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≪2009年07月27日≫
7.27.(Mon)  佐藤 隆志  
移動可能な居住空間

こんにちは、佐藤です。

今回は移動可能な居住空間についてのお話です。私たちは普段建物の中で生活していますが、建物でなくても、私たちが生活できる空間を持つものもあります。例えばヨットやキャンピングカーなどには、トイレやキッチンが備え付けられており、食料や燃料などの供給があれば何日でも生活できます。内部のしつらえもほとんど普通の住宅と変わりません。しかし、ヨットやキャンピングカーなどは正確には建築物ではありません。というのも建築基準法では、「建築物」について以下のように定めているからです。

建築物 土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの

つまり移動させることができるものは、いくら人が生活できでも建築には当たりません。しかしヨットやキャンピングカーには、移動可能だからこそ持つある特徴があります。それは極限までコンパクトであるということです。移動可能であるためにはそもそも動かせる大きさでなくてはなりませんし、移動にかかるコストや時間を最小限に抑えなくてはいけません。そこでコンパクト化という要求が生じてきます。例えばキャンピングカーは定められた大きさ以下でないと、道路上を走ることができません。このためヨットやキャンピングカーにはコンパクト化のための知恵がたくさん詰まっているのです。最小限の空間を持つ移動可能な居住スペースというのは、ある意味コンパクトな住宅の理想の姿かもしれません。

0727.jpg

上の写真はオランダのアムステルダムの運河と両岸に係留されたハウスボートと呼ばれる船の写真です(ハウスボート博物館HPより)。アムステルダムは運河が張り巡らされた都市で、今も船で暮らすという文化が残っています。かつて船上生活は貧しいアウトサイダーの暮らし方を意味していましたが、今では優雅な生活のステータスとなっています。アムステルダムのハウスボートには、電気、ガス、電話、上下水道などのインフラが整備され、郵便物も届くそうです。水の上で暮らしながら気が向いた時に家ごと旅に出る、なんて気ままな生活を送ることができるのです。

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