COCOLABO

あなたと考える新しい住まいの研究室 COCOLABO

みんなでわいわい、ココラボカフェ。ブログで語ろう「人に、環境に、やさしい家」。
≪鴻野 吉宏≫
11月14日  鴻野 吉宏  
これまでの設計案の振り返り

ココラボブログを読んでいただいている皆さん、鴻野です。

ぼくがココラボブログに記事を書くのも今回で最後になりました。今回はそんな最終回を記念して、今までの敷地Cの設計案の変遷を振り返ってみたいと思います。僕たちは今回のこのココラボで徐々に時間をかけ、新しい環境的な知識を取り入れながら案を発展させてきました。

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最初はL字型のプランでした。このプランも様々なバリエーションがまだありますが、これがL字型の最終です。

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その後すべての敷地は矩形のプランになります。それは空間の一室化や表面積の軽減、街並の統一などの意味があります。

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ここで、敷地Cはその他の敷地のプランと違い、1.5層の階を提案に入れます。

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その後も様々にプランを変化させていき、現在の案にいたります。

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要約してみるとあっけないと思われるかもしれませんが、設計が始まった5月から現在までの半年間様々な変更が加えられてきました。このココラボを通して環境や構造、プランなど様々なことを学ぶことができました。そして、興味をもってこのブログとWEBを見てくださった皆さんありがとうございました。

このブログでぼくは皆さんとはお別れになりますが、将来建築やその他のことを通してまたお会いできるかもしれません。そのときは、「あのココラボの…」といってもらえればうれしい限りです。

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10月27日  鴻野 吉宏  
三位一体の通風研究

みなさん、こんにちは、鴻野です。最近は徐々にですが寒くなってきていますが、11月にはいろうとしているわりには若干暖かい気がします。

もう既にアップされている、僕たちの研究の最終回である風洞実験の報告はみていただけましたか?ほぼ決まりつつある私たちの住宅をならべて、実際に風があるときには、どのように風が入ったり抜けたりするのかを観測しました。

そもそも、これらの実験はシミュレーションというかたちで以前にも研究報告の中でとりあげています。CFDというプログラムを使用した風環境のシミュレーションです。このプログラムではパソコン上でさまざまな条件を設定して、実際の状況と同じような観測ができます。

しかし、もちろんこのようなコンピュータによるシミュレーションはある一つの方法でしかありません。従って、私たちはそのシミュレーションだけではなく今回のような風洞実験もおこない、コンピュータ上と物理的な風という現象に基づいた観測の両方をおこなうのです。これによって、相互にその結果を確かめることができより実験の精確さが増します。

そして、最後にもう一つ行うことがあります。それは、実際に建った建物においての実測です(もちろん、施主の了解が得られた場合にですが)。これによって、今までの予想が的確だったか、シミュレーションや風洞実験はどうだったかなど、さまざまなフィードバックが得られ次回の設計に役立てることができます。これらのことは通風だけにとどまらず、日射や光熱費などあらゆることを含みます。

今回のココラボの住宅でも、なんとか実測まで行いたいと思っています。そうすることで、住み手にも環境への意識をより強くもってもらい、サステイナブルな住み方を一緒に考えていきたいと思います。

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10月11日  鴻野 吉宏  
緑の効用

こんにちは。日本に帰ってきてからどうもお腹の調子が悪い、鴻野です。

最近だんだんと寒くなってきましたが、みなさんはいかがお過ごしですか。僕らの大学のキャンパスではちょうどイチョウの木が紅葉し始めています。大量の銀杏とともにちらほら落ち葉も見えるようになっています。

そういうわけで、今日は家や近所にある樹木や芝生が生えた庭などの効果と手間について、みなさんに聞いてみたいと思います。
このココラボwebやブログでも説明してきたように、僕たちは一貫して住宅の環境制御や町並み創成の要素に樹木や芝生を利用しようとしてきました。落葉樹は、夏にはその生い茂った葉で直射日光が家の中に入ることを防ぎ、冬場はその葉が落ちることで今度は日光を取り入れることができます。天然のブラインドです。また芝は太陽により庭の温度が上昇することをおさえ、地面からの照り返しによる室内の温度上昇を防ぎます。また、これらは夏には緑の町並みを、冬は季節感ある町並みをつくります。

ただ、これらのものはやはり自然のものであり、維持にはそれなりの手間がかかります。例えば樹木なら虫が発生したり、落ち葉が隣地や自分の家の庭に落ちれば掃除しなくてはなりません。また、芝生もそれを維持するためには水まきなどをしなければならず、どうしても水道代が若干高くなってしまいます。そのため、建売住宅としては最初からあった樹木を住み始めて何年か後で抜いてしまったり、芝生をすべてタイルに替えてしまったりということもあるようです。もちろん、そうすれば夏場はより暑くなりますし、それまであった緑の町並みも無くなってしまいます。

