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≪2007年08月≫
8月31日  寺崎雅彦 All   第3回「1.5階×家族の記憶」 
収納のチカラ

こんにちは。夏風邪の池田に代わってリリーフの寺崎です。

今回は第3回全体を見渡してみたいと思います。ABCに共通して作ろうとしたものは、モノのおかれる場所と人のいる場所の関係によって作り出される空間です。

A案「壁収納プラン」は、いろんな厚みの収納壁によって部屋を作り、各部屋が豊富な収納を持ちながらもそこに空いた穴を通じて緩やかにつながっているというものでした。ここでは今まであまり試さなかった、小部屋に近い形の空間構成を目指しました。
収納は長手の方向から開けられなければ使えません。ですから、薄く長く壁のようにして配置すると、収納量を効果的に確保できます。この考え方で壁(収納)量を増やし、それを部屋の仕切りとすることでこのプランは作られています。つまり収納の性質を最も効果的に利用したプランといえます。

B案「屋根裏収納プラン」は、上は壁の外周にそって収納が、下は壁の外周に沿って個室群が配置されています。このような配置をすることで、中央に大きな吹き抜けを最大限に確保しています。下は人のいる空間、上はモノの集まる空間と明確に分ける一方で、どちらも活動する(使われる)ときは中央に集まってくるイメージで作られています。コメントで多く質問をいただいた楕円の形についてですが、このような求心的なイメージを強められること、屋根裏の空間の幅を変えられること、の2点の理由で楕円を採用しました。人もモノも、少しずつ分けられてはいるけれど、1つの家に属しているという間隔の強い家かもしれませんね。

C案「穴蔵プラン」は、1.5階の床下にモノも人も入れてしまうことで、家に入ったときに何もない床が窓まで広がっているという環境を作れるのではないか、という発想から始まっています。各案について、「たくさん収納があればスッキリしていていい」というご意見をたくさんいただきました。この3案の中で、「収納することでとにかくスッキリと住む」ということを最も突き詰めたのがこの案だと言えます。この案ではモノと人が同じ空間に入っています。モノと人の空間を一致させ圧縮することで、部屋の奥まで一気に見通せる空間を作っています。通常の1階のマンションではこのような開けた視界を確保することはなかなかできません。モノと人の空間が一致しているという意味でA案に近く、個室と共有部分の空間のコントラストではB案に近い、といえるかもしれません。

みなさんはどのプランが楽しく、あるいは快適に住めそうですか?たくさんのご意見お待ちしています!

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8月27日  森田悠詩 All   第3回「1.5階×家族の記憶」 
大きなワンルームに穴ほりました

こんにちは、森田です。一昨々日北海道佐呂間の建築事務所での修行を終え、久々の都会生活にやっと慣れてきたところです。
本日は第3回C案「穴蔵プラン」の紹介です。

玄関を入るとそこには大きなワンルームが広がり、部屋の奥にはダイニング越しに眺望がひらけます。目線をそこから少し下にやると、床に大きな穴がいくつかあいていることに気づくでしょう。

では手前の「個室の穴」に入って見ましょう。穴の深さは1.4mなので子供ならほぼ頭まで隠れ、大人なら首から上が穴の外にでるくらいの深さです。もちろん自分の机に向かって腰掛ければ完全に隠れることもできます。そして、座ったあと周りを見渡せば床の下に隠れて見えていなかった自分だけの棚が見つかるでしょう。階段を下りて穴に入っていく様はまるで秘密基地に潜り込むようです。

このような、潜り込むという動作によって扉がなくても、自分のテリトリーに入ったという意識を持つことができます。こうしてワンルームでありながらも他の空間とは意識的な距離を持つことができるのです。

こういった考えも“床下収納”という発想から発展したモノでした。どうせなら個室も半分床下に埋め込んでみてはどうか、という具合に検討しました。
みなさん、穴蔵での生活を想像してみてください☆
ぼくはこのプラン結構たのしく住めるように思います。

8月23日  服部一晃 All   第3回「1.5階×家族の記憶」 
棚を飾ろう

みなさんこんにちは、服部です。暑いなかにも涼しい日がちらほら、ツクツクボウシが秋の近づきを感じさせる今日この頃です。

今日は棚の収納について考えてみたいと思います。
みなさんの家には、どのくらい棚がありますか?
そこにはどんなものが収納されていたり、飾られていたりしますか?
自分の家の棚がどのように使われているか、この機会に調べてみませんか?

