ニュースリリース2011年以降のニュースをみる
| コスモスモアでオフィス・ファシリティマネジメント事業を開始。 オフィス空間の提案・コンサルティング、日常メンテナンスに総合対応。 |
|||
| 平成14年7月9日 | |||
|
リクルートコスモスグループは、建築工事・デザイン・インテリア等を手掛ける(株)コスモスモア(東京都港区。代表取締役社長:米津 宏)を通じて、このたび オフィスビル専有部の総合的な機能強化や維持管理のサービスを提供するオフィス・ファシリティマネジメント事業を開始いたします。
昨年12月に開設した「新橋オフィス」(東京都港区)において、施設管理に関して経費削減を検討する企業やテナントを賃貸するビル開発業者などを対象に業務を受託、初年度売上8億円を計画しております。
具体的な事業内容は、企業・団体などの建物施設に関する、内装などの空間プロデュースや什器・備品、電気・電話などのインフラ整備といったオフィスの環境整備と機能強化、および
レイアウト変更など 日常のオフィス環境維持やコスト削減検証、オフィス関連データの蓄積といった総務業務を包括代行します。 従来、企業・団体がこのようなファシリティマネジメントを外部委託する場合は、それぞれの事業者毎に別途発注していく形態が一般的です。これに対しコスモスモアでは、これまで約5年間に渡り関係会社の(株)リクルートより首都圏オフィス(下記※参照)のファシリティ業務のアウトソーシングを一括受託してきた実績と、不動産デベロッパーである当社グループ会社としての物件検証、および建築工事・デザイン・インテリア会社としての企画、設計、施工といったノウハウを活用することにより、業務項目の網羅性を高めることができ、お客様の要望に応じ よりカスタマイズされたオフィス空間の提案・コンサルティングや日常メンテナンスを可能としました。 (※リクルート首都圏オフィス:25拠点/13,712坪) また、人事、総務、経理業務などを含めた 総合的なコンサルティング・アウトソーシングサービスを提供する(株)マングローブ(東京都千代田区。代表取締役社長:今野 誠一)と提携し、組織風土や従業員構成などに適合したオフィス環境を提供できる体制としています。 (「アウトソーシング2002」(7/10〜12、主催:日経BP社)に共同出展予定。) 背景としては、建物・設備施設やその利用環境を包含した「ファシリティ」を経営資源の一つとして経営的視点から管理する、広義のファシリティマネジメントの重要性が高まっている一方、企業・団体にとっては、担当者の業務負担、多額の費用負担などから自社内で業務効率を図りづらい場合が多くあります。このため、より経営の中枢業務などに人材や資金を投下するために総務業務などをアウトソーシングする需要は高いと判断し、オフィス専有部のファシリティサービスを一括提供することとしたものです。 なお、今後については、オフィスビル事業に関して 賃貸を手掛ける当社とビル管理を手掛けるコスモスライフとのグループ3社による相乗効果も視野に入れ、安定収益事業として積極的な業容拡大を目指します。
|