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| 買い替え用新型住宅ローン商品を開発 新築マンション引渡し前に所有不動産の売却を行い、 売却損が発生した場合の損失を補填するデフレ対応型住宅ローン。 |
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| 平成１５年９月２６日 | |||||||
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株式会社リクルートコスモス（東京都港区。代表取締役社長：重田 里志。以下、リクルートコスモス）・あいおい損害保険株式会社（東京都渋谷区。代表取締役社長：!)P下
明。以下、あいおい損害保険）・株式会社関西銀行（大阪市中央区。頭取：伊藤 忠彦。以下、関西銀行）の３社は、既に所有している不動産を売却し、新たに新築マンションを購入する、「買い替え購入」形態のお客様に対する新型住宅ローンを共同で開発いたしましたので、お知らせいたします。ローン開発に当たり、リクルートコスモスと関西銀行は、１０月１日以降、リクルートコスモスが近畿圏において販売する新築分譲マンションのお客様を対象として、随時新型ローンの斡旋・提供を開始いたします。また、今後につきましては、首都圏の物件においても順次採用を検討することとしております。
具体的には、リクルートコスモスが分譲する新築マンションを「買い替え」で購入するお客様が所有不動産を売却する際、売却価格が残債務を下回った場合、この差額を新築マンション引渡しまでの間、関西銀行が無担保ローン（上限融資額１,５００万円・変動金利３.３７５％(９月２６日現在)）として融資するものです。 このような場合、従来のローン商品では、買い替える新築マンションの住宅ローンに所有不動産の残債務を加えた融資を受けるのみのスキームであり、新築マンションの引渡し（売買契約後 概ね６ケ月から１年程度先）と所有不動産の売却を同時に行わなければなりませんでした。 しかし、中古物件の取引では、入居が６ケ月から１年程度先の物件の売却は困難（1〜２ヶ月程度が一般的。）であるため、所有不動産売却希望のお客様は、新築マンション契約後 すぐに売却活動を行うことができず、所有不動産引渡しまでの期間における価格下落を見込んで売却する必要がありました。そのため不利な資金計画や、資金計画自体がなかなか確定しないことなどの理由で、結果的に買い替えを断念せざるを得ないといった場合が多くありました。 一方、今回の新型ローンでは、所有不動産の売却後の残債務のみを対象とした無担保融資を受けることができ、新築マンションの引渡し時に、無担保融資と新築購入に係る住宅ローンを合わせた全額を、新築マンションを担保とした融資（「マイホームアシストローン」：上限融資額５,０００万円・変動金利２.３７５％(９月２６日現在)）へ切り替えることを可能とした、今までにない新しいタイプのローン商品であります。 従って、当融資を利用するお客様は、新築マンションの引渡し時期に関係なく 所有不動産の売却を行うことが可能となり、価格下落の影響も少なく、資金計画の早期確定ができるため、「買い替え」による住宅購入の選択の幅が広がります。 また、中古住宅の流通を促すことにもつながるため、不動産の流動化促進の観点でも意義深いことと考えております。 ※当ローン利用に伴って新築マンション引渡しまでに仮住まいの必要がありますが、リクルートコスモスでは、賃貸業者の紹介、引越し・トランクルームの割引貸し出しなど、関係会社と協力し、積極的にサポートしていく予定です。 なお、万一、死亡・重度障害・ガンであるとの確定診断により新築マンション引渡しまでに契約キャンセルに至った場合、既に実行済みの無担保ローンは、関西銀行による「団体信用生命保険」にて完済されることになります。また、あいおい損害保険は新築マンションの火災保険とともに、入院などに備えて返済をサポートする「所得補償保険」を販売する予定です。住宅ローンは、長期に渡り返済を続けていくものであるため、当ローンは様々な不測の事態に備えて安心していただける仕組みとなっております。 ＜従前ローンとの比較フロー図＞ ＊従前買い替えローンの場合  ＊今回の新型買い替えローンの場合
【当ローン開発の背景】 長引くデフレ経済の中、購入者サイドの将来に対する不安感が拭い去れない状況のもと、住宅取得意欲も年々減退しています。加えて、過去１０年連続のマンション大量供給（近畿圏の2003年供給予測は33,000戸／不動産経済研究所発表）が継続し、お客様の物件選別も厳しく、さらには、依然として続く地価下落、ならびに中古住宅の価格下落傾向の中、買い替えにて新規に住宅を購入することは、極めて厳しい環境下にあると言えます。 このような環境下、お客様に良好な住環境の提供を目指すとともに、中古住宅市場の流通促進を図ることは、国の施策推進の上でも意義あることであり、「買い替え」における住宅ローンの開発をその一つの有効な手段と捉え、取り組みを検討して参りました。 また、住宅分譲会社であるリクルートコスモスにおいては、より販路拡大につながる買い替え層の取り込みが課題であり、関西銀行における新規住宅ローン市場の開拓、および、あいおい損害保険における新規保険加入者の開拓、という企業ニーズと相まって、今回の取り組みが可能となったものです。 【買い替え用新型住宅ローンの特徴】 (1) 所有不動産売却の際の価格下落リスクを抑えられる。 (2) 新築マンション契約締結から早期に資金計画を確定できるため、 買い替えでの住宅購入が検討しやすくなる。 (3) 無担保融資期間における死亡等、万一のリスクも保険でカバーできる。
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