COCOLABO

あなたと考える新しい住まいの研究室 COCOLABO

みんなでわいわい、ココラボカフェ。ブログで語ろう「人に、環境に、やさしい家」。
9月27日  横山 翔大  
ベトナムワークショップ報告

みなさん、シンチャオー。
シンチャオはベトナム語でこんにちは、という意味です。昨日まで難波研究室はベトナムで10日間のワークショップをしていました。

ベトナムは雨期と乾期とに分かれていて、今はちょうど雨期まっただなか。僕らが滞在している間は毎日雨が降ってきました。ですが雨期でも気温は毎日25度を越えていました。
全く異なる気候の四季を持つ日本とはずいぶんライフスタイルが違うんですね。

ライフスタイルといえば、びっくりしたのは朝がとても早いこと!
5時には通りのバイクが増え、だいぶうるさくなってきます。そして昼、深夜になっても全然バイクの交通量は減りません。

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さて、では10日間僕らが何をしていたかを紹介しましょう。
まず最初の5日間はホーチミン市に滞在して、ホーチミン建築大学の学生さんたちと一緒に設計課題にとりくみました。設計の敷地はホーチミン市一番の市場、ベンタン市場の隣にある中庭のある町屋24棟の立て替えです。

ベトナムの家はとても開放的で、入り口にはあまり戸はなくて、お店になっていることが多いです。高温多湿な環境で、寒くなることがないから、常に風通しをよくしておく必要があるんですね。

設計は難波研の日本人2人と留学生1人、ホーチミン建築大学のベトナム人学生3~6人くらいがチームになり、国際色豊かなワークショップでした。全部で5チームあり、最終的にはいろいろな案が出まて、とても刺激的かつおもしろい設計課題でした。

それ以外にもフエというベトナムの古都やカンボジアにも足を伸ばし、いろいろなものをみてきたのですが、とても紹介しきることはできなそうです。

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一つだけ紹介します。写真は、メコン河沿いの住居です。河に住宅がせり出していて、ボートが生活の手段になり、まるで河が道路のようになっていました。これも涼しい風を通すための工夫なんだと思います。

今回のワークショップでは普段とは全く違う住居の形式をたくさんみれたことが、一番の収穫でした。本当に家の設計は奥が深いです・・・・・・

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9月24日  舟久保研究員  
木の ちから

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みなさん こんにちは。
ココラボ研究員の舟久保です。

最近は、暑さもだいぶ去り、ちょうどいい穏やかな気候になってきましたね。
今日も、本当にいい天気で、オフィスワークを放り投げて、外出したい気分です。

今回の研究テーマは、「安心・安全を考える」です。
この視点で、自然素材にこだわり・地球環境にもやさしい住宅を紹介しました。
その中で、今回、国産材の杉を使って、部屋内に表していく構法を提案していますが、
実は、研究ページで説明している利点に加えて、
もうひとつ、「木を表わしてつかう」ことに大きな利点があるんです。

いったい、それはどんなことなのでしょうか。。。??

みなさんは『フィトンチッド』というものをご存知でしょうか?
これは、木から生成される揮発性の物質になります。
このフィトンチッドには消臭・脱臭の作用があるほか、なんと、抗菌効果もあるんです!

森林に入ると、独特のさわやかな空気を感じますが、
実は、これは、フィトンチッドによるものであることが分かっています。

木を積極的に使い、屋内に向けて表していく。
そこに、フィトンチッドによる消臭・脱臭・抗菌効果が付加されていく。
まさに、安心・安全な家にぴったりの提案ではないでしょうか。

ぜひ、たくさんのご意見をいただけたらうれしいです!

9月22日  鴻野 吉宏  
木質研究室訪問

みなさん、こんにちは。ベトナムの食べ物からもう離れることができない鴻野です。

今回のブログではココラボ2008の構造や材料について、コンサルタントとして協力してもらっている、東京大学木質系研究室の訪問報告をしたいと思います。

木質研究室は東京大学農学部のある弥生キャンパスの中にあります。このキャンパスは、僕たちが普段いる本郷キャンパスとはうってかわって、畑があったり建物の屋上にビニールハウスがあったりと、どこかエコなにおいがするキャンパスです。僕たちはまず、このキャンパスの建物の一つにある研究室を訪れたのち、院生である青山さんに木質研究室が誇る木材の加工場兼実験室を案内してもらいました。青山さんは今回のココラボで各敷地の住宅の構造や部材の寸法の計算を担当してもらっています。

