COCOLABO

あなたと考える新しい住まいの研究室 COCOLABO

みんなでわいわい、ココラボカフェ。ブログで語ろう「人に、環境に、やさしい家」。
≪7)その他の話≫
10月17日  横山 翔大  
住まい方のルール

みなさんこんにちは、横山です。ココラボも今日研究No.15がアップされるので残すところあと一回となりました。いよいよクライマックスです。

今回の研究は、今までココラボによせられてきたたくさんの質問の中で特に多かったものについて応えながら、環境共生住宅の環境的工夫を振り返っていく内容です。是非ごらんください。

吹き抜けの掃除や子供室の明るさなど、ココラボモデルでの生活に密着した内容になったかと思います。今僕は親元を離れ、ルームシェアをしている最中なので、この写真を撮りながらずっと考えていたことがあります。

それは、住まい手同士の間で作られるルールについてです。

どんなに仲の良い友達同士であっても、家族であっても、家に住んで一緒に生活するならばルール作りは欠かせないことです。実家に住んでいたときもなんとなく子供室にはノックして入る、やご飯の時にはテレビを消す、いない部屋の電気は消す、そういったプライバシー、団欒、節約などのためにこまごまとしたルールの中で暮らしていました。

今のルームシェアではゴミ出し、掃除、洗濯、料理など自分たちでやらなければならなくなったので、実際の生活ではものすごい数のルールがあることを実感しています。今までは全部親任せだったので……

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我が家のルール1 お墓をあまりじろじろ見ない。

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我が家のルール2 キッチンではうるさくしない。(右側には扉も壁もないので)

同様に、ココラボモデルでもたくさんのルールが必要になると思います。
特にココラボモデルではたくさんの環境的工夫があるので、うまく住みこなすためには引っ越してくる家族は前の家とは違ったルールを決めなくてはいけません。

掃除は高いところをする必要があるからお父さんの担当です。
幼少期、子供室には鍵どころか扉もありませんから子供たちはどうしても入ってきて欲しくないときは廊下にぬいぐるみを置いておくという決まりにしましょう。
南面は大きな窓になっていますから、お風呂から出たすぐあとは階段の裏側から上の階に行きましょう。

こんな風に家族で一緒に住むルールについて話し合うのが、引越し初日の光景でしょうね。
みなさんの家にはどんなルールがありますか?

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10月15日  長岡 晃平  
敷地Dのまとめ

こんにちは、長岡です。今回は残りD案についての手短なまとめをしたいと思います。

各案は環境を制御する共通の仕組として、南側大開口と庇、屋根窓、空気や熱の通り道となる吹抜を持ち、かつ量産住宅としての生産性を考慮して、箱形を採用しています。Dにおいてはそれに加えて、角地の外部への開放性をとらえて、内部空間の豊かさのためにいかに外部を取り込んでいけるかがテーマとなります。

今回採用した外形は、長方形を一点固定して回転させたハの字の形です。回転の角度は敷地形状に従って設定されます。ハの字は南東の方向に開いており、そこで広く前庭と周囲の外環境と接しています。前庭と建物の間にはテラスが巡らされ、前庭と内部の繋がりを強める一方で、建物は道路レベルから2m弱上方にあるため、外部からの視線は緩く遮られます。

建物は複雑な外形となる一方、内部の構成はシンプルになっています。中心に階段と風の抜ける屋根窓が据えられ、そこから南に向かって吹抜が設けられています。プランはこの吹抜を挟んで両側に展開しています。水回りや動線は北側に集中しており、結果南側一階はがらんどうの空間となります。通常隔てられている家族室とSOHOは、仕切りを払うと一つの広間となり、外部と親密な開放的空間になります。これはD案の一番の特徴です。

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ハの字の西側に水回りと主生活機能を集約する事で、東側は機能的に自由なプランとなり、生活に対するフレキシビリティが生まれています。
東側一階は現在、外部からのアクセス性を考慮して、SOHOやアトリエを想定していますが、和室+納戸という収納を重視したプランも可能です。また三世代居住のための老人室+介護用浴室なども考えられるでしょう。
水回りの集約は時間的なプラン変化も可能とします。東側二階の子供室は間壁を設けず、家具によって自由に仕切ることができるため、子供の成長や家族の増加に対応する事ができます。

一階は階段を中心に部屋が円環状に連続し、続き間的な一室性を持っています。各方向の窓から角地の周囲環境を取り入れることで、一階が他案にはない、所々に場所性を持った大らかな一室的空間になっていることも魅力の一つです。

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10月 8日  井上研究員  
国産杉のはなし

皆さんこんにちは。
研究員の井上です。
今回のココラボ研究では国産杉の利用を提案していますが、それがどのようにして自然環境に貢献できるのかをお話ししようと思います。

