィスビルを合わせた投資用不動産販売事業全体で、安定的に、年間6-7プロジェクト、売上規模100億円程度を目指します。さらに、将来的には、事業環境を見極めつつ、商業施設の開発なども視野に入れ、住宅分譲に次ぐ事業の柱として育成を図って参ります。