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10月15日  長岡 晃平  
敷地Dのまとめ

こんにちは、長岡です。今回は残りD案についての手短なまとめをしたいと思います。

各案は環境を制御する共通の仕組として、南側大開口と庇、屋根窓、空気や熱の通り道となる吹抜を持ち、かつ量産住宅としての生産性を考慮して、箱形を採用しています。Dにおいてはそれに加えて、角地の外部への開放性をとらえて、内部空間の豊かさのためにいかに外部を取り込んでいけるかがテーマとなります。

今回採用した外形は、長方形を一点固定して回転させたハの字の形です。回転の角度は敷地形状に従って設定されます。ハの字は南東の方向に開いており、そこで広く前庭と周囲の外環境と接しています。前庭と建物の間にはテラスが巡らされ、前庭と内部の繋がりを強める一方で、建物は道路レベルから2m弱上方にあるため、外部からの視線は緩く遮られます。

建物は複雑な外形となる一方、内部の構成はシンプルになっています。中心に階段と風の抜ける屋根窓が据えられ、そこから南に向かって吹抜が設けられています。プランはこの吹抜を挟んで両側に展開しています。水回りや動線は北側に集中しており、結果南側一階はがらんどうの空間となります。通常隔てられている家族室とSOHOは、仕切りを払うと一つの広間となり、外部と親密な開放的空間になります。これはD案の一番の特徴です。

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ハの字の西側に水回りと主生活機能を集約する事で、東側は機能的に自由なプランとなり、生活に対するフレキシビリティが生まれています。
東側一階は現在、外部からのアクセス性を考慮して、SOHOやアトリエを想定していますが、和室+納戸という収納を重視したプランも可能です。また三世代居住のための老人室+介護用浴室なども考えられるでしょう。
水回りの集約は時間的なプラン変化も可能とします。東側二階の子供室は間壁を設けず、家具によって自由に仕切ることができるため、子供の成長や家族の増加に対応する事ができます。

一階は階段を中心に部屋が円環状に連続し、続き間的な一室性を持っています。各方向の窓から角地の周囲環境を取り入れることで、一階が他案にはない、所々に場所性を持った大らかな一室的空間になっていることも魅力の一つです。

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