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資材置き場に近づくにつれ見えてきたのは、山積みにされた様々な種類の木材でした。合板や無垢の木材、ベニヤや杉、LVLなどがあり、これらの木材を使って木質研究室は材料の強度や、新しい木造建築の作り方などを日々実験しています。僕たちもその説明を聞きながら、今回のココラボ住宅で柱や梁、内壁などに使用するものと同じ木材を調べてみたり、どのくらいの重量になるのか持ってみたりしてみました。実際の材料に触れ、様々なことをその場で質問することができ、そうすることで空間や仕上げのイメージがより明確になり、修正箇所などもみえてきたとおもいます。

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その後は、加工室ともう一つの実験室を案内してもらいました。加工室ではそのとき木材のジョイントの実験のための加工がなされており、また、木を切断するもの、自動でかんなをかけるもの、木の反りをなおすものなどの機械が存在感たっぷりにたたずんでいました。また実験室では、新しい集成材の強度測定のための試験体を紹介してもらいました。

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このように様々な研究を行っている木質研究室に協力してもらっているココラボ2008です。僕たちの住宅における研究の方はwebで紹介しています。そちらの方ではより詳細に構造や材料ことをのせているのでぜひみてください!

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9月19日  李 鎔根  
韓国伝統建築

こんにちは。イです。先週、一週間、韓国に行ってきました。毎日、焼肉を食べたせいか、体重が増えて心配です。今回の韓国での休みの時、韓国の伝統建築を見に行く機会があって、それについて話したいと思います。

韓国の古宮や寺などの伝統建築物を見ると、建物の色んなところ、特に軒下などを彩色して、装飾したのが見つかります。それをダンチョン(丹靑)といいます。

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ダンチョンは色んな目的で使われていました。まず、伝統時代の建築は政治的、宗教的、身分的位階秩序によって建物の規模と飾りの程度が厳しく区別されましたので、ダンチョンも建物によって、模様、色、そして華麗さが違いました。

そして、他の重要な目的は木構造の短所を補強するためにダンチョンが使われました。韓国の伝統建築では主に松が使われました。でも、松は木質が強い反面、表面が荒くて、乾燥時ひび割れがよくできて、その隙間があるため、虫害、腐食の被害が生じました。そのため、ダンチョンを利用して、このような短所を改めようとしました。

現在は木材の短所を補強する様々な方法がありますが、当時にはそのような技術がありませんでしたので、鉱物である朱砂を使った顔料で彩色する事で、木構造の短所を補強したそうです。

過去であれ、現在であれ、建築家においては、デザイン的な部分と、建築物を利用する人の安全のための部分を同時に考えなければならないのは同じでしょうね。

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9月13日  長岡 晃平  
人に環境にやさしい家、の冷房

こんにちは、長岡です。
夏の暑さもおさまって秋らしくなってきました。人気少ない学校のエアコンは弱でも頑張り過ぎているので、ずっと風邪気味の今日この頃です。

そんな事もあって、今回は、エアコン以外に人に優しい、地球に優しい冷房はないか、調べてみました。
部屋を早く一気に冷やす分には使い勝手の良いエアコンですが、場所によって冷たい風があたって体が冷えきってしまうこともあり、人によってはなかなか受け付けません。
また、室外機から出る熱はヒートアイランド現象の要因にもなっていることから、環境負荷も決して低いとは言えませんしね。

結果見つけた方法の一つは地熱を利用した冷房です
地中の温度は夏冬通して変化が少なく、地下5mでは10~15度と安定しているため、地上との温度差を利用して冷房を行う方法です。
地中に通したパイプに空気を送り込んで冷やし、それを家の各部分にファンで送ることで、各部屋の通風と冷房を同時に行います。
廃熱は地層へと排気されるため、外気へ放熱される量はエアコン空調に比べて少なくなっているようです。

もう一つ見つけたのは、冷水による輻射冷房です。
熱を持った物質は赤外線を放射しており、熱は空気を介さず温度の高い物から低い物に移動します。
例えば、コップに冷たい水をいれてテーブルの上においておくと、その周りがひんやりしている。これは輻射により体から熱が出ているということなんです。
これを利用したのが輻射冷房と呼ばれるもので、壁や天井面にパイプを設け、水道水または地下水などの冷水を流します。
この冷房は、空気の対流がないので場所によるムラが無く、体感的にもやんわりと冷やしてくれます。また熱源が水なので、外気への廃熱もありません。

エアコンの冷風が好きではないので、個人的には輻射冷房には心引かれますが、皆さんはいかがでしょうか?

これらの冷却設備は残念ながらコストの面で採用していませんが、ココラボモデルでは、床下に蓄熱層を大きく採ることで、夜間にそれを十分冷やし、昼間の室温上昇をできるだけ抑えるという、自然の温度差を利用した試みによって、エアコンを極力使わない温度調整を行います。家計の問題も含めて、できるだけエアコン空調に頼らないですむ住宅にしていけるといいな、と思っています

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