COCOLABO

あなたと考える新しい住まいの研究室 COCOLABO

みんなでわいわい、ココラボカフェ。ブログで語ろう「人に、環境に、やさしい家」。
≪4)ラクラク家計簿の家≫
9月13日  長岡 晃平  
人に環境にやさしい家、の冷房

こんにちは、長岡です。
夏の暑さもおさまって秋らしくなってきました。人気少ない学校のエアコンは弱でも頑張り過ぎているので、ずっと風邪気味の今日この頃です。

そんな事もあって、今回は、エアコン以外に人に優しい、地球に優しい冷房はないか、調べてみました。
部屋を早く一気に冷やす分には使い勝手の良いエアコンですが、場所によって冷たい風があたって体が冷えきってしまうこともあり、人によってはなかなか受け付けません。
また、室外機から出る熱はヒートアイランド現象の要因にもなっていることから、環境負荷も決して低いとは言えませんしね。

結果見つけた方法の一つは地熱を利用した冷房です
地中の温度は夏冬通して変化が少なく、地下5mでは10~15度と安定しているため、地上との温度差を利用して冷房を行う方法です。
地中に通したパイプに空気を送り込んで冷やし、それを家の各部分にファンで送ることで、各部屋の通風と冷房を同時に行います。
廃熱は地層へと排気されるため、外気へ放熱される量はエアコン空調に比べて少なくなっているようです。

もう一つ見つけたのは、冷水による輻射冷房です。
熱を持った物質は赤外線を放射しており、熱は空気を介さず温度の高い物から低い物に移動します。
例えば、コップに冷たい水をいれてテーブルの上においておくと、その周りがひんやりしている。これは輻射により体から熱が出ているということなんです。
これを利用したのが輻射冷房と呼ばれるもので、壁や天井面にパイプを設け、水道水または地下水などの冷水を流します。
この冷房は、空気の対流がないので場所によるムラが無く、体感的にもやんわりと冷やしてくれます。また熱源が水なので、外気への廃熱もありません。

エアコンの冷風が好きではないので、個人的には輻射冷房には心引かれますが、皆さんはいかがでしょうか?

これらの冷却設備は残念ながらコストの面で採用していませんが、ココラボモデルでは、床下に蓄熱層を大きく採ることで、夜間にそれを十分冷やし、昼間の室温上昇をできるだけ抑えるという、自然の温度差を利用した試みによって、エアコンを極力使わない温度調整を行います。家計の問題も含めて、できるだけエアコン空調に頼らないですむ住宅にしていけるといいな、と思っています

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9月 9日  フランセス・ネルソン  
アメリカの家の断熱

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前回私は住宅の風の効果と自然換気の話を書きました。
皆さんの興味深いコメントはとてもうれしかったです。やはり夏を涼しくすごし、冬を暖かく過ごすことはとても難しいことです。前回のブログでも言ったように、一年を機械的な冷房や暖房に頼らずに過ごせばればいいと思います。

そのために重要なトピックは断熱です。
断熱性能の善し悪しは省エネルギー住宅にとって、とても重要なキーワードですし、適切な断熱は冷暖房の料金を節約してくれます。みなさんの家はどのように断熱が行われていますか?そもそも断熱とはなんなのでしょうか?わたしたちはあまり断熱というトピックについて夏は考えません。なぜなら夏は家に「呼吸」させることが重要な時期だからです。でも、冬期ではそれは大きな関心ごとになります。
わたしは、何軒かの鉄筋コンクリート造の家に住んだことがありますが、それらの家の外壁は断熱はされていませんでした。同様に、古い木造の家も断熱は施されていません。窓はどうでしょう?みなさんの住まいの窓はシングルですか?それとも複層ガラスでしょうか?私が今すんでいるアパートはシングルガラスの窓です。冬期は、その窓を通して冷気が伝わってくるのが感じられます。このように断熱がされていないと、建物内部の空気は外部と同じぐらいまで冷たくなってしまうのです。

冷気と戦うために、わたしは今はもっぱらエアコンやヒーターに頼っています。これらは、一つの部屋を暖かくするには十分な働きをしてくれます。しかし、お風呂場などはいつでも寒く、私はそこにも持ち運び可能なヒーターを設置しなければなりませんでした。みなさんのご想像通り私の部屋の冬期の電気代はありえないぐらい高くなってしまいました。

新しい家を建てるときは、断熱のことも考えておかなくてはなりません。しかし、断熱にもちょうどいい度合いというものがあります。断熱しすぎた家は、今度は逆に気密性があがりすぎます。新鮮な空気の欠乏は人体に悪い影響を与えるので、空気を入れ替えるために機械換気に頼らなくてはならなくなります。もちろん、断熱をしなさすぎるとヒーターなどのエネルギーを消費する機器に頼らなくてはなりません。もしくは、コタツなどの局所的な暖房に。そちらの方がより経済的だとしても、コタツのぬくもりから離れてしまうと依然として家の中は寒く快適ではないでしょう。

つまり、設計に立ち返ると、私たちは省エネルギーと家計簿の節約のために、明らかに断熱をすることが必要です。しかしながら、断熱の方法は様々であり、環境と私たち両方に有益なものを選択しなければなりません。断熱方法には緑化屋根やトロンブ壁のようなアイデアもあります。緑化屋根は断熱の効果とともに雨水のコントロールも可能です。トロンブ壁は太陽熱を吸収するマテリアル(石や金属、コンクリート、れんがやウォータータンクなど)で作られた壁で、断熱をするとともに大きな太陽熱蓄熱体にもなります。そして、まだまだ環境にやさしい断熱方法は存在します。

あなたの新しい家に、このような断熱方法はいかがですか?

