ニュースリリース2011年以降のニュースをみる
| 平成18年 年頭ご挨拶 |
| 平成18年1月6日 |
|
株式会社 リクルートコスモス
代表取締役社長 町田 公志 新年明けましておめでとうございます。 昨年の経済は、雇用情勢や個人消費にも明るさが見え始めるなど、景気は引き続き緩やかな回復基調で推移しましたが、個人の所得環境が本格的回復に向かうには、なお時間がかかるものと思います。本年は、景気回復を本格化させるべく、官民において、もう一段の努力が必要となると考えています。 さて、住宅業界においては、大量供給が継続し、お客様による立地や商品企画に対する選別傾向が一段と強まる中、団塊ジュニア層などの底堅い需要を背景に、全般的に販売は好調に推移しています。 一方で、都市圏における住宅事情は、量はともかく質の面ではまだまだ十分とは言えない状況の中、昨年末の「構造計算書偽造事件」は、誠に残念ながら業界全体に対する「信頼」を大きく揺るがすものとなりました。業界としてこの事を真摯に受け止め、お客様にとって「安心できる」「安全な」住宅の提供を通じて、お客様からの「信頼残高」を高めることはもとより、行政の基準に留まることなく、更に上のレベルでの自主基準・ルールの策定など、お客様に「一歩進んだ安心」を提供していくことが肝要であると強く感じています。 このような時にこそ、企業の総合力が問われます。企画、建築、設計監理、技術管理、営業、業務、管理、アフターサービス、お買い替え、リフォーム等のサービスを、一貫してお客様に提供するリクルートコスモスグループだからこそ、同じ判断軸を持ち、個々が信念を持ってスピーディに行動に移し、結果を出していきたい。このような行動をすること、つまり究極のサービスを提供することで、お客様から常に高いレベルで当社を評価いただける会社とならなければなりません。 個々人の判断、行動が同じ軸とレベルを保つことができればプロセスは簡素になります。個々人が成長し、究極のサービス、商品を提供しつづけ、社会に影響力を常に持ち、お客様、社会から高く評価される会社を目指して行きます。 昨年、リクルートグループから独立し、新たな一歩を踏み出した当社にとって、今年は、社名変更、新しい企業価値の創造、グループ価値の向上など、新生コスモスとして大きな節目となる1年。 皆さんと一緒に楽しく、緊張感を持って、良い会社を作り上げて行きましょう。 ※以上は、弊社代表取締役社長・町田 公志による従業員向け年頭挨拶の要約です。 |