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「ネット戦略プロジェクト」を発足
インターネットを活用した販売体制を強化。
平成15年7月4日
 (株)リクルートコスモスは、平成15年7月1日付で、インターネットや電子メールを活用した販売促進などの営業支援を主目的として、「ネット戦略プロジェクト」を立ち上げましたので、お知らせいたします。
 従来、各部署・物件単位で取り組んで参りました、インターネットや電子メールを活用した営業活動について、人的およびコスト面の経営資源を当プロジェクトに集約し、統合性・効率性を高めます。

 当プロジェクト発足に伴いプロジェクトチーム(当初4名)を結成し、インターネット販売手法のノウハウを一元的に蓄積・管理するとともに、インターネットを通じてアプローチのあった顧客層に対して、これまで以上にタイムリーで適切な対応を目指します。
 具体的には、当社ホームページを、より分かりやすく、また購入を喚起するよう内容の見直しを図るとともに、サイトの認知度を高めていきます。また、電子メールによる資料請求者への対応、モデルルーム来訪までの誘引、お客様のニーズ・条件に適合する物件の紹介、といった電子メールを利用した営業支援体制を整備していきます。
 さらに、今後の構想としては、当社分譲マンションなどの契約者に対する引渡しまでの煩雑な手続きや物件工事進捗状況などの各種案内の提供、入居者に対する有益な情報・サービスの提供、入居者間のコミュニティ形成の支援、その後の商品企画に関するマーケティングなどにインターネットを広く活用し、販売事前活動から販売、さらには入居後に渡る継続的な支援・サービスの提供を視野に入れることとしています。
 また、個人情報管理の観点においても、プロジェクトチームで総合的に管理することで、一層のセキュリティ強化を図って参ります。

<背景・趣旨>
昨今の新築分譲マンションの市況環境は、物件の大量供給が続く中、お客様による商品選別傾向が一層鮮明になってきており、郊外型物件を始め、都心好立地の大規模・超高層マンションに至っても、新規集客が減少し、総じて売れ行きが低調になっています。
また、都市圏の新聞購読率が減少している一方、インターネットの人口普及率は50%を突破しています(※総務省調査)。
このような状況の下、紙媒体広告と比較して廉価で高速なインターネット媒体を活用することによる営業経費の軽減、および、近年におけるインターネット普及率の急増という環境の変化に対応した集客促進・強化を図ることは早急な命題であると判断し、同プロジェクトを発足させたものであります。