みなさんは、どのように思われますでしょうか?落ち葉を掃除したりすることは、見方を変えると季節の変わり目を感じる行為ととらえられます。芝生維持のための水やりも、建物周囲の温度の低減につながる、エコ活動という面も現実にはあります。僕も、実際そういう家に住んだことはないので、生活実感もそこまでなく、自分の中での判断軸が明確でないというのが現状です。

ぜひ、皆さんの意見を聞かせていただければと思います。お待ちしています。

9月22日  鴻野 吉宏  
木質研究室訪問

みなさん、こんにちは。ベトナムの食べ物からもう離れることができない鴻野です。

今回のブログではココラボ2008の構造や材料について、コンサルタントとして協力してもらっている、東京大学木質系研究室の訪問報告をしたいと思います。

木質研究室は東京大学農学部のある弥生キャンパスの中にあります。このキャンパスは、僕たちが普段いる本郷キャンパスとはうってかわって、畑があったり建物の屋上にビニールハウスがあったりと、どこかエコなにおいがするキャンパスです。僕たちはまず、このキャンパスの建物の一つにある研究室を訪れたのち、院生である青山さんに木質研究室が誇る木材の加工場兼実験室を案内してもらいました。青山さんは今回のココラボで各敷地の住宅の構造や部材の寸法の計算を担当してもらっています。

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資材置き場に近づくにつれ見えてきたのは、山積みにされた様々な種類の木材でした。合板や無垢の木材、ベニヤや杉、LVLなどがあり、これらの木材を使って木質研究室は材料の強度や、新しい木造建築の作り方などを日々実験しています。僕たちもその説明を聞きながら、今回のココラボ住宅で柱や梁、内壁などに使用するものと同じ木材を調べてみたり、どのくらいの重量になるのか持ってみたりしてみました。実際の材料に触れ、様々なことをその場で質問することができ、そうすることで空間や仕上げのイメージがより明確になり、修正箇所などもみえてきたとおもいます。

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その後は、加工室ともう一つの実験室を案内してもらいました。加工室ではそのとき木材のジョイントの実験のための加工がなされており、また、木を切断するもの、自動でかんなをかけるもの、木の反りをなおすものなどの機械が存在感たっぷりにたたずんでいました。また実験室では、新しい集成材の強度測定のための試験体を紹介してもらいました。

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このように様々な研究を行っている木質研究室に協力してもらっているココラボ2008です。僕たちの住宅における研究の方はwebで紹介しています。そちらの方ではより詳細に構造や材料ことをのせているのでぜひみてください!

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8月30日  鴻野 吉宏  
エコ照明の話

こんにちは、お盆に実家に帰ってサイズアップした、鴻野です。

皆さん、お盆はいかがおすごしでしたか?僕の実家がある徳島県は、例年「阿波踊り」で盛り上がってます。僕も毎年、踊らないまでも参加して楽しい数日間を過ごしています。今年はその阿波踊りでエコ的な試みを発見しました。阿波踊りで使われる提灯の中の電球が、今年からはすべて蛍光灯にかわったんです。後で調べると、どうやらこの蛍光灯交換活動は「あかり交換活動」と銘打って、様々なところで行われていることがわかりました。洞爺湖サミットのときも行われたみたいです。

蛍光灯は普通の電球より消費電力が少なく寿命が長いのが特徴です。つまりは電力消費量と交換回数を減らすという利点があり、ひいては排出CO2の削減につながります。ただ、今までは蛍光灯はそれほどラインナップが多くなく、演色性も電球とくらべてあまりよくないという問題がありました。演色性とは光をあてられたものが昼光でみる場合とどれくらい同じように見えるかということです。しかし、最近では様々な種類の蛍光灯が販売されています。先ほどいった提灯の中身になるような電球型蛍光灯や普通の色とはちょっとかわった色の光を発するものもあります。

現在、僕たちが設計している住宅でももちろん内部の照明はすべて蛍光灯にするつもりです。そうすることで、地球環境に優しいだけでなく、家庭の照明代など家計にも優しい住宅になります。もっともそれだからといって、家のすべての照明をつけっぱなしなんていう生活を送っていれば元も子もないのは当たり前ですが。

みなさんも何か一つ家の電球を蛍光灯にかえてみませんか?そうすることで、必要なければすぐに照明を消す、夜は早く寝て日中お日様の光を活用するなど、エコの意識を照明から育んでいけるのではないでしょうか。

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