COCOLABO

あなたと考える新しい住まいの研究室 COCOLABO

みんなでわいわい、ココラボカフェ。ブログで語ろう「人に、環境に、やさしい家」。
9月29日  フランセス・ネルソン  
4軒のココラボモデルを通して

みなさん、お久しぶりです。フランセスです。私はもう9月の終わりにアメリカに帰国してしまいますが、帰ってからももし機会があればココラボブログを書いてみたいと思っています。

私が4軒のココラボモデルのことを考えたときにまず最初に思いつくのは統一性とフレキシビリティのことです。さて、4軒はある確かな特徴を共通に持つように設計されています。例えば、和室・外空間・収納などは各家の間取りを考えるときに絶対に必要なものとして決めてあります。また、間取りだけではなくて、環境的な最終到達点も共通に持たせています。例えば、南側の立面はかなり開いたものにしてあります。大きく開くことで太陽の熱を最大限に取り入れてつつ、風を取り込むこともできるからです。
反対に、東西北の三方向は開口部を最小限に抑えて、外気と熱交換してしまうのを防いでいます。こんなふうに設計と環境に注意深く当たることで、4軒の家のデザインの美的な点においても、共通点が自然とでてきました。
それは、道からの4軒の眺めを見れば、なんとなくわかってもらえるのではないでしょうか。

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内部空間は家ごとにかなり違いがあるのは確かですが、4軒の南側立面の開放感と屋根から長く突き出た庇は家の外観的な特徴を決めています。実際、この4軒のココラボモデルが同じような目的と、精神のもとに作られたようだ、ということは見る人にとっても疑いのないことに思えます。
もう一つの特筆すべき特徴として、フレキシビリティがあります。どの間取りを見ても、それがこの先の家族構成の変化を念頭に置き、対応できるような間取りになっていることが分かります。

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例えば、敷地Cの2階では子供部屋が2つあります。ですがこの場所の壁は構造壁ではないので、簡単に取り外し、1つの部屋にまとめることができるのです。SOHOを作ったり、祖父母と一緒に住むことなどが考えられると思います。
フレックスルームは設計の最初の時点で考えなければならないことです。SOHOにしたとしたら、仕事が大きくなったり変化したらもっと大きな空間が必要になるということは十分考えられます。更に、家主が仕事を辞めたら、その空間は貸し部屋になることだってあらかじめフレキシビリティを考慮しておけば、十分選択肢として考えられます。
結局、ココラボモデルの4軒はどんな家族の要望に対しても対応できるようになっています。それらの最終形はフレキシブルな間取りを取り入れた、郊外住宅の有効なサンプルになったと思います。 それぞれがどんな敷地に計画されているかをよく考え、開口の方向を正しく考えれば、光や風を最大限取り入れることができるのがポイントなんですね。

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