COCOLABO

あなたと考える新しい住まいの研究室 COCOLABO

みんなでわいわい、ココラボカフェ。ブログで語ろう「人に、環境に、やさしい家」。
≪1)家族が永く住み続ける家≫
10月10日  李 鎔根  
敷地Cのまとめ

こんにちは。李です。9月には一週間韓国に、十日間ベトナムに行ってきました。疲れと天気が急に寒くなったせいか、風邪を引いたんです。皆さんも風邪に気をつけてください。

今日は、横山研究員、岡崎研究員と同じように、敷地Cについてのまとめです。

C敷地の案はトルネードプランと呼ばれていたプランです。メインコンセプトは

″ 視線で空間をつなげる。″

ということです。

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ココラボプランにはすべての案に吹抜けがあります。吹抜けを通じて、1階では2階の、2階では1階の気配を感じることができるので、1階と2階の空間的な関係が吹抜けがない場合より、一体感のある空間になります。C敷地ではこの空間の一体感をより強くしたかったので、1.5階を持つ案を提案しました。

1.5階のキッチンで料理をしているお母さんは、1階のリビングで新聞を読んでいるお父さんの様子が見えます。そして、2階で勉強をしているお子さんの様子も見えます。すべての空間が他の空間と視線で繋がっているのです。

このように、視線で空間が繋がっているのは、住宅の観点から見ると、ただ空間をつなげることでは終わらなくて、家族をつなげることになるのではないかと思います。

1.5階の下の部分に7.5畳の広い収納室があるのも、この案の他の長所です。

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10月 6日  岡崎 啓祐  
敷地Bのまとめ

こんにちは。岡崎です。
今日は、前回の横山研究員のブログと同じく、敷地Bについてのまとめです。

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研究No.13の「ダイアグラム」にあるように、B敷地のコンセプトは、

・個室や寝室、キッチンや庭の中心に位置する広々としたリビング
・様々な使い方ができる個室群

です。上の絵は、リビングを中心とした日常生活を描いています。広々としたリビングは、それぞれの部屋からすぐにアクセスでき、また庭とテラスに面して気持ちのよい空間になっていることが分かると思います。

庭では季節を感じる草花が植えられ、それらは日射の調節にも役立ちます。
その前の広々としたウッドデッキでは、ガーデニングなどの趣味の空間として使える上、太陽の光の反射を抑え、室内に優しい光を入れます。

二階の個室は、今は子供部屋が二つとなっていますが、部屋をつなげて一つの空間とすることも出来ます。 一階も同様に変化可能です。ライフスタイルに合わせた間取り作りが出来ます。

B案は、4つの住宅の中では最も標準的なものとなっています。なので、内部も外部も出来るだけシンプルな構成にしました。

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10月 3日  横山 翔大  
敷地Aのまとめ

みなさんこんにちは。ベトナムから帰ってきたらあまりの日本の寒さにビックリ!して風邪気味の横山です……

今日はアップされた研究No.14のA敷地の最終案の更なる説明です。

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A案の一番の売りは東西に長い吹き抜けです。間取り図だけだと分かりにくいのですが、実際は階段の奥や子供室、ルーフバルコニーまでリビングから見渡すことができます。
リビングが家族の団欒の場になるのは勿論、家族が自分たちの部屋に戻っているときでも、例えば夕飯の準備をしているお母さんは息子さんがちゃんと宿題をやってるかどうか様子を伺ったり、ルーフバルコニーでお姉さんが植木に水やりをやっているのを確認することができます。
こんなふうに家族の絆が強まるのがA案の売りだと思います。

そうそう、天井にある屋根窓は結局A~D案全てに備わる有効な通風アイテムですが、吹き抜けの上にあることで明るい室内を実現するのにも有効となります

今回の研究ではアンケートでA案とB案、どちらがよかったかを伺っています。よろしければ是非アンケートにお答えください!

