8月3日 執筆者: ドナ
ドナがお届けする縁側は屋外?屋内?
こんにちは!いよいよ夏本番。
肌の色までチョコレート色のドナです。
今日は、『えんがわが屋外か屋内か』について頂いたコメントを紹介しながら考えていきたいと思います。
まず、屋外であった場合のご意見を紹介します。

絵を見ると、縁側に靴が散乱していますが、外に靴を置いていると雨が降ったりするとぬれませんか?盗まれたりしませんか? 〜20才男性

そういった心配が出てくることもあると思います。
雨に関しましては、庇の長さや角度によって、あるいは開け閉めできるガラス戸をはめれば調節は可能であると考えています。

盗まれたりするかもしれない・・・こちらは難しい問題ですね。
これは私の実体験ですが、中学校のとき友達のローファーが靴箱から消えていたことがありました。
でも、友達からの仲直りの手紙が靴の中に挟まっていたり、バレンタインのチョコレートが入っていたり(こちらは女友達からのものですが)そんなわくわくしてしまう思い出もあります。
公共的な場であること、それはすてきなことも不安なことも混ざり合った場なのでしょうか。

わたしたちは、ブログでも紹介しましたように、靴を脱ぐという行為が自分たちの生活の領域を設定する、重要な行為であると考えています。

靴がある、そこに人がいる、その場所を占有するという行為。
そういった住まう人々の生活があふれでてくるえんがわ。
理想論かもしれませんが、そういうえんがわだからこそ、互いに思いやりが育まれ、自然な監視の目が生まれたりしないでしょうか。
そういった風景を私たちは目指しています。

縁側を外って思っちゃうと、部屋に直接入るのがちょっと抵抗を感じます。玄関がないっていうのもまた・・・ 30代女性(一部抜粋)

縁側は外、といっても完璧な外ではないと捉えていただくといいのかもしれません。
というのも、この建物の上階にいけばいくほど、この縁側はプライベート性の高まる空間となるでしょうし、説明不足でしたが、開閉可能なガラス戸を建物の淵につけることも検討中です。
ガラス戸を開け放てばそこは外部のような、閉め切れば内部のような、そういった曖昧なそもそもの縁側のもつ特徴を生かしていっていいのかもしれません。
精神的な抵抗を減らせるような空間的操作はただいま模索中です!乞うご期待ください!

次は屋内に関する意見です。
屋内の縁側っていいですね。でも、縁側っていうより部屋っぽいですけど。絵を見ると楽しそうでよいと思いますが、これってマンションですよね?現実的に可能なのでしょうか?ある程度のプライバシーはほしいです。 30代男性(一部抜粋)

確かに、えんがわが屋内であると、より部屋の延長という感じがしますね。
普通であれば部屋の中にすべて納まりきっていたものが出てくる。
交流の場であると同時に、部屋を拡張したり縮小させたりする機能をこのえんがわはもっているんだと思います。
現実的に可能かどうか、私たちもそのあたりを今突き詰めています。
もう少しプライバシーを確保できる緩衝帯のようなものを用意することも検討中です。

えんがわの持つおおかさを生かしながらこれからも大いに奮闘していくメンバーたちをこれからも暖かく見守りください!
ご意見・ご感想をおまちしております!
8月2日 執筆者: アンドリュー
部屋の大きさと使い方。
こんにちは!みなさんから様々なご意見をいただいており、うれしい限りのアンドリューです。

色んなコメントが寄せられた中でも、今日は「部屋の使い方と大きさ」についていただいたコメントを紹介します。

「これってこの配置じゃないとできないんですか?部屋の大きさが色々あるだけなら普通の住宅でも同じことじゃないですかね?」 30代 男性

確かに単純に配置だけをとってみれば普通の住宅でもできるかもしれません。
しかし、この住宅では用途をきちんと定めていない部屋がいくつもあったり、それらの部屋の大きさが何通りもあったりえんがわに直接行ける部屋だったり、と様々な部屋を用意しています。
そしてこの住宅を使う人が生活に合わせて使い方を決めていくことで、家族や他の世帯との間合いを調整することができるのではないでしょうか。

さらに、そのようなえんがわがいくつもの住戸にも面していることで、世帯間に対して影響を与え合うでしょう。
戸建てではできない様々な間合いというものをこの住宅で測ることができると考えています。
集まって住む、ということでお互いの住まいによい関係を築いていけるかもしれません。


「色々な大きさの部屋があるのは楽しそうですが・・・」 30代 男性

コメントの続きがかなり気になりますね。
普通ですと部屋の大きさは中の使い方に大きな影響を与えます。
リビングはあらかじめこのくらいの大きさだろう、だから個室はこの大きさ、という風に決められているわけです。
しかし、この住宅では大きさは色々あるけれど、使い方を決めているわけではありません。
そこに住む人たちが、自分たちに最適な住み方を考え、色々な大きさの部屋を色々に使うことで心地の良い間合いができると思います。
そうやって自分たちの家をうまく使っていくことで、みんなのえんがわの使い方も変わってくるといいなと考えています。

