COCOLABO

あなたと考える新しい住まいの研究室 COCOLABO

みんなでわいわい、ココラボカフェ。ブログで語ろう「人に、環境に、やさしい家」。
≪2008年08月04日≫
8月 4日  フランセス・ネルソン  
そよ風の効果/住宅の中の自然換気

皆さんこんにちはフランセスです。
今日は研究No.8とはまた違った視点で風について考えてみます。それは換気についてです。

まず、ほとんどの家は自然に換気できます。新鮮な外気が家に窓やドアから取り込まれると、汚い室内の空気は外に追い出されます。古い家は工法のせいで、比較的様々な箇所から外気を取り込んでしまいます。
現代の家は高気密高断熱で建てられています。断熱性能の高い窓は外の空気が入ってくるのを制限します。本質的にはよいことなのですが、家が十分に換気されていないとカビなどの問題が発生します。窓を開けばよいように思えますが、そうでもありません。健康で環境によい家を設計するというのはこの新鮮な空気を必要なところに適切に送るということなのです。

換気をする機械というのはたくさんありますが、自然に換気をする方法だってたくさんあるんです。一番重要な方法は設計とランドスケープです。

0804-1.jpg

設計:
部屋の中にこもってしまった熱を効果的に取り除くための方法としては、窓を家の反対側の、違う階の壁にあける窓とセットで配置することです。例えば、吹き抜け空間では、風は1階の窓から入ってきて、家の反対側から出て行きます。暖かい空気が上の方へ登り、それから窓を通って出て行くという、この現象を英語では“thermal chimney”と呼びます。thermalは「上昇気流」、とか「温度」、という意味で、chimneyは「煙突」のことです。一番これが効率よくなるのは家の中の温度が外よりも高いときです。他の方法もあります。それは“Stack effect”といって、stackはchimneyと同じで「煙突」を意味し、effectは「効果」という意味です。低い窓から風を中に入れて、中の空気を高い位置から追い出します。

ランドスケープ:
換気の効率をよくするためには木を家の南側や西側に計画的に配置する必要があります。落葉樹のほうがいいですね、というのは夏には日光をさえぎって家に影を作りますが冬になると葉を落として、光と同時に熱を家に届ける邪魔にならないからです。

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「私はロードアイランド州のデザイン学校を出て、今は東大で研究員をしています。」
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