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9月29日  フランセス・ネルソン  
4軒のココラボモデルを通して

みなさん、お久しぶりです。フランセスです。私はもう9月の終わりにアメリカに帰国してしまいますが、帰ってからももし機会があればココラボブログを書いてみたいと思っています。

私が4軒のココラボモデルのことを考えたときにまず最初に思いつくのは統一性とフレキシビリティのことです。さて、4軒はある確かな特徴を共通に持つように設計されています。例えば、和室・外空間・収納などは各家の間取りを考えるときに絶対に必要なものとして決めてあります。また、間取りだけではなくて、環境的な最終到達点も共通に持たせています。例えば、南側の立面はかなり開いたものにしてあります。大きく開くことで太陽の熱を最大限に取り入れてつつ、風を取り込むこともできるからです。
反対に、東西北の三方向は開口部を最小限に抑えて、外気と熱交換してしまうのを防いでいます。こんなふうに設計と環境に注意深く当たることで、4軒の家のデザインの美的な点においても、共通点が自然とでてきました。
それは、道からの4軒の眺めを見れば、なんとなくわかってもらえるのではないでしょうか。

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内部空間は家ごとにかなり違いがあるのは確かですが、4軒の南側立面の開放感と屋根から長く突き出た庇は家の外観的な特徴を決めています。実際、この4軒のココラボモデルが同じような目的と、精神のもとに作られたようだ、ということは見る人にとっても疑いのないことに思えます。
もう一つの特筆すべき特徴として、フレキシビリティがあります。どの間取りを見ても、それがこの先の家族構成の変化を念頭に置き、対応できるような間取りになっていることが分かります。

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例えば、敷地Cの2階では子供部屋が2つあります。ですがこの場所の壁は構造壁ではないので、簡単に取り外し、1つの部屋にまとめることができるのです。SOHOを作ったり、祖父母と一緒に住むことなどが考えられると思います。
フレックスルームは設計の最初の時点で考えなければならないことです。SOHOにしたとしたら、仕事が大きくなったり変化したらもっと大きな空間が必要になるということは十分考えられます。更に、家主が仕事を辞めたら、その空間は貸し部屋になることだってあらかじめフレキシビリティを考慮しておけば、十分選択肢として考えられます。
結局、ココラボモデルの4軒はどんな家族の要望に対しても対応できるようになっています。それらの最終形はフレキシブルな間取りを取り入れた、郊外住宅の有効なサンプルになったと思います。 それぞれがどんな敷地に計画されているかをよく考え、開口の方向を正しく考えれば、光や風を最大限取り入れることができるのがポイントなんですね。

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9月 3日  森永研究員  
可変性の効能~心の成長~

間取りの可変性をリジーに続いてお話したいと思います。
リジーのいうように、可変性は、生涯の中で必ず変わるライフスタイルへの対応になくてはならないものです。
一方、一日という短いサイクルの中でも、ライフスタイルは変化します。
『朝起きて、ご飯を食べて、仕事をして、くつろいで、眠る』

限られた空間で『クウ・ネル・アソブ』を実践するには自由に利用できる空間が必須です。

私の母の実家は典型的な田の字プランの日本家屋で、建具を取り払うと26帖畳の大きな空間となり、そこが、時間に応じて、リビングにも、お茶室にも、母と叔母の遊び場にも、寝室にも使われていたそうです。

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また、可変性は心の成長にも影響を及ぼすようです。
空間と心理の相関関係を研究している昭和女子大学の友田博通教授は
空間の可変性がない空間を、元気がなくなる要素の一つとしてあげています

桂離宮を初めとし、日本建築の美しさを世界に広めた、ドイツの建築家ブルーノ・タウトが、その著書「ニッポン」の中で、以下の様に述べています。
“他国民の場合に比して、物分かり好く悧巧な点で遥かに優っているように見える日本の児童は、常に大いなる喜びの種子である。私は、ある一つの些細な場合を除いては、未だかつて子供が乱暴をはたらいたのを見たことがないし、またどこへ行っても、街頭交通、ことに自動車に対して日本の子供ほど賢く振舞うのを見たことがない
~中略~
母親に背負われた幼児が母のする動作を絶えず見守っているのをよく観察したことがあるが、これらの動作の意味が大して説明も要せずに自然に彼等の心に刻まれるのである。
~中略~
子供のこの物分かりの好さもまた、典型的な日本的な生活法、居住法に対する一つの前提である。たとえば紙の襖や障子は、子供のこういう特性がなかったらいったいどうなってしまうことだろうか?”

これは、日本家屋の住空間の特徴が、作法やコミュニケーションを規定し、そのことが子供の成長に少なからず関与していると考えられ得ると解釈することができます。

可変性とは、単に空間そのものに自由度がある以上に、人間の心の変化や可能性を受け止める性質を持つのかも知れません。

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