例えば、結婚したての夫婦がこの住宅に入居したとします。
子どもがまだいない時期は部屋が余っているため趣味のシアタールームに使ったり、子どもができて成長してからはシアタールームとして使っていた部屋を子どもの個室に変更したりもできます。
そしてシアタールームはなくなったけど、その代わり、えんがわでみんなと映画を観る楽しみができたりするのではないでしょうか。
子どもが独立し次第に趣味の時間が持てるようになってからは、再びシアタールームにすることも考えられます。

このように、様々な部屋とえんがわによって、うまく生活が行われるような姿を目指して日々検討しています。
これからもコメントをお待ちしていますのでよろしくお願いします!
8月1日 執筆者: ナンシー
『開口』について。
こんにちは、昨日川でエビを捕まえて、おいしく食べたナンシーです。

今日は、みなさんから頂いた、『開口』についてのコメントを紹介します。
先日アップされた平面図の?と、立面図、断面図を参照しながら読んでいただくと、より分かりやすいかと思います。

「玄関ってないんですか?」30代 女性

玄関という部屋はありません。
玄関という入り口を一個作るのではなく、いろんな部屋に出入り口を作ることによって、『間合い』の調節が可能になるのだと私達は考えているからです。

例えば、夕飯時にえんがわにいた家族がキッチンのある部屋の出入り口からにおいに誘われて入ってきたり、仕事の話をしたい時に直接書斎に案内出来たり、小学生が子供部屋から直接出てえんがわにいる中学生に勉強を教えてもらったり、これまでの集合住宅には生まれにくかった個人と個人のつながりがうまれるきっかけを与えるために、出入り口を一個に限定することをやめました。


「いろんな窓があって面白いですね。
確かに、窓の大きさで部屋と外との関係って変わる気がします。
縁側の使い方が、ちゃんと想像できてないからかもしれませんが、縁側を外って思っちゃうと、部屋に直接入るのがちょっと抵抗を感じます。玄関がないって言うのがまた・・・そんな生活をしたことがないからかもしれませんが。」
30代女性


そうなんです。
窓の大きさや位置で部屋の外である、えんがわという場所との関係、えんがわを通る人との関係が変わるという面白さがあるんです。

えんがわが屋外か室内かについては、後日ドナが語ってくれるので省略しますが、部屋に直接入ることができることで、その部屋の使い方が見えてくるのではないでしょうか。
そうすることで、興味をもっていただいた『いろんな窓』の面白さが活きてくるのだと感じています。


「子供だけが通れる窓!!おもしろそう。そんな家で生活してみたかったです。」20代 女性

そう言っていただけるとうれしいです。
子供だったらワクワクしちゃいますよね。
子供じゃなくて、お父さんが童心に返って頑張って通っちゃうかもしれませんね。
もし、これが子供部屋に入る窓ではなく、茶室のにじり口として使うならば、その窓をくぐる瞬間はまた違った気持ちになることでしょう。
開口の大きさや位置によってこれまでの窓にはなかった行為や関係がどんどん生まれる気がします。


開口についてもっともっとお話したいのですが、この辺で。
これからも開口についての、ご意見・ご感想お待ちしてます!
7月31日 執筆者: ディラン
やっとプラン公開です!!
今日は第2回のブログの結果として、皆さんのご意見を参考にひとつの住戸プランをつくりました。

明日から何日かこのプランをもとに皆さんの疑問・意見・感想をとりあげていきますので書き込んでくださった方も、書きこんではいないけど気になっていた!という方もどうぞ読んでみて下さい。



以下に平面図と立面図と断面図も載せてありますのであわせて見てみてください。



平面図



立面図



断面図

いままでは、なかなか生活を思い描けなかった方もプランを見ながら様々な生活を思い描いてみてくださいね☆

皆さんの疑問・意見・感想はこちらとしても、ものすごく参考になるし、ありがたいので引き続き募集しています(^―^)/

ちなみに今回は夫婦2人+生後1年ぐらいの幼児1人+小学生の息子1人のご家族を想定していますが、夫婦2人だけど住みこなせるなぁとか年頃の娘がいるからちょうどいいなぁなどいろいろなご意見も募集していますので、皆さん奮ってご意見ください。
7月30日 執筆者: ディビッド
北山研究室活動紹介
横浜都市部研究

昨日お話しした横浜都市計画のイメージ画像です。それぞれの作品を詳しく紹介することはとても長くなってしまうのでできませんが、こうして画像を並べてみると8つの地域それぞれに個性的な都市風景の提案ができていると思います。
北山研究室では、これからも建築単体の設計に限らず、都市全体の提案も積極的に取り組んでいく予定です。機会があればどんどんご紹介していこうと考えていますのでご期待ください!!

1.みなとみらい21


2.横浜港周辺海域


3.関内地区


4.横浜駅西口界隈


5.桜木町駅周辺


6.東神奈川・新子安地区の木造住宅地区


7.港北ニュータウン


8.港北ニュータウンと既存集落が混在する市街化調整区域
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