例えば本がたくさん並んでいたら、僕は背表紙の色の配置が気になります。
古い文庫本が並ぶ棚は渋みがあって落ち着いたり、原色のいろんな本が乱雑に並んでいるとあまりキレイに見えなかったり、英語の本が並んでいるとなぜかシャレた気分になったりしますよね。
僕の一人暮らしの家には棚がありませんが、見せる棚の機能を果たしているのが、キッチンの窓の縁です。ここには調味料やコーヒーカップ、ラベルの気に入ったワインボトル、カフェでもらってきた絵はがきなどを飾っています。
玄関の靴箱の上も、重要ですね。来客があったとき最初に目にする場所なので、一番気を使います。僕の家では、キャンドルとアロマオイル、小さい鉢と気に入った建築の写真集を置いています。実家では、花と油絵と小物があるはずです(今はわかりませんが)。

屋根裏収納プランは、上階の四周を棚がめぐっています。
友人を呼んだら、まず階段の上に連れて行きたくなりますよね。
この360度の棚をどう飾るか、引っ越した次の日からの楽しみが増えます。
家族みんなで考えてもいいし、一人一辺担当にしても面白いかもしれません。

建築が提案できるのは、モノが何もない状態の箱でしかありません。
それを生かすも殺すも、住む人の飾り付けの感性が必要です。
ココラボも折り返し地点。今まで提案した8案を振り返って、どう飾るか考えてみるのも一興かもしれません。

8月20日  寺崎雅彦 All   第3回「1.5階×家族の記憶」 
屋根裏収納プラン

みなさんこんにちは。夏が折り返して早くもブルーな寺崎です。
今日は「屋根裏収納プラン」についておはなししようと思います。

今回はきっぱりと上下にモノと人の空間を分けてみました。下に居室を置き、上が収納空間になっています。上下に分けることで、上をモノに囲まれた屋根裏のような場所にできます。屋根裏はただの物置ではありません。ちょっと家族から隠れて本を読んだり、思い出の品を眺めたり、お気に入りの服を着てみたり…収納やモノと積極的に関わることのできる空間を目指しました。さらに中央の吹き抜けが楕円になっていることで場所の幅が変わり、狭いところはギャラリー、広いところは書斎になっているなど幅に応じて使い方も変わります。

下の空間は、「広場プラン」のようにリビングダイニングを囲むかたちで居室が配置されているので、家族どうしの距離がとても近くなります。ちょっと家族と距離をとりたいときに屋根裏に上がればいいわけです。同じく倉庫や押入れが持っている、物と一緒に隠れるという魅力が拡大された空間が屋根裏なのではないかと考えています。

みなさんの屋根裏に関するご意見や体験談をお待ちしています♪

8月18日  アン・トゥー All   第3回「1.5階×家族の記憶」 
皆さん お盆休みはどうでしたか??

0818blog.JPG

こんにちは、アン・トゥーです。

夏は暑いですね。皆さんのお盆休みはどうでしたか。この夏は私にとって、日本に来てもう2回目の夏なんです。時間って早いものですね。「ベトナムはもっと暑いでしょう。」とよく聞かれますが、そうではないんですよ。ベトナムは日本のように形が細長いので、地方によって気候がぜんぜん違います。たとえば、ハノイ(ベトナムの首都・北)は東京のように四季がありますが、冬は冷たい風が来て、夏は乾燥な風が来るので東京よりちょっときついかもしません。ところが、私の出身のホーチミン市(南)は二つの季節しかないんです。雨季と乾季です。暑いところですよ。

そして、今ごろちょうどベトナムはPHUONGと言う赤い花が満開の時期です。写真のように、とてもきれいで、ロマンチックな花です。この花は学生たちにとっては、思い出でいっぱいの花なんです。この花で蝶を作ってノートに挟んで飾ったり、好きな人にあげたりします。PHUONGと蝉の声は夏の風物詩です。ベトナムの詩人と音楽家がこの二つをテーマにして、いろいろな作品を作っているんですよ。

ところで、研究室のワークショップのため、9月にローマに行きます。日本人はヨーロッパの3ヶ月以内の旅行ならビザが要りませんが、ベトナム人の私は観光ビザの申請をしなければなりません。ビザの問題は本当に大変ですよ。私が何回もイタリア大使館へ行ったり電話したりしましたが、毎回必要な書類が発生します。今もまだ書類が集まってないので、またもう一回イタリア大使館へ行くんですよ。

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