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9月 8日  大塚研究員  
環境に優しく、家計に優しく。

今回は、以前私のブログで書いた「economicalは ecological」について感じた話です。

私がまず考えたeconomicalは、ゴミの分別やこまめな節電などでした。
これは特に説明しなくても誰もが納得するeconomicalなことだと思います。
しかし、それ以外にeconomical=ecologicalなことは何があるだろう…と他の意見を探していると、全く意外な答えが返ってきました。
それは「掃除の回数を減らす」というものでした。
これは単に、家の中が騒然とするのを許容するのではなく、今までよりもさらに家の中を機能的に片づけて、掃除の回数を減らしたり、一度の掃除にかかる労力を減らすというものです。

なぜなら、そもそも掃除を行うと言う行為には、水道、電気と言ったエネルギーの消費を伴うからです。

掃除をする際、例えば汚れが簡単なものなら、さっと拭いてOKですが、
時間が経ったものは、長時間かけて強くこすったり、特別な薬品を使ったりしなければ綺麗になりません。

これは明らかにエコとは言えません。
汚れを簡単な段階で始末できるように、例えばスグ取り出せるところに簡易の清掃器具があればずいぶん違うと思います。

また可能なら、その汚れを最小限にできるような工夫ができたら更に素晴らしいと思います。

「家の中を機能的に片づける」の本当の意味がここにある様な気がします。

人が生活をしている以上、そこに必ず汚れは発生します。そして掃除は必要です。
では、その掃除にかかる費用や資源を節約できたなら、それは地球に優しく、そして家計に優しい行為になると思います。

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9月 5日  横山 翔大  
夏の冷房代

みなさんこんにちは、一般的にはもう夏休みは終わってしまいましたが大学生はまだまだ夏休み。閑散とした大学で一人たたずむ横山です。

そんな僕ですが、4月から始めたルームシェアが6ヶ月目に入りました。始めて親元を離れ、何にいくらかかったのか、生活費の全てが明らかになっていろいろ勉強になりました。
今月驚いたのは、8月は電気代が高い!ということです。普段より3割ほど割高になっていました。
自分も同居人も貧乏なので冷房器具はなるべく使わないようにしていたというのに……
というか同居人の部屋にしかエアコンも扇風機もありませんので、自分は使いたいときも使えず我慢我慢の日々でしたけどネ(恨み節)

下が僕の家の間取りです。

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是非研究No.10と比べてみてください。特に自分の部屋の通気があまりよくないことが一目瞭然ですね~

研究No.10では風によって涼しさを感じられる工夫を紹介しました。しかし、実際それだけでは夏の暑さはなかなかしのげないもの。風の無い日は冷房をつけることになるでしょう。

同居人の部屋にはエアコンがありますが、彼がつけても壁があるので、僕の部屋は涼しくなりません。ところが!今研究しているココラボの家ならば、家の大きさは三倍になっていますが、たぶんエアコン1台で家中が十分涼しくなると考えられています。

秘密はココラボの「一室空間」にあります。一室空間というのは、なるべく個室などの壁を少なくして、家族みんなでのびのびと暮らそう!という発想から生まれた空間です。この考え方に基づいて、ココラボでは天井までいかない家具で子供室を仕切ったり、カーテンを入り口の代わりにしたりしています。
そしてこの一室空間は、常に家族の気配を感じるだけではなく、空気の温度を一定にするのにも役立ちます。空気が自然に循環し、冷たい空気を家中に届けてくれるのです。
きっと夏の電気代も少なくてすむでしょう。

涼しくって省エネにもなる家っていいですよね!

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8月30日  鴻野 吉宏  
エコ照明の話

こんにちは、お盆に実家に帰ってサイズアップした、鴻野です。

皆さん、お盆はいかがおすごしでしたか?僕の実家がある徳島県は、例年「阿波踊り」で盛り上がってます。僕も毎年、踊らないまでも参加して楽しい数日間を過ごしています。今年はその阿波踊りでエコ的な試みを発見しました。阿波踊りで使われる提灯の中の電球が、今年からはすべて蛍光灯にかわったんです。後で調べると、どうやらこの蛍光灯交換活動は「あかり交換活動」と銘打って、様々なところで行われていることがわかりました。洞爺湖サミットのときも行われたみたいです。

蛍光灯は普通の電球より消費電力が少なく寿命が長いのが特徴です。つまりは電力消費量と交換回数を減らすという利点があり、ひいては排出CO2の削減につながります。ただ、今までは蛍光灯はそれほどラインナップが多くなく、演色性も電球とくらべてあまりよくないという問題がありました。演色性とは光をあてられたものが昼光でみる場合とどれくらい同じように見えるかということです。しかし、最近では様々な種類の蛍光灯が販売されています。先ほどいった提灯の中身になるような電球型蛍光灯や普通の色とはちょっとかわった色の光を発するものもあります。

現在、僕たちが設計している住宅でももちろん内部の照明はすべて蛍光灯にするつもりです。そうすることで、地球環境に優しいだけでなく、家庭の照明代など家計にも優しい住宅になります。もっともそれだからといって、家のすべての照明をつけっぱなしなんていう生活を送っていれば元も子もないのは当たり前ですが。

みなさんも何か一つ家の電球を蛍光灯にかえてみませんか?そうすることで、必要なければすぐに照明を消す、夜は早く寝て日中お日様の光を活用するなど、エコの意識を照明から育んでいけるのではないでしょうか。

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