木造住宅の構造材として利用される木材は当然木を伐採して利用されるわけですが、伐採と聞くとマイナスのイメージが先行するのではないでしょうか。ところが、実は木を伐採して利用することは森の為にも良い事なのです。

幼い木は成長期に大量のCO2を吸収しながらどんどん身体を大きくしていきます。しかしながら、ある一定の大きさまで成長して大人になるとCO2の吸収量が少なくなってしまうのです。
さらに、大きく枝葉を広げた成木は地表に影を落とし、地表の植物や幼木の成長の妨げとなります。地表の植物が育たなくなるという事は、様々な生物が生息する森としての多様性が失われてしまう事にもつながります。
ですから、成長の終わった大木は伐採して利用し、その場所で新たな幼木が大量のCO2を吸収しながら成長するという事は人間にとっても、森にとっても利益がある事なのです。

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成長が早く、建材としても利用できる杉を、日本では国策として戦後大量に植林しました。その植林された杉材はすでに成長期を終え、利用に適する充分な大きさとなっているにも関わらず放置されているのが現状なのです。
余談ですが花粉症の原因となるスギ花粉も、彼らが毎年せっせと放出しているんですよ。

残念ながら日本では植林と伐採の仕組みが未成熟で、建材として利用するにはコストが割高となるため一部でしか利用できておらず、大半は海外から安価な木材をわざわざ遠い国から運んで利用しています。
運搬時のCO2排出量を考えたら、利用に適した森がすぐ近くにあるのになんてもったいないことをしているのだろうと思いますよね。

国産材の利用が一般的になるためにはまだまだ問題は山積していますが、国産材を積極的に利用しようという動きは近年高まりつつあります。
我々ココラボチームの国産材利用の提案には、実はこのような背景があったのです。
皆さんはこの現状についてどのように思いますか?

10月 1日  舟久保研究員  
いよいよ 明後日から Finalラウンド がはじまります!

みなさん、
3rd ラウンド 「人に、環境に、やさしい家にしよう」 へのご意見、ありがとうございました!

さまざまなご意見をいただき、いろんな気付きがありました。
今後の提案に 積極的に盛り込んでいきたいと思います!

そして、
いよいよ明後日10/3(金)より、Final ラウンド がはじまります!
いよいよ、環境配慮型住宅研究の総仕上げになります!ぜひぜひ、楽しみにしてください!

それでは10/3(金)、Final ラウンド UPをお楽しみに!
皆さんのご意見・ご感想、お待ちしています!!

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9月27日  横山 翔大  
ベトナムワークショップ報告

みなさん、シンチャオー。
シンチャオはベトナム語でこんにちは、という意味です。昨日まで難波研究室はベトナムで10日間のワークショップをしていました。

ベトナムは雨期と乾期とに分かれていて、今はちょうど雨期まっただなか。僕らが滞在している間は毎日雨が降ってきました。ですが雨期でも気温は毎日25度を越えていました。
全く異なる気候の四季を持つ日本とはずいぶんライフスタイルが違うんですね。

ライフスタイルといえば、びっくりしたのは朝がとても早いこと!
5時には通りのバイクが増え、だいぶうるさくなってきます。そして昼、深夜になっても全然バイクの交通量は減りません。

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さて、では10日間僕らが何をしていたかを紹介しましょう。
まず最初の5日間はホーチミン市に滞在して、ホーチミン建築大学の学生さんたちと一緒に設計課題にとりくみました。設計の敷地はホーチミン市一番の市場、ベンタン市場の隣にある中庭のある町屋24棟の立て替えです。

ベトナムの家はとても開放的で、入り口にはあまり戸はなくて、お店になっていることが多いです。高温多湿な環境で、寒くなることがないから、常に風通しをよくしておく必要があるんですね。

設計は難波研の日本人2人と留学生1人、ホーチミン建築大学のベトナム人学生3~6人くらいがチームになり、国際色豊かなワークショップでした。全部で5チームあり、最終的にはいろいろな案が出まて、とても刺激的かつおもしろい設計課題でした。

それ以外にもフエというベトナムの古都やカンボジアにも足を伸ばし、いろいろなものをみてきたのですが、とても紹介しきることはできなそうです。

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一つだけ紹介します。写真は、メコン河沿いの住居です。河に住宅がせり出していて、ボートが生活の手段になり、まるで河が道路のようになっていました。これも涼しい風を通すための工夫なんだと思います。

今回のワークショップでは普段とは全く違う住居の形式をたくさんみれたことが、一番の収穫でした。本当に家の設計は奥が深いです・・・・・・

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