COCOLABO

あなたと考える新しい住まいの研究室 COCOLABO

みんなでわいわい、ココラボカフェ。ブログで語ろう「人に、環境に、やさしい家」。
≪森永研究員≫
11月28日  森永研究員  
5ヶ月間ありがとうございました。

5か月前、初めて東大で打ち合わせをした際に、自分の学生の頃を思い出し、懐かしく思うと同時に(大学は違いますが 笑)、学生の皆さんと仕事に取組むことがとても新鮮に感じたことを思い出します。
すべての打ち合わせに出席することはできなかったのですが、東大へ打合せへ行く度に、企業側の無理難題にもめげず、しっかりとした意見を持ちながらも、柔軟な頭で、住む人のことを想像し、毎回ブラッシュアップした案が出てくることにとても感心しました。また普段の仕事では思いつかない案や意見が出るたびに反省と、刺激をもらうことができ、自分にとって大変有意義な時間でした。

ココラボが目指すのは、単純な新商品開発ではありません。大げさかもしれませんが、人と人、今と昔をつなげる住まいの創造です。
『住まい』というものは、昔は人が住まう為に、各々の生活に合った形にコミュニティーがごとに作り上げるものでした。コミュニティーの単位が家族、地域から、『web』という道具を通じて世界へと広がった今、コミュニケーションしながら住まうことを形作るとはどういうことか、これからも考えていきたいと思っています。

ご意見をくださった皆様。本当にありがとうございました。
そして、今後ともよろしくお願いいたします。

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10月31日  森永研究員  
風の流れをよむ

見えない風の強さを見えるようにする、そんな実験結果を先週目の当たりにしました。
勝手気ままに吹いているような風ですが、実際に敷地と同じ条件の模型をつくり、
実験をすると、その特性をつかむことができる。
その特性をつかんで、きちんと生活の中に取り入れていこう、
という取り組みです。

昔の日本家屋は、自然の理にかなった、また自然の理を利用した建て方をしていたといわれています。
身近な例をあげますと、横浜にある横溝屋敷では夏の涼しさのために、
北側に冷気がたまるように、北側に山を背負った建物の配置とし、
また池を北側に配しています。

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冬にはたっぷりとした太陽を取り入れるために南側に広い縁側、
大きな庭を取り入れています。

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夏の風の流れ、冬の陽だまり、その力を当たり前に取り入れることを前提に設計していた先人の知恵を思うと、現代はあまりにいろいろなことを失ってしまったのではと感じます。
今回風洞実験で思ったことは、現代の私たちが見えなくなってしまったことを、
今の私たちがわかる言葉、『数値』に置き換えて見えるようにする取り組みであるということです。

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昔の日本人は…。。と嘆くのではなく、どうすれば今の私たちでもできる取り組みにできるのかを、現代の技術を使って見つけ出す、前向きな意義のある取り組みだと感じました。

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9月 3日  森永研究員  
可変性の効能~心の成長~

間取りの可変性をリジーに続いてお話したいと思います。
リジーのいうように、可変性は、生涯の中で必ず変わるライフスタイルへの対応になくてはならないものです。
一方、一日という短いサイクルの中でも、ライフスタイルは変化します。
『朝起きて、ご飯を食べて、仕事をして、くつろいで、眠る』

限られた空間で『クウ・ネル・アソブ』を実践するには自由に利用できる空間が必須です。

私の母の実家は典型的な田の字プランの日本家屋で、建具を取り払うと26帖畳の大きな空間となり、そこが、時間に応じて、リビングにも、お茶室にも、母と叔母の遊び場にも、寝室にも使われていたそうです。

0903-1.jpg

また、可変性は心の成長にも影響を及ぼすようです。
空間と心理の相関関係を研究している昭和女子大学の友田博通教授は
空間の可変性がない空間を、元気がなくなる要素の一つとしてあげています

桂離宮を初めとし、日本建築の美しさを世界に広めた、ドイツの建築家ブルーノ・タウトが、その著書「ニッポン」の中で、以下の様に述べています。
“他国民の場合に比して、物分かり好く悧巧な点で遥かに優っているように見える日本の児童は、常に大いなる喜びの種子である。私は、ある一つの些細な場合を除いては、未だかつて子供が乱暴をはたらいたのを見たことがないし、またどこへ行っても、街頭交通、ことに自動車に対して日本の子供ほど賢く振舞うのを見たことがない
~中略~
母親に背負われた幼児が母のする動作を絶えず見守っているのをよく観察したことがあるが、これらの動作の意味が大して説明も要せずに自然に彼等の心に刻まれるのである。
~中略~
子供のこの物分かりの好さもまた、典型的な日本的な生活法、居住法に対する一つの前提である。たとえば紙の襖や障子は、子供のこういう特性がなかったらいったいどうなってしまうことだろうか?”

これは、日本家屋の住空間の特徴が、作法やコミュニケーションを規定し、そのことが子供の成長に少なからず関与していると考えられ得ると解釈することができます。

可変性とは、単に空間そのものに自由度がある以上に、人間の心の変化や可能性を受け止める性質を持つのかも知れません。

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7月 2日  森永研究員  
『生活を楽しむ』ということ

研究員の森永です。
ホームページとブログで、Aプランを見て頂きましたが、皆様如何でしたでしょうか。
環境を考えて住宅を建てるというと『省エネ』とかなんとか、
なんだか少し堅苦しいイメージがあったのではないでしょうか?

じっくり図面を見て頂けるとおわかり頂けると思いますが、
東大の学生の皆さんが提案する住まいは、
『生活を楽しみ』ながらも『地球環境にやさしい』住まいです

自然の恵みを楽しみ、上手に利用すること。

よく昔の日本の住宅や住まい方が、環境を語る時に引き合いに出されることがありますが、残念ながら昔の日本に完全に戻るのは難しいです。

0702-1.jpg

でも、その住まい方のエッセンスを取り入れることはできます
深い庇や、バルコニーは、夏の日差しを遮り、冬の日差しは部屋の中に入れます。
2階建て、3階建てであっても、風の通り道をきちんとつくれば、
自然と心地よい風が吹き抜けます。
木々の緑は水をたたえた自然のカーテン。
美しい木漏れ日を創り出すと同時に、太陽の日差しを遮り、温度を快適に保ちます。

クーラーや暖房を極力付けずに、無理せず快適に暮らせるならば・・・

エアコンが好きで好きでたまらない!という人以外は、
そんな暮らし方を望むのではないでしょうか?

ホームページで提案している家をご覧頂いて、この家であれば風、太陽、雨、緑、
をうまく利用して、こんな楽しみ方ができそうだ!
というご提案があればどしどしメッセージを下さい!!
例えば、中庭のある家であれば、夏の夜、窓を開け放して星空を見て、音楽を聴きながらお酒を飲めるといいなぁ、とか、縁側で風と草のにおいを感じながら、家族と笑い合いつつ
スイカが食べられるといいなぁとか、
そんな御意見など、頂けると嬉しいです♪

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